前回の続き・・・。

もう少し、長野県民の長寿の秘訣を探ってみる。

3 つ目に、成人の果物摂取目標量を都道府県ランキングで見てみよう！

果実は、ビタミン、ミネラル等の重要な供給源であり、健康な食生活を送る上で重要な位置づけとなっており、厚生労働省が推進する健康作り運動 「健康日本 21 」では、健康増進の観点から 1 日 200g 以上の果実を食べることを目標にしているそうだ。

参考：都道府県別統計とランキングで見る県民性

データの算出は以下のようになっている・・・。

「総務省の家計調査から生鮮肉消費量のランキングを参考にしている。

家計調査は全国から 9,000 世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入量を調べた。

一般世帯における購入量と消費量はほぼ同じと考えて、ここでは消費量としている。

家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、政令指定都市がある県は政令指定都市と県庁所在地の平均値を、政令指定都市がない県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。

また、年による変動が考えられるので直近 5 年間の平均値をとっている。」

一日あたりの平均果物摂取量ベスト 5 ( 2 人以上世帯辺り)

1 位・・・岩手県 97,535 g
2 位・・・長野県 96,096 g
3 位・・・千葉県 93,091 g
4 位・・・新潟県 92,979 g
5 位・・・秋田県 92,639 g

堂々の 2 位である・・・！

因みに、ワースト 5 は・・・。

一日あたりの平均果物摂取量ワースト 5 ( 2 人以上世帯辺り)

47 位・・・沖縄県 57,967 g
46 位・・・佐賀県 69,639 g
45 位・・・福井県 70,126 g
44 位・・・岐阜県 70,534 g
43 位・・・熊本県 70,692 g

声：「沖縄・・・。」

因みに、日本ではどんな果物が好まれているのだろうか・・・？

2016 年の果物年間消費量ベスト 10 は・・・。

バナナの圧勝のようだ・・・。

ナント、バナナは 2004 年にみかんを抜いて以来、13 年連続 1 位らしい・・・(￣へ￣|||) ｳｰﾑ

バナナは国産じゃないので、ほとんどが輸入ということになるのだろう。

主な、輸入国は・・・。

2017 年のバナナ輸入国ベスト 5 

1 位・・・フィリピン 751,220 t
2 位・・・エクアドル 157,808 t
3 位・・・グァテマラ 16,910 t
4 位・・・インドネシア 5,829 t
5 位・・・コスタリカ 4,992 t

8 割程度をフィリピンに頼っているようだ・・・。

しかし、輸入果実と言えば、気になるのはポストハーベスト^{(※注 1 )}だ・・・。

(※注 1 ) 収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤等の農薬のこと。

ポストハーベスト問題がクローズアップされだしたのは 1980 年代後半なのだが・・・。

フィリピンでも、バナナを農薬プールに漬けている映像が今でも鮮明に残っている。

気になって調べてみたが、現在、農薬プールへの漬け込みは無くなっているようだ・・・。

「燻蒸(くんじょう)」というやり方が採用されているようだ・・・。

燻蒸には、ガスを使うのだが、殺虫剤でバ●サ●をイメージしていたければ分かりやすいと思う。

それに使われる化学薬品は、“シアン化水素”である。

“シアン化水素”と言えば・・・。

独ナ▽スの幹部たちが敵に捕えられた際に噛み砕いて自殺するための青酸アンプルを常備していたり・・・。

国内でも、オ△ム真理教が新宿駅で起こした青酸ガステロ未遂事件は記憶に新しい・・・。

輸入業者は、「バナナはコンテナに大量に入った状態で輸入されてきますが、その際に害虫が発見された場合のみ、コンテナごと燻蒸を行います。“シアン化水素”は揮発性が高いのでバナナには残留しません。」と言うのだが・・・。

この世の中は全て、“振動と共鳴”の世界であるという立場に立てば・・・。

声：「そのバナナには、残留農薬は残ってなくても、死の振動が残ってんじゃねぇの？」

・・・ε=┏(;￣▽￣)┛

言い逃げしながら、次回へ・・・。