「真実の口」1,159 続・奇跡の梨~中編~

前回の続き・・・。

梨が届いた日の夕方、毎床さんから電話が掛ってきた・・・。

毎:「メールで写真を送ったんですが、届いていますか?」

私:「ああ。そうなんですか?確認してみます。」

スマート・フォンでメールを確認してみる。

メールは届いていたのだが、上手く添付できなかったようで、写真を見ることが出来ない・・・?

電話をかけなおす・・・。

私:「写真、見られないんですが・・・?」

毎:「ああ。そうですか?もう一度、送りなおしてみます。」

しばらく待つが、なかなか届かないので、仕事を終え、家路につく。

基本、アルコールが入っている夜には、電話に出ないので、そのまま放っておいた。

就寝前に確認すると、8時半過ぎにメールが入っていた。

秋月① 秋月②

品種“秋月”だそうだ・・・。

翌朝、電話を入れる。

私:「お早うございます。写真、見られましたよ。」

毎:「ああ。そうですか。良かった。良かった。」

私:「お願いがあるんですけど・・・。今週末、新潟で抗酸化工法研究会の総会があって、会長と私で参加するんですけど、送っていただくことは可能ですか?」

毎:「ああ。大丈夫ですよ。」

私:「ただ、ホテルなんで、食中毒とかの問題があるから、外部から持ち込み可能かどうか確認しなければいけないんで、まだ、分からないんですけど・・・。」

毎:「ああ。そうですか。」

私:「ちょっと、確認してみますね」

毎:「分かりました。」

新潟の佐藤センセイに電話を掛ける・・・。

私:「お疲れ様です。」

佐:「お世話様です。」

私:「今週末の総会に熊本の梨を送りたいんですけど、ホテルで受け取って、総会の時か食事の時に、皆に食べてもらうことは可能かどうか、ホテルに確認してもらえます?」

佐:「抗酸化の梨ですか?」

私:「はい。今年からなんですけど、最高に美味いですよ。」

声:「ん?ニュースもブログ読んでないなぁ・・・?」

佐:「分かりました。確認してみます。」

夕方、毎床さんから連絡が入る。

毎:「ホテルの件、どうなりました?」

私:「すいません、今、ホテルに確認取ってもらっていますんで、分かったら連絡します。」

毎:「新潟だと、時間が掛ると思うんで・・・。」

私:「すいません。また、連絡します。」

翌日、佐藤センセイから連絡が入る。

佐:「お疲れ様です。ホテルの件、多分、大丈夫だと思いますよ。フロントで受け取ってもらって、自分たちで切れば良いと思うんで・・・。」

声:「ん?確認できなかったのかい?」

私:「ああ・・・。そうなんですか?」

佐:「はい・・・。」

私:「じゃあ、送ってもらうんで、ホテルの住所と名前を、携帯に送ってもらえますか?」

佐:「今、事務所じゃないんで、後程、Faxで良いですか?」

私:「ああ。私も事務所じゃないんですよね。発送を早くしてもらった方が良いんで、携帯にSMSで送っていただけると助かるんですが・・・。」

佐:「じゃあ、滝〇さんに送ってもらいます。」

私:「助かります。」

しばらくして、〇沢さんからSMSが届いた。

早速、毎床さんに連絡する。

==三三三。+・[\/]。+・メール送信中・・・

翌日、毎床さんから連絡が入る。

毎:「お早うございます。梨、送りましたよ。」

私:「ありがとうございます。届きそうですか?」

毎:「午前中には届くと思います。」

私:「助かります。しっかり、宣伝してきますんで・・・(笑)。」

毎:「はい。出荷調整していた9月18日収穫の梨なんですけど・・・。」

私:「2週間以上前のですか?」

毎:「はい。全然、傷んでませんので・・・(笑)。」

私:「じゃあ、期待しています。」

毎:「はい。」

力強い返事を受けて、私は、安心して新潟へ行くことが出来そうだった・・・。

まさか、あんな総会が待っているとは知らないで・・・。

次回へ・・・。