「真実の口」995 平成27年9月関東東北豪雨から1年・・・中編

前回の続き・・・。

私が常総市を訪れたのは、鬼怒川が決壊して、19日後の9月29日だった。

常磐自動車道・谷和原ICを降り、国道294号線を経て、三坂町方面へと車を走らせる。

ナビでは残り20分程度で目的地に着くように表示されていた。

高速を降りて、車を走らせるが、国道354号線を越えた辺りから、状況が少しずつ変わってくる・・・。

更に、堤防が決壊した場所とされる三坂町・新石下に近づくにつれて、様相が一変した・・・。

因みに、被害があったエリアは、以下のよう地域だ。

鬼怒川決壊エリア

国土地理院から出されている物もある。

国土地理院

かなり広範囲に渡っているのが判る。

実際の地図と併せて見欲しい・・・。

道路の脇には、家財の山が・・・。

家財の山

不法投棄が絶えないのか、このような看板が・・・。

不法投棄禁止の看板

決壊したエリアに近づくと、当然だが、進入禁止になっていた。

全面進入禁止

車を停め、徒歩で被害エリアに入ってみる。

収穫前の稲穂が・・・。

三坂町①

目の前に広がる惨状・・・。

三坂町②

未だに引いていない水・・・。

三坂町③ 三坂町④

鬼怒川決壊により、寸断された道路・・・。

三坂町⑤

遠くには、新たに盛り土されて作られている新しい堤防が・・・。

三坂町⑥

この堤防にドラマがあるのをご存知だろうか・・・?

決壊翌日、国土交通省の命を受け、大手ゼンコン2社によって、1週間で荒締切を完了させ、翌1週間で二重締切を構築したのである。

図で言うとこんな感じ・・・?

堤防工事

実際のスケールで言うと、高さ5.5mになる・・・。

堤防工事

今回の鬼怒川決壊にあたり、国土交通省がまとめた資料があるので、興味があれば一読して欲しい・・・。

http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000636288.pdf

歩を進めると、奇跡の家として話題になった、〇ー〇ル〇ウ〇の白い家・・・。

奇跡の家?

しかし、近くに行ってみると、基礎部が剥き出しになっていた・・・。

奇跡の家?基礎部

「〇ー〇ル〇ウ〇」は住宅メーカー:〇化〇ホ〇ム〇のブランド名なのだが・・・。

それから2ヶ月後の11月、同グループの〇化〇建〇が、横浜にあるマンションの杭打ちデータを偽装し、傾いていることが発覚・・・!

まあ、〇ー〇ル〇ウ〇の杭打ちには〇化〇建〇は関与しないので、関係ないといや関係ない???

いやいや、グループ企業には脈々と同じ血が・・・。

マンション杭打ちデータ偽装事件を調べようと思ったら・・・。

“〇ー〇ル〇ウ〇 手抜き工事”という検索ワードがピックアップされた・・・。

序でに、検索してみると・・・_((ヾ(・ω・*)カタカタ

出るわ出るわ、約21,900件・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

家造りには十分注意しよう・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

判断はご自身で・・・!

まあ、過去に〇〇〇の役員さんが自社ブランドではなく、抗酸化工法で建てたという事実は消せないのだが・・・(´゚ω゚):;*.’:;ブッ

そして、「どなたでもご自由にお使い下さい」という仮説トイレや・・・。

仮設トイレ

あるいは、車にはこんな張り紙が・・・?

車への張り紙

その後、私は被害エリアを後にして、事前に調べていた物資支援の受け入れ場所へと移動した・・・。

物資支援について・・・。

しかし、休み・・・?

休館?

確かに、9月27日までっで書いてたけど・・・。

取りあえず、電話してみるが、留守番電話になっていたので、「臭いやカビ、そして感染性の病気でお困りの方がいらっしゃったら、商品を送ります。」という伝言を残し、常総市を後に・・・-_-#。

次回へ・・・。