「真実の口」1,236 訪韓記~’18年3月~①

2月上旬、弊社の抗酸化溶液活用製品の繊維関係の製造に携わって頂いている Y 社長から電話があった。

Y社長(以下:Y):「お世話になります。Yです。」

私:「お世話になります。」

Y:「佐々田社長は、最近、韓国には行かれていないんですか?」

私:「ああ。ここ 5 年近く行ってないですね~。」

Y:「実は、繊維関係の展示会が大邱(テグ)で開催されるんですが、そこから出展招待が来ているんです。全部、向こうもちで無料なんで行く予定にしているんですが、もし、佐々田社長も韓国に行かれる予定があるんでしたら、向こうの繊維関係の人間を紹介したいんですが・・・。」

私:「そうですかぁ?ちょっと、韓国の代理店に、久々、人を集めてセミナーでもしないかと打診してみます。」

当 Blog を永らく読んでいただいている方なら分かると思うのだが、当初、韓国に抗酸化を広げていたのは、BTNG の金栄春(キム・ヨンチュン)氏である。

しかし、栄春は、抗酸化の芽が出かけ、これから大きく花開くという時期に、不慮の事故で他界してしまった。

それも、我々が、韓国に行き、釜山(プサン)から首爾(ソウル)へと道のり数ケ所で、セミナーや現地指導を行い、首爾へ着いた翌日である。

サロンで転倒しているのが発見されたのは・・・。

栄春とは、同い年ということもあり、言葉は通じなかったが、親友の如く付き合いをしていた。

そして、彼の遺志を継いで、弟である明春が現在、BTNG の社長になっているのだが、我が弟のように接している。

明春にメールを送る。

==三三三。+・[\/]。+・メール送信中・・・

『If you can gather people as before, I go to Seoul or other places and want to convey the Japanese present conditions.(以前のように人を集められるなら、首爾かどこかで日本の現状を伝えたい。)』

明春とのやりとりは、全て、英語である。

・・・と言っても、明春自体は、英語は話せない(笑)。

『Good evening brother, and thank you for your e-mail.~I’m excited to see you long time.(こんばんは兄さん、メールありがとう。久しぶりに会えることに興奮しています。)』

このような経緯で、実に、5 年 3 ケ月ぶりの訪韓が決まった。

この間、日韓関係の深刻化で、行けなかったが現実なのだ・・・。

その後も、明春と準備を進め、安東(アンドン)と首爾でセミナーを開く段取りになった。

大方の人数を確認し、出発前日、セミナーに備えて、準備することに・・・。

私が、何か作業をしていると、必ずと言って良いほど、工作好きの末娘が手伝ってくれるので、大概、このような準備の時には、家に持ち帰っての作業を企てる・・・ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ

真・抗酸化溶液~深遠~の共振紙・・・。

共振紙①

白黒の画用紙を張り合わせ、パンチでくり抜く、地味~な作業・・・。

案の定、末娘がやってきて・・・。

娘:「お父さん、何してるん?」

私:「明日からの出張でセミナーに来る人に渡すものを作っているんだよ。」

娘:「私もやる~!」

私:「良いよ~( ̄ー ̄)ニヤリ」

娘:「どうしたら良いの?」

私:「これくり抜けるか?」

・・・と共振紙とパンチを渡す。

一穴パンチ

一生懸命、力を込めるが、7 歳の娘には無理のようだった。

私:「ちょっと、無理か~?」

娘:「うん・・・。」

私:「じゃあ、まず。このテープを 4 枚一組で5セットずつ組み合わせてくれる?」

娘:「うん。分かった。」

黙々とくり抜く私・・・。

せっせと組み合わせていく娘・・・。

娘:「出来たよ~。」

私:「じゃあ、今度は、その組みあせたものと白と黒を 10 枚ずつ小袋に入れていってくれる。」

黙々とくり抜く私・・・。

せっせと小袋に入れていく娘・・・。

くり抜き終わった私も、せっせと小袋に入れていく。

地味~な作業だが、結構、手間と時間が掛るのだ。

セミナー等で安易に「欲しい。欲しい。」と皆さんは言われるが、私等のこの地味~な努力を少しは組んで欲しい・・・m(_ _)m

小一時間かけて、取り敢えず、 30 セット完成・・・。

仁川国際空港

同様に、真・抗酸化溶液~深遠~のマスク・・・。

抗酸化マスク

これも、 30 セットを準備する・・・。

3 月 7 日(水)、関西国際空港から、首爾仁川(ソウル・インチョン)空港へ・・・。

フライト時間は2時間の予定だったのだが、思ったより早く着いて、到着予定時間の11時には、入国審査、税関検査も終え、到着ゲートを通過していた。

栄春は遅刻の常習犯だったから、明春も迎えに来てないだろうなあと思いつつ、歩を進めると・・・。

手を振る明春の姿が・・・?

隣には女性が・・・??

事前のメールで今回の通訳も、田中さんのはずなのだが・・・???

田名さんについては、過去の Blog を読んで欲しい。

明春(以下:明):「Mr. Park is late. He is arriving at the airport so he will soon come.(朴さんが遅れている。空港には着いているので、もう少ししたら来ると思います。)」

たどたどしい英語で説明する明春・・・(笑)

私:「OK.  No problem.  Who is she?(ああ。問題ないよ。こちらはどなたですか?)」

明:「She is Chuncheon salon’s new owner.(彼女は春川のサロンの新しいオーナーです。)」

私:「I see.안녕하세요(アニョハセヨ:こんにちは)。」

しばらくして、田中さん(朴さん)が合流した。

次回へ・・・・。