「真実の口」1,050不思議な大国SeasonⅡ・・・⑧

前回の続き・・・。

散策を終えて、ホテルに帰り、迎えが車での時間に簡単な朝食を済ます。

お粥、空心菜の炒め物、ゆで卵・・・。

空心菜の炒め物

この空心菜の炒め物はあると必ず食べる中華料理で一番のお気に入りなのだ。

食事を終え、迎えの来る9時まで、メールのチェックを済ます。

午前9時にフロントに降りると、既に運転手がさんが待っていてくれた。

車に乗り込み10分少々で件の会社へ到着・・・。

まだ、誰も来ていない・・・?

運転手さんと2人きり・・・??

もちろん彼は日本語など話せるわけもなく、気まずい雰囲気が・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

暫くすると、ようやく陳さんがやって来た。

私:「おはようございます。」

陳:「おはようございます。」

昨日は抗酸化溶液の効果について説明する折、化学・物理などの専門知識では理解できず、余りにも可哀想だったので図に書いて改めて判りやすく説明してやろうと思っていたので・・・。

早速・・・。

私:「昨日、物理学の話をした時に、周波数や振動と共鳴って話したのを覚えてる?」

陳:「はい。」

私:「もっと単純に説明してみるから判らなかったら言って・・。」

陳:「はい。」

私:「ここに波があるよね?」

図解①
(何故か背景が黒くなるのでクリックして大きくしてみて・・・)

陳:「はい。」

私:「この波を打ち消すにはどうしたら良い?」

図解②
(同)

陳:「こうですかね?」

私:「そうだよね!これが振動と共鳴の一番単純な考え方。」

陳:「はい。」

私:「周波数が違えば、それぞれそれに合った周波数が考えられるのも判るよね?」

図解③

陳:「はい。」

私:「昨日言った、原子、分子、そして素粒子にも固有の振動数があるわけ。」

陳:「はい。」

私:「こんな感じかな?」

図解④

陳:「はい。」

私:「この固有の振動にどう共鳴していくかってこと。」

陳:「はい。」

私:「これが、抗酸化溶液が色んな作用をもたらす基本的な考え方。ちょっとは理解できた?」

陳:「はい。」

私:「じゃあ、これを叶さんたちに説明してあげて。」

陳:「わかりました。」

しばらくすると、朝合流することになっていた栗崎さんがやってきた。

私:「おはようございます。」

栗:「おはようございます。」

私:「すいません。ご足労掛けて。」

栗:「いえいえ。」

私:「昨日、余りにも可哀想だったので、もういちど判りやすく解説していたんです。」

栗:「ああ。どうでした?」

私:「何となくは理解できたっぽいんだけど・・・(笑)。」

栗:「(笑)」

私:「一応、これで叶さんたちに説明してもらおうかなって・・・。」

栗:「中国人は理屈ぽいですからねぇ(笑)。」

私:「そうですよねぇ(笑)。」

栗:「それでいつも苦労させられるんですよ。」

私:「ああ・・・(; ´_ゝ`) フッ」

栗:「二言目には“原理は?”ですからね」

私:「はあ・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ」

次回へ・・・。