「真実の口」988 環境回復農法~技術指導~続編②

前回の続き・・・。

K:「頂いたセラミックで、カビを除去することが出来ますか?」

私:「抗酸化のセラミックでカビが生えにくい環境を作ることは出来ますが・・・。」

K:「実は、私のハウスだけは、カビが生えていないんですよ。3ヶ月間、仕入れている間にカビが蔓延してもおかしくない状況のはずなんですが・・・??」

私:「ああ、そういうことですか(笑)。」

K:「加湿器の中にセラミックを入れたのは覚えていますか?」

声:「だから、全部覚えているっちゅうねん!」

私:「はい。覚えていますよ。」

K:「その影響でカビが発生しないんでしょうか?」

私:「はい。その通りです。セラミックを入れた水を加湿することによって、ハウス内が抗酸化の空間になっているということです。」

K:「はい?どういうことですか?」

私:「本来、水は酸化物なので、加湿することにより酸化を助けてしまいます。」

K:「はい・・・。」

私:「ただし、抗酸化のセラミックを入れた水は、抗酸化、つまり酸化を抑制する水になっているということです。」

K:「はい・・・。」

私:「だから、抗酸化の水を加湿するということは、カビが発生しにくい空間を作り上げているということです。」

K:「ああ、そういうことですかぁ・・・。」

私:「それにショック与える時のタンクにはえみなも入れているんでしょう?」

K:「はいはい。入れています。入れています。」

私:「それなら、カビも寄りつかないですよ。」

K:「いやでも、菌床室の段階では、まだ、えみなには浸けないんですよ。」

私:「・・・?」

K:「そう言えば、地面に撒けって言われて撒いている分がありますねぇ・・・。」

私:「ああ。ナメクジ対策にですねぇ?」

K:「良く覚えてますねぇ・・・?」

私:「いやいや・・・。だから、その相乗効果でカビは生えなくなっているんですよ。」

K:「ああ・・・。そう言うことだったんですね?」

私:「はい・・・。」

K:「あのセラミックの効果はどの位持続するんですか?」

私:「形ある限り、ずっと、持続しますよ。」

K:「え~。じゃあ、ずっと入れっぱなしで良いんですか?」

私:「大丈夫ですが・・・。もし、シイタケにカビでも発生したなら、えみなで洗って天日干ししたら良いんじゃないですか(笑)」

K:「え~っ・・・。」

私:「まあ、たまにメンテナンスを兼ねて、えみなで洗って天日干しした方が良いと思いますよ。」

K:「それと、あれから本当にトビムシも発生しないんですよ。」

私:「それは、良かったですねぇ(笑)。」

K:「これも、抗酸化の効果なんですよね?」

私:「はい。そうです。」

K:「いやあ、ホント驚きです。これって、菌床を作っている会社に話しても良いですか?」

私:「ああ。別に構いませんよ。ただ、理解できるかどうかは別の話ですが・・・(笑)。」

K:「そうですよねぇ・・・。」

・・・と言うわけで、地道に環境回復農法を続けていらっしゃった方から、こういう報告が届いた。