「真実の口」559 訪米記~こぼれ話~

前回まで、訪米記を重ねてきたが、今回は、寄稿した後に思い出したネタを寄稿しようと思う・・・。

まずは、車についてである。

私が訪れたデンバーでは、日本車の数の多さに驚かされたという話をお伝えした。

実は、その背景に、車検制度も影響しているのではないかと思う・・・。

州によって、システムが違うようだが、コロラド州では車検制度がない。

その代わりに、2年に一度、スモッグチェック検査(Smog Check Inspection) という制度があり、2年ごとに車の排気ガス系統を検査しなければならないらしい・・・。

帰国して調べたのだが、スモッグチェック検査の費用は検査するところによって、まちまちらしいが、特に修理の必要が無ければ$20~$40ぐらいですむということである。

そして、スモッグチェックの証明書代が、$8.25かかるので、スモッグチェック検査で、大方かかる費用は、$30~$50かかるということになる。

このほか、アメリカでは、毎年車両登録の更新をしなければならず、更新料には、基本登録料(Registration Fee)、車両免許料(VLF=Vehicle License
Fee)、郡/地方料金(County/District
Fees) がかかるらしい・・・。

基本登録料は一律$30、郡/地方料金は$8、車両免許料は取得した価格によって変わるらしい・・・。

トータルで考えても、日本に比べると、かなり、安いのではないだろうか???

更に、羽田さんによれば、アメリカでは、中古品を積極的に活用する習慣があり、部品あるいは車本体でさえ、個人間の取引で売買されているという・・・。

羽田さんの車も、オークションで個人から購入したらしい。

そう考えると、無駄に排気ガスをだすアメリカ車と、環境保全に研究を重ねてきた日本車とでは、自ずと、選択する車が決まってくるのではないだろうか・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

次に、家についてである。

例えば、日本では、30年の長期ローンを組んで家を建てても、20年もすると、資産価値は、ゼロに近いというのは、よく聞く話である・・・。

しかし、アメリカでは、ライフスタイルの変化に合わせて住み替えをして、家を売るときには、買った時と同じか、うまく行けば高く売れるなんてことは当たり前らしい・・・。

何故、こんな違いが出るのだろうか???

ひとつには、建物と土地に対する価値観の違いにあるらしい・・・。

広大な土地を持つアメリカでは、土地より建物の価値観を見いだし、狭小な土地しかない日本では、建物より土地に価値観を置く。

その上、日本では、戦後の持ち家政策により、住宅金融公庫ができ、木造住宅は、法定耐用年数の22年以内で、ローンを完済するような仕組みが出来上がり、結果、家は20年持てばいいと考えが根付いていったのである。

最近になって、100年住宅などの宣伝文句を使う、ハウスメーカーも増えては来たが、依然として、メーカーには、建物価値を高めるような発想はなく、安易な家づくりをしているというのが現状である。

まあ、私に言わせれば、家が100年持っても、人が数年も保たない毒ガスの家を造っても、何に意味もないと思うのだが・・・。

それに対して、アメリカの住宅は、レンガやコンクリートの建物が主流で、100年も200年も耐えられる家造りが基本となっており、建物を大事に使うという思想が根幹にあるように思える・・・?

そうは言っても、日本では、「いやいや、私は木造住宅が良い」という人が、圧倒的に多いと思う。

高温多湿な日本で、木造住宅の耐久性を高めるにはどうしたら良いか???

簡単な話である。

抗酸化工法を採用すれば済むことである。

調湿効果で、永年、家の湿度をコントロールすることの出来る抗酸化工法であれば、木造部分の経年劣化も抑えることが出来る。

また、害虫忌避効果で、シロアリ等による生物劣化もなくなり、調湿効果あるいは帯電防止効果で、カビなどの腐朽菌も抑えられる。

こう考えてみると、抗酸化工法ほど、日本の風土に適し、安価で耐用年数を延ばす建築技術は他にはないのではないだろうか???

しかも、従来工法と違い、資産価値を維持できるのであれば、それに越したことはない・・・。

因みに、デンバー中心部では、写真のような平屋の家が主流である。

デンバー市街地の一軒家

見た感じそんなに広くはない・・・。

もちろん、地下にもスペースはあるのだが、いくら位か想像が付くだろうか?

なんと、4,000万円~5,000万円らしい・・・。

車と家について寄稿してみたが、また、何か思い出したら、別の機会に・・・。