「真実の口」822 東日本大震災慰霊の旅③

前回の続き・・・。

追悼式が終わり、私は2階展示室に向かった。

福島県では、「東日本大震災の体験談と復興への想い」という標題で、震災にまつわる体験や今の状況、今後進むべき未来など復興への想いを、県内外から募集し、その応募作を展示しているらしいのだ。

前回、紹介した知事メッセージの中にも5人の方の応募作が採用されている。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/106120.pdf

公募期間は平成26年12月9日~平成27年1月23日だったらしいのだが、応募件数は711件にのぼったらしい・・・。

表紙→https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/106102.pdf

展示室にはいると、幼い字で書かれた作品が、所狭しと展示されていた・・・。

応募者一覧→https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/106120.pdf

流石に全部に目を通すことは出来なかったが、子供達のした体験と未来への希望がヒシヒシと伝わってきた。

作品一覧が福島県のHPにUPされていたので紹介しよう・・・。

No.1~50 [PDFファイル/3.09MB]
No.51~100 [PDFファイル/3.1MB]
No.101~150 [PDFファイル/3.27MB]
No.151~200 [PDFファイル/3.15MB]
No.201~250 [PDFファイル/2.93MB]
No251~300 [PDFファイル/3.17MB]
No.351~400 [PDFファイル/3.48MB]
No.401~450 [PDFファイル/3.71MB]
No.451~500 [PDFファイル/3.23MB]
No.501~550 [PDFファイル/3.16MB]
No.551~600 [PDFファイル/3.6MB]
No.601~650 [PDFファイル/3.48MB]
No.651~711 [PDFファイル/3.52MB

前回も、福島県双葉郡富岡町の方の想いを記録したニュースサイトを紹介したが、このような心の声を聞くことにより、改めて、我々が何をしたらいいのかという再確認が出来るのではないだろうか?

如何だろう・・・???

会場を後にした私は、2部の『ふくしまコンサート~復興のひびき~』まで、まだ、1時間以上あるので、再び、車内で待つことにした。

本を読んでいると、次から次と、車が増えていき、皆、会場へと歩いていく。

声:「まだ、時間あるのになあ・・・。」

フロントガラス越しに、雪が強まっているのを感じる・・・。

声:「嫌な予感が・・・PartⅡ。」

17時開場・17時30分開演の予定だったので、16時50分近くになり、私も会場へと向かった・・・。

すると、会場外まで行列が出来ているではないか!

私も行列に加わり、開場を待つ。

2列で並んでいたのを、スタッフが4列に並び治してくれたお陰で、ようやく、中には入ることが出来た。

17時・開場。

皆、一目散に、開場へ駆け出す・・・。

スタッフの声が連呼される・・・。

「十分にお席はございますので、走るのはお止めください・・・。」

「十分に・・・」

私は、悠然とプログラムを受け取り、テクテクと開場へ進んだ。

プログラム① プログラム②

17時30分・開演。

壇上に小さな子供達があがってきた。

紹介によると、2011年に生まれた子を含むちゅうりっぷ保育園の子供たちということだった・・・。

この子等の可愛い開会宣言でコンサートはスタート・・・!

次回へ・・・。