「真実の口」497 本当は怖い身近な症状・・・④

前回の続き・・・。

健康を維持しているかのように見えた渡辺さんに、どうして心筋梗塞という死の病が襲いかかったのか?

ゲスト出演していた本人は、「太っていったというのは、ダイエットの歴史と言っても過言ではない。ダイエットする度に、太っていった。3kg痩せて、5kg太る。4kg痩せて、7kg太る。」と語っていた。

しかし、スタジオでも、皆、この話にうなずいていた。

多かれ少なかれ、ウェートがオーバー気味の人で、ダイエットに挑戦したことのある人は、ダイエット→リバウンド→ダイエット→リバウンド・・・、ということを経験しているのではないだろうか?

司会のビートたけしさんに言わせれば、「水前寺清子的に、3歩進んで2歩下がる。結果的には、太ってしまっている。」と、命があったからこその笑い話だが・・・。

渡辺さん曰く、「病院へ行く直前は、相当、身体が弱っていて、夜中も眠れなくなっていた。心臓病の特徴らしいんですが、横になって眠れない。身体を起こしていないといけない。夜中にトイレに何度も起きてしまう・・・。」

また、「そんな状態の僕を、背中をさすったりしてくれて、献身的に支えてくれた家内(郁恵さん)には、感謝しても感謝しきれない」と語っていた。

医師が言うには、「ダイエットとリバウンドを繰り返すと、筋肉が脂肪に置き換えられやすくなる。」そうである。

レスラーのような筋肉質の100kgも、運動も何もしていない単なる肥満の100kgも、同じ100kgである。

我々は、年を重ねるにつれ、運動量も減り、筋肉もなかなかつきにくくなってくる。

つまり、ダイエットとリバウンドを繰り返すことにより、本来あった筋肉が落ちていき、リバウンドする時には、脂肪のみで体重が増えていくということになりやすいのである。

更に、内臓脂肪が増えることにより、血管を保護する働きがあるアディポネクチンというタンパク質が減少し、血管にダメージを与えやすくなると言うのである。

では、リバウンドしない理想のダイエット法とは・・・?

渡辺さんのように、一度に体重を落とすとリバウンドしやすい・・・(;`・д・`)ウンウン

では、一ヶ月にどの位が理想なのだろうか????

それは、1kg・・・(・0・。) ホホ-ッ

1kgというと、「それで良いの?」と思う方が、殆どではないだろうか?

私自身も、「え~っ!それで良いの?」と思った。

スタジオでも、「もっとインパクトがないとやる気が起きない」等々の声があがっていた。

しかし、スタジオに出てきた1kgの脂肪の塊を見て、出演者達は、驚嘆の声をあげていた・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

因みに、インターネットで、“脂肪1kg”で検索した画像がこれである。

脂肪1kg

試しに、「Pure Soap」 emina99が1kgだから、持ってみたが、結構、重量感もある。

う~ん・・・、こんな塊を何個も纏っているのか・・・Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

医師によれば、体重が気になっている人の多くは、その5%を減量することで、大幅に代謝が変わるという。

例えば、60kgの人であれば、60kg×5%=3kgだから、1kgずつ3ヶ月かけて、減らしていくのが理想的らしい。

これであれば、筋肉を落とすことなく、リバウンドせず、減らした体重を維持出来るという・・・。

更に、糖尿病予備軍の10人のうち6人は、糖尿病を発症しなかったというデータもあるらしい。

ここで、クイズ・・・(^-^)/

1ヶ月続けるだけで、簡単に1kgのダイエットが可能になるという。

果たしてどちらだろう?

A.1日3食の中から、ご飯茶碗1杯分を抜く。

B.食事を制限することなく、毎日30分早歩きをする。

如何だろう???

答えは、次回へ・・・。