「真実の口」1,240 訪韓記~’18年3月~⑤

前回の続き・・・。

前回、前々回と少し脱線したので、訪韓記へと話を戻す・・・。

13 時少し前に SA へ入る・・・。

明春等は、マクドナルドでハンバーガーセット・・・。

私の昼ご飯はコレ・・・(笑)

アイスクリーム

本当は、粒々アイスが欲しかったんだが・・・。

Dippindots Ice Cream

これは、アメリカの Dippindots 社から発売されている韓国で大人気のアイスクリームで訪韓するたびに食べているのだ・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

SA で買い物をしながら、ウロウロしていて、5 年前との違いに気が付いた・・・!

ゴミが細かく分別されているのだ・・・。

ゴミ箱

更に、表記が韓国語以外に、英語、日本語、中国語の多国語表記になっている・・・。

韓国はどこに行っても、ハングル文字表記だけだったので不便だったのだ・・・。

声:「ああ・・・。これも、平昌五輪のお陰か~。」

そして、暇に任せて、人を観察していて、“あること”に気が付いた・・・σ(・ω・*)ンート…

髭を生やしている男性がいないのである・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…

田中さんに聞いてみる・・・。

私:「韓国って髭はやしている人いないですねぇ?」

田:「女性にもてないんですよ。」

私:「えっ!そうなの・・・!?」

田:「元々、民族的に体毛が薄いんですけど、髭や体毛の濃い男性は敬遠されるんですよ。」

私:「そうなんだ・・・・言ってくれれば。剃ってきたのに・・・ナンテネ(笑)。」

そこから、安東に向かうまでの道中は、春川の環境回復サロンのオーナーからの質問攻めとなった。

以下は、当然の如く田中さんを介しての会話である。

明:「春川の環境回復サロンのオーナーの金さんから質問があるらしいんですけど良いですか?」

私:「うん。良いよ。ところで、どういう経緯でオーナーになったの?」

明:「昨年、春川農協がサロンから撤退するということになり、買わないかって話が来て、即決したらしいです。」

私:「春川農協・・・、もしかしたら、組合長が権力闘争に負けたってパターン・・・?」

明:「そうなんです。」

私:「えっ?そうなんや・・・。」

明:「はい。」

私:「金さんは通ってたの?」

明:「いえ。違うみたいです。」

私:「ん?じゃあ、何をどう思ってオーナーになろうと思ったんですか?」

金:「私は、良いものか悪いものかを判断するのは直感に頼る方なんです。」

私:「へ~っ・・・!!!」

金:「そして、初めて、サロンを見に行った時に、これは、凄いというインスピレーションが働いたんです。」

私:「それで買ったんですか?スゲーッ・・・。」

金:「はい。ただ、何も理解できないまま購入したので、今回、佐々田社長が日本から来られると聞いたので、是非、直接色々お伺いしようと思ってきたんです。」

私:「分かりました。何でもどうぞ!」

金:「光熱費が、月に 20 万位掛かるんですけど、これってそんなもんですか?」

私:「ん?ウォン?円?」

田:「円です。」

私:「え~っ!何床でしたっけ?」

金:「19 床です。」

私:「それは掛かりすぎです。明春、あそこの図面とか手に入る?」

明:「無理だと思います。」

金:「手を加えたら、何とかなりますか?」

私:「う~ん。多分、断熱がちゃんと出来ていないからだと思うんだけど・・・。見に行かないと分からないなあ・・・。」

明:「兄貴、ボイラーも電気なんですけど、その影響もありますか?」

私:「ボイラー?下の熱源は?」

明:「エクセルパイプにお湯を通して取ってます。」

私:「ああ。それなら、ボイラーは関係ないわ。一応、カロリー計算して、合っているかどうかだけ確認しといてよ。」

明:「分かりました。」

私:「それらが確認出来たら、早いうちにチェックしに行くよ。毎月、 20 万円じゃ経営が成り立たんじゃろ?」

金:「ありがとうございます。」

私:「いやいや・・・。春川農協に関しては、明春の兄貴が亡くなったりして、ゴタゴタしている時だから、完全監修していない可能性がありますから・・・。」

金:「そうなんですねぇ・・・。」

私:「出来る限りのことはやってみましょう。」

金:「まだ、質問良いですか?」

私:「はい。大丈夫ですよ。」

金:「現在、温度を熱くしているんですけど大丈夫ですか?」

私:「ん?何度ですか?」

金:「 47 ~ 48 ℃です。」

私:「熱くないですか?」

金:「お客さんが、熱くないと汗が出なくて物足りないという人が多いんです。」

私:「ああ。基本、汗をかくための施設じゃないんですけど・・・。まあ、お客さんの要望がそっちの方が多ければ致し方ないですね?何分くらい入られているんですか?」

金:「 30 ~ 40 分位ですかね?」

私:「ああ、そうでしょうねぇ。出来れば、 50 分程度を目安に副交感神経優先のリラックスした感じが良いんですけどねぇ・・・。韓国の人は、チムジルバン(※)注 1に慣れているからでしょうね~。」

(※)注 1日本のスーパー銭湯のような形態で、50 ~90℃  程度の低温サウナを主体とした健康ランドの一種で、男女一緒にくつろげるスペースや食堂も備えており、韓国では、土日には、一日中、そこで過ごすというライフスタイルも定着している。

金:「そうなんですよ。」

私:「低温火傷しないように気を付けてくださいね。」

金:「はい。分かりました。入れない人とか、病気とかありますか?」

私:「老若男女、関係なく入れますけど、既往症がある方はケアが必要になってきますね。例えば、心臓に持病を抱えたりしていたら、最初は、椅子に座る程度で短時間から入浴してもらって、慣れてきたら、徐々に入浴時間を長くしていくみたいな感じですかね?」

金:「はい。分かりました。」

この後も、細かな質問が、怒涛の如く、飛んできたので、丁寧に解説しながら、道中を愉しんだ・・・。

次回へ・・・。