「真実の口」1,913 新型コロナウィルス・・・401

前回の続き・・・。

BA.5 感染拡大から、連日、新規感染者数が 20 万人を超えてきている。

それに伴い死者数も増加してきている。

BA.5 は重症化率が低いというのが専門家及び世間の常識みたいになっているのだが果たしてそうだろうか?

第 6 波の時には、感染拡大期から死者数が 100 人を超えるのに 1 ヶ月以上を要した。

しかし、今回の第 7 波では、感染拡大期から死者数が 100 人を超えるのに 3 週間も掛かっていないのである。

それに反して、重症者数の伸びは、第 6 波に比べると波が緩やかなのである。

これを考えると、重症化する前に亡くなっている方が多いとみるのが正しいのではないだろうか?

そして、第 6 波に比べると、明らかに若年層の死者が多い。

3 歳女児、10 歳未満の小学生女児、 10 歳未満小学生男児、 10 代、 20 代・・・。

このほとんどが発症からすぐに亡くなっている。

BA.5 は重症化しないという思い込みは捨てた方が良いと思う。

そして、死者数が増えると、どうしても私の住む大阪が気になってしまう。

7/25(月)・・・ 1 人
7/26(火)・・・ 12 人
7/27(水)・・・ 14 人
7/28(木)・・・ 21 人
7/29(金)・・・ 18 人
7/30(土)・・・ 12 人
7/31(日)・・・ 6 人

先週だけで 84 人の方が亡くなっている。

全国で見てみると・・・。

7/25(月)・・・ 25 人
7/26(火)・・・ 115 人
7/27(水)・・・ 129 人
7/28(木)・・・ 114 人
7/29(金)・・・ 122 人
7/30(土)・・・ 101 人
7/31(日)・・・ 82 人

先週、 688 人の方が亡くなられている。

全国の 12.4% を大阪で占めているのだ!

因みに、東京を見てみると・・・。

7/25(月)・・・ 3 人
7/26(火)・・・ 5 人
7/27(水)・・・ 6 人
7/28(木)・・・ 7 人
7/29(金)・・・ 5 人
7/30(土)・・・ 12 人
7/31(日)・・・ 8 人

先週、 46 人の方が亡くなられているのだが、大阪との人口比を比べると、遥かに少ないのが分かる。

大阪・吉村知事は、会見で「大阪は他府県と比べて高齢者施設が多い」という言い訳をする。

以下を見て欲しい。

介護老人福祉施設(特養)、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の数と定員及び病床数の数である。

人口は 2021 年 10 月 1 日時点、施設数及び定員・病床数は 2019 年 6 月 25 日時点である。

【東京】
人口: 14,011,487 人
高齢者施設数: 778 施設
定員・病床数: 71,672人

【大阪】
人口: 8,807,279人 人
高齢者施設数: 675 施設
定員・病床数: 53,877人

【神奈川】
人口: 9,236,428 人
高齢者施設数: 626 施設
定員・病床数: 56,471人

これを見れば一目瞭然!!

大阪がとりわけ高齢者施設が多いわけでは無いのである。

吉村知事の苦しい言い訳は通じないのが分かると思う。

何故、大阪だけ突出しているのか?

単に、維新政策による民間丸投げで医療体制が機能不全に陥っているだけなのだ。

今日も事務所の外では救急車のサイレンが行きかっている。

いつになれば大阪の平穏な日々は取り戻せるのだろうか?

先週前半の感染動向を追ってみる。

死亡報告例が増えてきたので、リンクでの報告にする。

7 月 25 日(月曜日)

7 月 26 日(火曜日)

7 月 27 日(水曜日)

次回へ・・・。