「真実の口」440 命のちから(リアル入院編)・・・その弐拾八

前回の続き・・・。

いつものように、朝起きて、シャワーを浴びて、スッキリとする。

ようやく、退院の日を迎えることができた。

取り敢えず、動けるかどうか、歩行器を使って、病棟を一周してみる。

最初はアームに体重をかけて、そして、徐々に体重をかけずに、最後には軽く指で押すだけにして歩いてみる。

声:「うん・・・!大丈夫だろう・・・!!」

部屋に戻り、暫くすると、朝食が運ばれてきた。

7/21・・・朝食

病院食もこれで最後かと思うと、違った意味で、感慨を覚える・・・。

朝食後、いつものように仕事をしていると、〇〇先生がやってきた。

医:「おはようございます。如何ですか?予定通り、退院出来そうですか?」

私:「はい。朝方、歩いてみましたが、大丈夫そうです・・・。」

医:「判りました。では、看護師に伝えときます。退院後、痛みがあるようでしたら、すぐに来てください。一応、経過観察に・・・、来週の水曜日においでください。薬は、2週間分出しときましょうかね~?後で、薬剤が来ますので・・・。」

私:「はい。よろしくお願いします。」

〇〇先生が部屋を後にして、暫くすると、看護師がやってきた。

看:「佐々田さん、おはようございます。退院でよろしいんですよね~?」

私:「はい。」

看:「おめでとうございます。何時ころ、退院を予定されていますか?」

私:「昼前には迎えに来ると思います・・・。」

看:「では、会計の方に伝えます。後で、手続きに職員が来ますので、それまでお待ちください。」

私:「はい。解かりました。」

看護師が出て行ったあと、私物をベッドの上に広げて、少しずつ片づけていく。

一通り、片付けが済んだのだが、今度は、やることがなくなってしまった。

声:「暇だ・・・。」

片づけてしまったPCを、再度、取り出し仕事の続きをすることにした。

つくづく、貧乏性だ・・・。

10時位に薬剤師がやってきた。

薬剤師:「佐々田さん、おはようございます。〇〇先生から、退院後の処方について指示が出ています。一旦、今、出ている薬を回収して、改めて2週間分を処方しますね~。」

私:「はい。よろしくお願いします。」

薬剤師が出ていき、暫くすると、家内がやって来た。

私:「あれ?△▽(末娘の名)は?」

家:「□□□(長男の名)が休みだったから、見てもらってる。」

私:「そうか~。会計が手続きして、書類とか持ってきてくれるらしいから、病室で待っといてくれってよ。」

暫くして、会計の職員がやってきて、退院の手続きや清算方法を教えてくれた。

便利なもので、機械に診察券を入れると、勝手に計算してくれて、現金あるいはクレジットカードで支払いが可能らしい・・・Σ(・ω・ノ)ノ

余ったテレビカードも、残額を返却してれるらしい・・・。(*^m^*) ムフッ

声:「さて・・・!いよいよ、退院だ!!」

荷物を家内に持ってもらい、病室を後にして、ナースステーションに挨拶に行く。

私:「お世話になりました~。」

看:「お大事にしてくださいね~。」

私:「歩行器は下まで、使って良いですか?」

看:「ああ・・・。大丈夫ですよ。玄関脇に返却するところがありますから、そこに置いて帰ってください。」

私:「ありがとうございます。」

エレベーターで1階まで降りた・・・。

声:「初めて、他のフロアに行くなあ・・・。」

会計のカウンターに行き、清算をするため、家内にクレジットカードを渡す。

簡単に支払いを済ませ、家内が戻ってきた。

私:「これなら、会計時に待たされんから、便利やんなあ・・・。」

家:「そうね~。」

私:「結構、嫌なんよなあ~。体調悪い時に、支払だけで長く待たされるの・・・。」

家:「うん。じゃあ、テレビカードも清算してくるね。」

私:「ああ・・・。」

暫くして、家内が戻ってきた。

家:「なんか、清算できないみたい???」

私:「カウンターに行ってみたら・・・?」

家:「うん。」

家内とカウンターの中にいた女性が、清算機へと再度歩いていく。

でも、どうやら機械の不調で生産が出来ないようである。

女性:「しばらくお待ちください。」

何やら、電話でやり取りをしているのだが、段々、受付の椅子に座ったままの姿勢がしんどくなってきて、家内がやり取りしているカウンターまで行ってみる。

女:「機械の調子が悪いみたいなので、後日、清算で良いでしょうか?」

堪りかねて、私が、横から口を出す。

私:「いや・・・。もう、良いですよ。腰がしんどいので・・・。」

女:「すみません・・・。」

私:「いえいえ・・・。」

家内に車を玄関口まで回してもらい、ナントカカントカ、車に乗り込む。

10分ほど走り、ようやく、我が家へ・・・。

リビングに入り、ソファーに腰掛けると、外で滝のような雨が降り出した。

祝福のゲリラ豪雨

ゲリラ豪雨である。

声:「賑やかなお迎えじゃな・・・。」

ベッドに横になった方が楽なようので、寝室へ向かう。

声:「やっぱり、家は良いなあ・・・。」

翌日の昼、五島から魚が届いた。

腰に負担が掛からないように、座卓で調理していく。

自分で自分の退院祝いを、調理するのもどうかと思うのだが・・・。

五島からの鮮魚① 五島からの鮮魚② 五島からの鮮魚③ 五島からの鮮魚④ 五島からの鮮魚⑤

久々に旨い酒が飲めた・・・♪~(*´∀`*)~~(*´∀`*)~♪ラララ~。

五島からの鮮魚⑥

道を間違えたかな???

長きに渡り、お付き合いいただいたが、つくづく、健康であることの有難さが分かった。

退院後の状況もUPしていくつもりだが、当ブログを読んでいる人も、健康には十分に留意してもらいたい・・・m(_ _)m