「真実の口」1,180 抗酸化眼鏡販売開始・・・⑬

前回の続き・・・。

【予備検査】

対象者のメディカルおよびフィジカルチェックを行い医学的に健康な状態であることを確認した。

【検証製品に対する感受性および障害検査】

今回の対象者は、アンチ・エイジング・メガネの使用経験がない健常者であることから、実験環境条件に対する感受性の初期障害検査を行い、さらに感受性ミュータント注1について検討し、検証対象製品に対する安全性を確認した。

注 1 感受性ミュータントとは、外部からの刺激を受け、突然変異の生じた個体や細胞もこと。この場合は、抗酸化眼鏡の使用により、突発的な刺激を受けないかどうかということ(多分・・・m(_ _)m)。

【対象者の個体特性の検査】

日常生活においての、各検証項目における固体内変動およびサーカディアンリズム1日の生体リズム)を検討した。各検証項目の固体内変動が 2SD注2 以内を示しなおかつサーカディアンリズムが律動性注3を示したものについて、本検証実験の対象者とした。

注 2  SD とは、標準偏差(Standard Deviation)のこと。医学的有用性からみた誤差許容限界の1つで、基準範囲の 1/4 の幅が許容できる誤差の限界とし、 10% を越える場合には 10% にとどめる。
『誤差許容限界=±{(基準範囲の幅× 1/4 )/基準範囲の中央値}× 100 』
一般に基準範囲は健常者群から求めた測定値の平均値 ±2SD で表現される。その幅の 1/4 は、 1SD に相当する。また測定誤差は一般的に 95% 信頼区間(平均値 ±2SD)で表現される。

注 3 律動性とは、周期的に一定の動作を繰り返すこと。この場合は、1日の生体リズムが乱れていないということ。

【快適行動療法条件による消費カロリー量および摂取カロリーのコントロール】

本検証では、抗同条件の均一性を保つため、各政治に行動療法として快適歩行を行い 1 日の消費エネルギーを算出した。消費エネルギー量の算出には、携帯用 24 時間連続記録心電計注4を装着した。快適歩行は、心拍数コントロール法による屋外歩走行とし、生体への生物学的負荷は最大心拍数に対する 50% レベル( HRmax50% )とした。摂取カロリーは、 1 日の食事内容に関してチェックシートにより算出しコントロールした。

注 4

携帯用 24 時間連続記録心電計 携帯用 24 時間連続記録心電計計測

【単睡眠における対象者の慣れおよび適応条件】

まず予備実験をおこない実験条件への慣れの条件を一定にした。
覚醒時に 1 日に 5 回にわたり血液採取を行い血液採取における慣れの過程での固体内変動が一定になった時点で、本検証実験を行った。

【ダブルブラインド条件】

本検証実験は、被験者・検者に対して、検証の目的や検証に使用する製品の機能や内容について一切の情報開示を行わないダブルブラインド法(二重盲検法)を採用した。

【検証実験デザイン】

使用条件は、 3 日間計測しようとし、初期の唾液の免疫ホルモンおうおび血流抗酸化力を分析し、 3 日間経過後に再度免疫ホルモンおよび血中抗酸化力を記録分析した。
検査対象メガネを 5 日間継続使用することにより、血液中の抗酸化力の向上および免疫ホルモン s-IgA注5 /蛋白質濃度の分析によりリラクセーション注6の指標の変化からアンチ・エイジング・メガネへの人体の有用性を検証した。

注 5 免疫ホルモン s-IgA とは、分泌型免疫グロブリンA ( s-IgA )のことで、消化器、泌尿生殖器および呼吸器の粘膜面を覆う粘膜細胞(これらの表面は細菌による攻撃を受けやすい)を潤している分泌物中に高濃度で存在している。 s-IgA は免疫反応による最初の防御線と考えられており、 s-IgA の最も有名な機能の1つは「免疫排除」での役割で、ウイルス、細菌およびその他の抗原が粘膜上皮に付着および侵入するのを防ぐことができる。したがって s-IgA が欠乏すると感染への抵抗力が低下する。 s-IgA 値は、精神的ストレス、そして交感神経系の全体的状況に敏感に反応するためストレス検査へ採用される。

注 6 リラクセーション(relaxation)とは、緊張を緩めること、精神的平衡を取り戻すこと、くつろぎ、息抜きなどを意味する英語で、セに濁音のあるリラクゼーションはいわゆる和製英語である。

検証実験は、以下の 4 条件を検証内容として実験デザインを構築した。

1 )  A:プラセボメガネを着用し着用前の初期値と 3 日間経過後の測定を行った。
2 )  B:フレームのみ加工したアンチ・エイジング・メガネを着用し前後で測定。
3 )  C:フレームとレンズに加工したアンチ・エイジング・メガネを着用し前後で測定。
4 )  D:メガネのすべてに加工したアンチ・エイジング・メガネを着用し前後で測定。

プロモーションビデオ③

【コンディショニング】

対象者のコンディショニングは、以下の項目において実施した。

1 ) 検証期間中は、薬理療法(漢方含む)サプリメントは摂取しない。
2 ) 現在精神性疾患を有していない。
3 ) 喫煙の習慣を有していない。
4 ) 検証期間中は、過度の飲酒を行わない。
5 ) 検証期間中は、快適行動以外過度の運動や行動等行わない。
6 ) 睡眠リズムは、律動的であり長眠および短眠でない。
7 ) 摂食リズムは、 3 ~ 5 食を基本としダイエットなどを行わない。
8 ) 通常裸眼での生活で、アンチ・エイジング・メガネの使用経験がない。

 

次回へ・・・。