「真実の口」1,446 〇〇〇という病【前編】

11 月 27 日から 12 月 4 日に渡り、急な体調不良により、休稿させて頂いた際の詳細をお伝えする。

11 月 24 日(日)、捻挫癖のある左足首に違和感を覚え、「あれ?また、挫いたかな?」と軽く考えていた・・・。

11 月 25 日(月)、左足を地に着けるのが、若干、困難な状況だが、登山用のトレッキングポールを使いながら、なんとか事務所に向かい仕事をするが、見る見るうちに左足が足首からつま先まで腫れてしまい、「翌朝、病院へ行こう。」と心に決める。

トレッキングポール

内心、「痛風が悪化したのかな・・・???」という思いでイッパイだった。

これから遡ること 2 ヶ月・・・。

座卓の下に潜り込んだ末娘が、身体を移動させた瞬間、左足にあたり激痛が走った。

座っていたので、ただ、強くあたり、それによる痛みだけだと思ったが、立ち上がろうとすると左足に違和感が・・・。

私:「あれ?さっきの〇〇(末娘の名)のアタックで捻挫しているみたいだわ・・・(笑)。」

末娘:「ゴメンナサイ・・・。」

私:「まあ、まあ、大丈夫、大丈夫・・・。」

この時はまだまだ余裕があった・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

翌日、左足首の晴れがひどくなり、その 3 日後には、足先まで腫れてしまった。

私:「〇〇のアタックで刺激されて痛風(※注)の発作が出たかな~?」

(※注) 尿酸が体内で析出して結晶ができることにより、関節炎などを来たす疾患で、背景には高尿酸血症などが存在する。具体的数値としては、血中尿酸濃度が 7mg/dL を超えると高尿酸血症とする。 DNA の合成に不可欠な物質であるプリン体の産生過剰あるいは排泄低下がその原因である。

30過ぎから、 7 ~ 8 年おきくらいに痛風の発作が起きていたが、ここ 10 年くらいはコントロール出来ていたので、全く、発作が出ていなかった。

痛風発作の経験がある方であれば分かると思うのだが、発作が出る前には、患部がムズムズするなどの予兆があり、コルヒチンという薬でコントロールできるのだ。

コルヒチン錠0.5mg「タカタ」

コルヒチン

日本では、痛風に関しては、以下のような薬で対処するのが一般的である。

●尿酸産生抑制薬(ザイロリック、アロシトール、フェブリクなど)
●尿酸排泄促進薬(ユリノーム、ベネシッドなど)

ただし、これらの薬は症状がないからと言って薬の服用を勝手にやめることは出来ず、服用を続けなければいけない・・・。

残念ながら、これらの薬の副作用は余り伝えられていないのが現状だ・・・。

これに比べて、欧米では、痛風と言う病気自体が、日本ほど重く考えられておらず、その場の対処療法が主流なのだ・・・。

前述したコルヒチンでコントロールするというのもその一つである。

これは身体に負担が掛からないため、私もこれでコントロールしてきたのである。

もちろん、食事には多少の注意も払ってきた・・・。

話を戻す・・・。

足首の捻挫から、 4 日目には、登山用のトレッキングポールがないと移動できないようになっていた。

この時は、痛風の延長だと思ったので、医師にかかることもせずに、痛みを我慢し、出張も延期したりして、 2 週間程度で、日常生活に戻ることが出来た・・・。

痛みが我慢できる程度だったというのもある・・・。

時間を戻す・・・。

11 月 26 日(火)、深夜、トイレに行く際に、足を地に着けると激痛が走り、四つん這いで行かねばならないほどだった・・・。

朝 9時少し前、掛かりつけの病院は総合病院なので、予約診察が優先となり、飛び込みの受診は診察までに時間が掛かるので、家内に先に受付をしてもらいに行った。

受付を済ませた家内が帰って来て、 12 時 30 分からの診察だが、 血液検査をするので 11 時 30 分に来て欲しいと言うことだった。

それと一緒に下調べもお願いしていた・・・。

私:「車椅子どうだった?」

家:「うん。玄関わきに置いてあるのを使って良いって・・・。」

実は、以前、ヘルニアでお世話になった時、車いすを置いていた記憶があったのだ・・・(笑)。

「真実の口」408 命のちから(リアル入院編)・・・その壱

11 時 30 分に間に合うように家内の運転で病院に向かう・・・。

駐車場がいっぱいのようで、駐車場のゲートを過ぎると列が出来ていた・・・。

北摂総合病院

私:「これ 2 階だと歩くの無理だなぁ・・・。」

家:「うん。先に降りとく?」

私:「ああ。そうするわ。先に降車場に回して、車椅子を取って来て・・・。」

誘導係員がいたので、話をする・・・。

私:「すいません。車椅子を使いたいんで、玄関口に車を寄せていいですか?」

係員(以下:係):「ちょっと待ってくださいね。皆、並んで待っているんで・・・。」

私:「いやいや、 2 階に上がると降りられないから、先に降りときたいんですよ。」

係:「ああ。ちょっと待ってください。(何やら他の誘導員に話をしに行く。)じゃあ、こちらで止まって降りてください。」

家:「じゃあ、車椅子取ってくるね。」

私:「うん。頼む・・・。(普通、係員が気を利かせて取ってくるもんじゃ無いのかね~。)」

家内が車椅子を持ってきて、車椅子に移動する。

係:「支えましょうか?」

私:「ああ、ありがとうございます。」

ヘルニアの際、使いこなしていた車椅子である・・・(笑)。

家内が駐車している間に整形外科へ移動し、受付を済ませる。

私:「佐々田です。 12 時 30 分からの診察ですけど、血液検査があるらしいので、早めに来るように言われていたのでよろしくお願いします。」

受付(以下:受):「はい。お声を掛けますので掛けてお待ちください。」

私:「はい。」

しばらくすると家内がやってきた。

家:「受付済ました?」

私:「うん。血液検査のことは伝えといた。」

しばらくして看護師(A)が、誰かの名前を呼んだのだが、誰も反応しない・・・。

私:「今、佐々田って呼ばなかった?」

家:「うん。そう聞こえたけど、モゴモゴしていたから聞き取れなかった・・・。」

看護師(A)は、一旦、診察室に戻り、数分後、また、名前を呼んでいた・・・。

誰も反応しないので、少し離れてはいたが、私の方から声を掛けてみた・・・。

私:「佐々田ですけど、私ですか?」

看護師(A)(以下:A):「はい。佐々田さんですね?」

私:「はい。」

A :「どんな症状ですか?」

私:「足首から全体が腫れて痛いんですけど・・・。」

A :「見せてもらえますか?」

私:「はい。」

A :「ああ。これは痛いですよね~。」

この後、これまでの受診(昨年の地震後の手の痺れ)であったり、その後の経過症状であったりを話すのだが、私の伝え方がおかしいのか看護師さんの理解力が乏しいのか、話がかみ合った感じがしない・・・(; ´_ゝ`) フッ

「真実の口」1,277 大阪北部地震⑰

その後、血液検査を待つのだが、呼ばれたのは着いてから小一時間経ってからだった・・・。

次回へ・・・。