「真実の口」423 命のちから(リアル入院編)・・・その拾五  

前回の続き・・・。

個室に移った私だが、メールを作るのに無理な姿勢を取っていたためか、少し動くと、激しい痛みに襲われ、身動きが取れない状況になってしまった。

医師や看護師の話では、痛み止めがすぐに効いてくるような感じだったのに・・・。

私は、疑心暗鬼に陥って来た・・・。

声:「もしかしたら、骨や神経の問題ではなく、内臓から来る痛みではないだろうか???」

声:「内臓からだと、どんな病気になるんだろうか???」

不安になった私は、横になりつつ、タブレットで調べてみる。

泌尿器系疾患・・・尿腎・尿管:腎・尿管結石、腎盂腎炎、腫瘍。

消化器疾患・・・潰瘍、膵・肝・胆嚢炎症および腫瘍。

後腹膜疾患・・・後腹膜腫瘍、腸腰筋膿腫。

膵炎、膵臓癌・・・。

腫瘍の腰椎や骨盤への転移・・・。

声:「普段、皆には、健康のことを偉そうに講釈たれていて、自身が病気じゃ洒落にならないなあ・・・。」

声:「そう言えば、入院してから、尿の色が濃いような???」

声:「もしかしたら・・・、腎臓系・・・?」

声:「腎盂腎炎・・・(lll-ω-)ズーン。最悪・・・、腎臓癌・・・ガ—(((((∑(°Д° )))))—ン 」

不安が増す中、日勤と夜勤の交代の看護師がやって来た。

そして、いつも通りのやりとり・・・。

看:「痛みはどうですか?」

私:「余り変わらないです・・・。」

看:「一番痛かった時を10にしたら、今はいくつくらいの痛みですか?」

私:「7~8位ですかね???」

看:「血圧と体温を測りますね~。」

私:「はい・・・。」

看:「血圧が、157-92。体温は、36.8℃です。」

私:「・・・。」

すっかり、不安になっていた私は、看護師に尋ねてみた。

私:「先生の診察とかは、どうなるんでしょうか・・・?」

看:「連休なので、担当医が決まるのは、休み明けの火曜日になります。診察等は、担当医が決まってからですね~。」

私:「そうなんですかぁ・・・。」

声:「ん?・・・と言うことは、この微妙な状態が、後、2日は続くのか・・・?」

私は、普段、病気は脳で作られるということを言っている。

声:「いかん、いかん、これでは、自身で病気を作ってしまうではないか!」

声:「余り、気にかけず、ノンビリすることにしよう・・・!」

気分転換に、身体を拭くことにした。

暫くは、風呂にはいることが出来そうもないので、家内にアルモノを持ってきてもらっていた。

おしりナップ

そう・・・、娘のお尻拭きである。

ウェットタイプのお尻拭きで、自分の身体を拭いていると、段々、情けなくなってきた・・・。

声:「俺はオードリーの春日か・・・ヽ(*`Д´)ノ」

暫くすると、夕食が運ばれてきた・・・。

7/15・・・夕食

侘びしい食事を終えると、また、することがない・・・。

仕方がないので、家内に持ってきてもらったDVDを見ることにした。

こんな事で、購入したが、なかなか見る機会が無くて、溜まりに溜まったDVDを見ることが出来るとは・・・。

次回へ・・・。