「真実の口」1,265 大阪北部地震⑤

前回の続き・・・。

家の片付けが、とりあえずは終わったので、事務所は無理でも、別宅は一人で片付けられると思い、再度、寝屋川へ・・・。

地震の影響なのか、大阪市内向きは動いていない様子・・・?

大阪北部地震・国道170号線
(画像処理済み)

別宅の片付けは、30 分ほどで終わり、倉庫を見に行くのを忘れていたことに気づく。

資材を置くために借りているレンタルトランクルームである。

事務所から、徒歩 10 分位のところに借りているのだ。

トランクルームの外観を見ると、特段、変わっていなかった。

トランクルーム
(画像処理済み)

鍵を開け、階段を上ると、照明が外れていた・・・。

大阪北部地震・外れた照明

借りている部屋を開けてみると・・・( ̄□ ̄;)エッ!!

大阪北部地震・トランクルーム内
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何も変化が無かった・・・?

棚の向いている方向は、事務所の本棚と同じはずなのに・・・??

棚のものが落ちるどころか、KAN-GEN-KUN 用の段ボールさえも荷崩れしていなかった・・・???

何もないのは良いことなのだが、何か、拍子抜けしてしまった。

事務所を再度確認に行く。

今度は、エレベーターが動いていて、胸を撫でおろす。

ドアを開け、奥を覗き込むが、溜息出るばかりで、何も手を付けずに引き上げる・・・(ノД`)ハァ

現実逃避・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

帰りに、念のために、業務スーパーに寄って、簡易の食料を調達する。

大阪北部地震・非常食
(画像処理済み)

レンジで温めるだけのご飯・ 20 食分
レトルトカレー・ 10 食分
レトルトハヤシライス・ 10 食分

家が潰れた時のことを考え、車に保管する。

家に帰ると、だらけた家族が、地震のニュースを眺めていた・・・。

私もその輪に加わる・・・。

滅多に全員集まらないからと、珍しがって家内が写真を撮る・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

大阪北部地震・束の間の休息
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その時、余震が・・・。

震源地:大阪府北部
時間: 16:31:47.6
深さ: 11km
マグニチュード:  3.5
最大深度: 3

私:「まだまだ、続くなぁ・・・。」

家:「うん・・。」

その直後、学校からメールが・・・。

ツイタもん④

私:「〇〇、明日も学校休みだって・・・。」

末:「やった~!。」

私:「はあ~っ・・・。」

結局、この日は、ガスも使えないので、食事の準備も出来ず、風呂にも入りたいということで寝屋川に行くことに・・・。

食事を取っている間に、事務所で交替々々に風呂に入ることにしていた。

時間は 6 時半くらいだったのだが、事務所周りの飲食店は軒並み店を開けていなかった。

私:「あれ?みんな閉まってるなぁ??」

家:「ウン。ガスや水道は使えても、食器やビンが割れていたら、開けられないんじゃない?」

私:「ああ。そうか~。そういうことまで考えてなかったわ。」

家:「うん。大丈夫かなぁ?」

私:「昼間来た時に、前に行ったことある焼鳥屋は、開店準備をしていたから、大丈夫だと思うけどなぁ?とりあえず、俺はガスが付くかどうか確認するから、そこに行っといて。」

家族を車から降ろし、エレベーターで事務所へと急ぐ。

ドアを開け、DK に入り、コンロのスイッチを捻る・・・。

カチッ・・・。

ボッ・・・。

声:「よし。大丈夫!」

ここで、私は、迂闊にも、自宅での出来事をすっかり忘れていた。

家内から電話・・・。

家:「店、開いていたから、□□と△△を残して、先に、私と〇〇で風呂に入るわ。」

私:「了解!」

事務所を後にして、 1F に降りたところで、二人に遭遇・・・。

私:「ガスは付いたから・・・。給湯システムもオンにしているから、そのまま入れるようにしてきた。」

家:「うん。ありがとう。」

私も娘等がまつ店に急ぐ。

私:「何か頼んだん?」

長 & 次:「まだ~。」

スタッフに声を掛ける。

私:「オーダー大丈夫?」

ス:「はい。大丈夫です。」

私:「店、瓶とか丈夫だったん?」

ス:「いや。僕も今来たばかり何で、よく分からないんです。」

私:「そうなん?じゃあ、とりあえず、・・・・・・・・・・・・・・・をお願いします。」

娘等の意見を聞きつつ、数品をオーダーする。

ドリンクと突き出しが出てきたので、飲食しつつ、注文したものを待っていると・・・。

家内と末娘が入ってきた。

私:「あれ?どうした?」

家:「うん。こっちも安全装置が作動していたみたいで・・・。」

私:「ああ。そうなん?ゴメンゴメン・・・。自宅と一緒でガス管に残ってたんか~?」

家:「たまたま、住人が通ったから、安全装置を外せば使えますよって聞いたんだけど、鍵があるのかな?扉が開かなくって?」

私:「ん?メーターボックス?鍵は無いよ。じゃあ、俺が行ってくるわ。」

家:「私も〇〇も家に帰って、お湯でタオル濡らして身体を拭くから、二人を行かせてやって・・・。」

私:「でも、まだ、料理何も出て来てないぞ~。」

家:「そうなん?」

私:「うん。まあ、良いわ。取り敢えず、解除してくるわ。」

再度、事務所へ引き返し、念のため、先ほど点けいていた給湯システムをオフにして、キッチンのコンロも元栓を占める。

メーターボックスを開けて、自宅の時と同じ要領で解除・・・。

3 分ほど、時間を潰して、シャワーを出してみる。

ジャー・・・。

少しするとお湯に変わってきた・・・(^▽^)=3 ホッ

店に戻ると、まだ、オーダーしたものが来ていなかった。

しばらくして、何故か、家内と末娘の頼んだものが先に出てきた・・・。

私:「あれ?もしかして、焼き鳥とか串に刺たり、仕込みがいる奴は時間が掛っているのかなあ?」

家:「ああ。そうかもよ。」

私:「う~ん。そうかあ・・・。」

スタッフを呼ぶ。

私:「何かすぐに出来るものってある?」

ス:「う~ん。やみつきキャベツとかならすぐ出せるんですけど・・・。」

私:「ああ、そう?ここの名物のなんやったけ?ネギのやつ?」

ス:「ネギ盛りですか?」

私:「うんうん。じゃあ、それとキャベツを 4 人前ずつ頂戴。」

ス:「はい。ありがとうございます。」

しばらくすると、スタッフが戻ってきた。

ス:「すいません。キャベツが 1 人前しかないらしいです。」

私:「まあ。いいや。任せるよ(笑)。」

その後、ボチボチと出てきだした焼鳥を食べつつ、ある程度、食を満たしたところで、長女と次女は風呂に入りに行く。

その間、残った、家内と私と長女は、少しずつつまみながら、娘等を待つ。

いつも長風呂の長女だが、この日ばかりは、カラスの行水で上がったみたいで、30 分も待たないうちに戻ってきた。

自宅に戻り、念のため、皆で 2 階で寝ることにする。

この日、起きた地震は・・・。

震度 6 弱・・・ 1 回
震度 3 ・・・・・・ 1 回
震度 2 ・・・・・・ 6 回
震度 1 ・・・・・・ 14 回

次回へ・・・。