「真実の口」1,225 血液型と病気・・・⑳

前回の続き・・・。

沖縄の酒にまつわる風習を紹介したが、今回は酒の後の話を一つ・・・。

お酒を飲んだ後に、小腹が空いて、ラーメンという文字を見て、無性に食べたいなと思ったことがある方は少なくないと思う・・・。

ネットで調べてみたら、これには化学的な理由があるらしい・・・□_((ヾ(・ω・*)カタカタ

それも3つも・・・…ф(..)

★血糖値を上げるため

アルコールを摂取

肝臓でアルコールを分解

分解の過程に必要な糖分を血液中から消費

身体が糖分を欲求

糖分豊富な炭水化物(ラーメン)から悪魔の誘いが来るのである・・・( ・∀・)_▽~~

★塩分を補充するため

アルコールを摂取

利尿作用で体内から塩分(ナトリウム)が過剰に排出

脱水症状

体が塩分を欲求

塩分豊富なラーメンから悪魔の誘いが来るのである・・・(´・π・`)ズルズル

★イノシン酸マジック

アルコールを摂取

アルコールを分解したい

ラーメンを食べた後に、酔いがさめた記憶が・・・。

脳内麻薬により、ラーメンから悪魔の誘いが来るのである・・・タベタイ・・。>(* ̄¬ ̄)σ\ラーメン/

イノシン酸とは旨味成分のことなのだが・・・。

ラーメンの出汁に使われる煮干し・鰹節やトッピングのチャーシューの豚肉などに多く含まれている。

そして、イノシン酸は体内で分泌されるアルコール分解酵素を助ける効果があるため、脳内麻薬によりラーメンを欲してしまうらしい・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

因みに、『ホットペッパーグルメ』では、 2016 年年末、食べたい「〆グルメ」を男女2072名に調査している。

ホットペッパーグルメ〆グルメ

ここでは、ラーメンを抑えて、お茶漬けが一位になっているようだが・・・。

お茶漬けにしても、全て、上の 3 つ条件が当てはまり、欲求するようだ・・・ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ

私は、大学時代を福岡で過ごしたのだが、屋台文化が定着していることもあり、飲んだ後に、ラーメンやらうどんやらを、食べて帰っていた記憶がある・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

3 位のパフェは、会田氏も私も、酒席の帰り(勿論、会田氏は飲んでいない・・・。)には、必ずと言ってい良いほど、アイスを買うので分からないでもない・・・。

パフェを除くランキングの 1 位から 9 位までは、上記の3条件が当てはまるので納得いくのだが・・・。

10 位・・・ステーキ* 86 票

これを見て、「えっ?」と思われた人が多いのではないだろうか?

私は、皆とは違う感覚で、「えっ!?」っとなったのだが・・・。

実は、沖縄では、酒席の後の〆にステーキを食べる文化があるのである・・・(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

沖縄は、戦後のアメリカ統治下でステーキ店が多く誕生した。

勿論、牛肉をこよなく愛する米国人の腹を満たすため・・・。

ボリューム満点でさっぱりとした赤身肉を出す店が繁盛したらしい・・・。

現在でも、那覇市内にある国際通りを歩けば、右に左にステーキ店が立ち並び、激戦区となっている。

そして、深夜までやっている店が多く、沖縄県民も飲んだあとの〆にステーキを食べるようになっていったようだ・・・。

和牛よりもオーストラリアやニュージーランドなどの外国牛が好まれるようで、値段も手頃で〆にはちょうど良いらしい・・・。

戦後間もない1953 年にオープンした老舗で、いまも絶大な人気を誇る「Jack’s Steak House(ジャッキー・ステーキ・ハウス)」

Jack's Steak House

1955年、アメリカの有名キャバレー「 88 」の名をとって開業し、県下 6 店舗を展開する「ステーキ・ハウス 88 」

ステーキ・ハウス 88

看板メニューワンパウンド(450g)ステーキを筆頭にボリューム満点で県下 9 店舗を展開する「JUMBO STEAK HAN’S(ジャンボ・ステーキ・ハンズ)」

JUMBO STEAK HAN’S

2015 年 2 月にオープン後、コスパが受け入れられ、“期待のニューカマー”と名高い県下 4 店舗を展開する「やっぱりステーキ」

やっぱりステーキ

沖縄で、酒席の〆にステーキを食べると聞いた時、「え~っ!!!」とドン引きしたのを覚えているのだが・・・。

まさか、『ホットペッパーグルメ』で 10 位に選出されるほどとは・・・工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工

どうやら、沖縄に観光に行った際、〆ステーキを経験した人が、味を占めたのだろうか・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

何しろ、“モアイ”で集まり、“オトーリ”で飲んで、〆がステーキ・・・。

長寿県転落はうなずける話ではないか・・・(ι`ω´*)ナットク

そして、すっかり忘れてしまったかもしれないが、長寿県転落の原因の仮説、最後となるモータリゼ-ション・・・。

ご存知のように、沖縄には、モノレールはあるものの、JRや私鉄という鉄道がない・・・。

そのため、移動手段は、徒歩か車・・・。

当然、暑い陽射しのなか、歩くという行為は避けられ、車社会への移行は加速度的に移行していった。

現在では、およそ人口 2 人に 1 台の割合で車を保有していると言われ、成人のほとんどが車を持っているといっても過言ではない状況だ。

熱い中、歩くこともしない、当然、運動も出来ない・・・。

そうなれば、運動不足になるのは必至である。

そして、この鉄道が無いという環境は、終電を気にして酒を飲むという内地の感覚とはかけ離れているのである・・・。

そう、沖縄県民は、時間を気にせず、酒を飲み始めたら、時間を気にせずとことん飲むのである・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

悪しき習慣が、堂々巡りで、積み重なっているのが、今の沖縄と言える・・・(∧∀∧;)アー・・・

次回へ・・・。