「真実の口」1,196 環境回復農法~技術指導・八王子編~③

前回の続き・・・。

ハウス横の休憩所らしき場所に案内され、私は挨拶もソコソコに本題へ入る.

私:「あれから如何ですか?」

K:「あまり変わらないんです。」

私:「え~っ?」

K:「そこなんで実際に見てもらいましょうか?」

私:「そうですね。その方が早いですね。」

隣のハウスに案内され・・・。

K さんがドアの手前にあるペットボトルを指しながら・・・。

ナントカ溶液

K:「これを塗料に混ぜて塗るように●●社長に言われたんです。」

私:「えっ?どこをですか?」

ドアを開けながら・・・。

K:「壁と床と天井です。」

ナントカ工法で塗装された天井 ナントカ工法で塗装された床

私:「えっ?それじゃあ、えみなをやっても無駄ですよ。」

K:「えっ?そうなんですか?」

きくらげを見てみると、全然、大きくなっていない・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

ナントカ工法で育たないきくらげ

私:「空間自体がバクテリアのバランスが崩れていますから、何をやっても無駄ですよ。」

K:「そうなんですか!?」

私:「何故、塗料を塗らされたんです?」

K:「こっちを見てください。」

ハウスは、左右に一室ずつある状況で、最初に覗いた部屋は、右側で、次に左側を見せられた。

K:「カビが生えているんで、それを防ぐために塗らされたんです。」

ハウス内のカビ

見ると確かに天井部にカビが生えていた。

再度、右側のハウスを覗く。

私:「かび臭さ取れてないですよね?」

K:「はい。」

私:「・・・というか、剥がれてきたところに新たにカビが生えているんじゃないですか?」

ナントカ工法で塗装後、剥がれた箇所にカビが再発生

K:「そうなんですよ。」

声:「まあ。見に来てもいない環境で○○○○塗料を指示するんだから、仕方ないか・・・(; ´_ゝ`) フッ」

私:「これじゃあ、ちょっと難しいですねぇ。」

K:「だから、嫌な予感がして、片方だけしか塗らなかったんですよ。」

私:「ああ。それで、左側は何も処理されてないんですか?」

K:「そうなんです。」

私:「それは良かった。じゃあ、こちら側を抗酸化溶液で処理すれば比較もできるじゃないですか?」

K:「そうします。」

私:「まず。カビをえみなで落とした上に、△△△△塗料を塗ってみましょう。」

休憩所に戻って、環境回復農法について解説した。

「真実の口」1,011 不如意・・・九

上記リンクのタマネギでの実験結果を見て、その違いに驚いたようだった。

更に、少しいたずらを・・・。

K さんは喫煙者だったので、使っているライターを借りて、持って行っていた抗酸化溶液入りの糊で張り合わせたクロスの上に置いた。

私:「 10 数えて、煙草に火をつけて吸ってみてください。」

K:「えっ?何か変わるんですか?」

私:「答えを言うと、洗脳されますから、どうぞ、もう良いですよ。」

K:「えっ?もう良いんですか?」

私:「瞬時に変わりますから(笑)。」

恐る恐る煙草に火をつけるKさん・・・。

K:「えっ?」

私:「どうですか?」

K:「軽くなりました。」

私:「通常、火は酸化ですけど、還元の火になっているんで、ニコチンの成分を酸化じゃない方に変化させるんで、ニコチンを感じさせなくなるんです。」

K:「たったアレだけで変化させるんですか?」

私:「これが会田の抗酸化溶液の効果です。」

そこへ奥様がやってきた。

K:「おまえもこれでタバコ吸ってみぃ。」

どうやら奥様も喫煙者らしい・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

奥様(以下:奥):「何何?」

K:「良いから。タバコ吸ってみって。」

訝しがりながらも煙草に火をつける奥様・・・。

K:「どう?」

奥:「あれ?何か軽くなった(笑)。」

K:「そうだろ(笑)。」

今度は遠くで作業をしていた女性へ・・・。

K:「〇〇〇~!ちょっと、来てごらん!」

多分、娘さんなのだろう・・・。

K:「〇〇〇、これで煙草吸ってごらん。」

娘さん(以下:娘):「うん。何?」

K:「良いから。吸ってみいって。」

素直に煙草に火をつける娘さん・・・。

娘:「あれ?メンソールが強くなった。」

私:「ニコチンが分解されるから、メンソールを強く感じるんですよ。」

娘:「へ~っ!」

・・・と、喫煙者3人を驚かせたところで次回へ。

本来なら前・中・後編で終わるつもりだったのだが、私の脱線癖の所為で番号に振り替えた(笑)。