「真実の口」1,292 遺伝子組み換え問題に朗報・・・⑦

前回の続き・・・。

前回、あることに気付いた私・・・( ゚д゚)ハッ!

これを見て欲しい・・・!

株式会社サカタのタネのレタスである・・・。

株式会社サカタのタネ・レタス

生産地・・・アメリカ

続いて・・・。

株式会社サカタのタネのミニ白菜である・・・。

株式会社サカタのタネ・ミニ白菜

生産地・・・韓国

続いて・・・。

タキイ種苗株式会社の人参である・・・。

タキイ種苗株式会社・人参

生産地・・・オーストラリア

続いて・・・。

株式会社トーホクの青首大根である・・・。

株式会社トーホク・青首大根

生産地・・・ニュージーランド

続いて・・・

アタリヤ農園株式会社のこかぶである・・・。

アタリヤ農園株式会社・小かぶ

生産地・・・イタリア

続いて・・・。

カネコ種苗株式会社のミックスベビーリーフである・・・。

カネコ種苗株式会社・ミックスベビーリーフ

生産地・・・
サニレタス➡アメリカ
グリーンスパン➡アメリカ
ルッコラ➡イタリア
レッドリーフレタス➡アメリカ

まさに、タネの多国籍軍である・・・(笑)

最後に、日本農産種苗株式会社の栗えびす南瓜である・・・。

日本農産種苗株式会社・栗えびす南瓜

生産地・・・タイ

生産地を見ていくと、ほとんどの種子が外国産なのである・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!

もちろん、国産の種子もある・・・。

タキイ種苗株式会社のタマネギである・・・。

タキイ種苗株式会社・タマネギ

生産地・・・和歌山

つまり、種苗メーカー各社は、種子の生産を海外で行っていると推測される・・・φ(´ω`= )カキカキ

その答えは、種苗メーカー大手のタキイ種苗株式会社の HP の中にあった・・・。

『研究農場で開発された新しい品種はもちろんのこと、既存品種についても、販売に必要な種子量を確保するために種子の生産が必要です。

種子は工場で生産できるものではありませんので、一般の農作物と同様に畑に作付けを行い増産します。

現在、種子生産は国内および海外の採種農家や採種会社に委託する形で行われています。

国内では採種農家が減少していることに加え、最近では天候不順などにより安定供給ができないことがあります。

そこで、それぞれの作物に適した気候を持つ海外の地域も利用して種子生産を行っています。

また、季節が反対である北半球と南半球の双方に採種地を持つことで、1年を通じた種子生産とリスクの分散が可能となり、より安定した種子の供給ができるようになりました。

現在の市場では、短期間でほぼ 100% の割合で発芽するなど、高い品質の種子が求められてきています。

そのような高品質種子を生産するためには、作物の特性を熟知し、生育状態を見極めながら、一つ一つの品種に最も適した肥料や水などの管理を行っていくことが大切です。

また、技術の向上に努める優秀な農家や委託会社を選ぶことも大切です。

種子生産は短くても 6 ヶ月、長いものでは約 2 年をかけて栽培し採種を行います。

その生産過程を確実なものにするため、各品種に最も適したタネまき時期の設定から育苗、栽培管理、交配、種子の収穫、種子の精選に至るまで、担当社員が世界中を駆け回り綿密な技術指導を実施しています。

各地の農家や委託会社と協力しながら、みなさまのお手元に高品質種子を安定供給できるように、地道な努力を続けています。』

更に、『【サカタのタネ】M&A で世界にビジネスの「タネ」をまく』という記事を M&A Online (※注) 内で発見した。

(※注 )  M&A Online は、情報の収集・発信を行いながら、日本の産業が M&A によって力強さを増していくことを考え、 M&A (企業の合併・買収)、またそれに関する身近な情報を広く一般の方々に提供するメディアである。

『日本人には「四季があり、穏やかな気候に恵まれた日本」というイメージがあるが、実態は全く違う。

梅雨、台風、夏は 40℃ を超え、冬に零下 20℃ を下回る激しい温度差、多湿など、植物にとっては非常に厳しい環境なのだ。

確かに、今年に限って考えたとしても・・・。

★平成 30 年豪雪

2017 年 12 月 ~ 2018 年 2 月の日本の冬は、冬型の気圧配置の強まることが多く、 2018 年 1 月中旬前半・ 1月下旬・ 2 月上旬など、日本海側では何度も大雪となった。特に、 2 月上旬には北陸地方で記録的な大雪となり (これを指して北陸豪雪、福井豪雪とも呼ばれる)、また強い寒気が繰り返し流れ込んだため 12 月から 2 月の 3 ケ月間は全国的に平年より気温が低く、特に西日本では 1985 ~ 86 年の冬以来 32 年間で最も低かった。

★大阪北部地震

6 月 18 日 7 時 58 分ごろ、大阪府北部を震源として地震が発生。地震の規模はマグニチュード 6.1 で、震源の深さは 13 km 。最大震度 6 弱を大阪府大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の 5 市区で観測した。大阪府内で死者  5 人、 2 府 5 県で、負傷者 435人(うち重傷者 17 人)、住家の全壊 12 棟・半壊 273 棟・一部破損 41,459 棟、火災は大阪府と兵庫県で 7 件確認された。

★2018年猛暑

6 月~ 8 月にかけて、東日本・西日本を襲った記録的な高温(猛暑)。平均気温は、東日本(関東甲信・東海・北陸)で平年比 +1.7℃ となり、 1946 年の統計開始以降、最も高くなった。西日本でも平年比 +1.1℃ で、統計開始以降第 2 位だった。 7 月 23 日に、埼玉県熊谷市で全国歴代1位となる 41.1℃ を記録し、 8 月 6 日には岐阜県下呂市金山で、 8 月 8 日には岐阜県美濃市で歴代 2 位となる 41.0℃ が観測された。日本全国で、 7 月に熱中症により緊急搬送された人は 54,220 人、死者は 133 人で過去最高となった。

★平成30年7月豪雨

6 月 28 日 ~ 7 月 8 日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に広い範囲で記録された台風 7 号および梅雨前線等の影響による集中豪雨。死者 221 人、行方不明者 9 人、負傷者 421 人(重傷 71 人、軽傷 347 人、程度不明 3 人)、住家の全壊 6,296 棟、半壊 10,508 棟、一部破損 4,379 棟、床上浸水 8,937 棟、床下浸水 2万545 棟、公共建物の被害 11 棟、その他の非住家被害 193 棟の被害をもたらした。

★平成 30 年台風第 12 号

7月25日に発生し、翌 26 日 21 時に「強い勢力」に発達したのち、 27 日午後に小笠原諸島の東海上を北上、進路を西寄りに変え 28 日午後には伊豆諸島に接近した。台風はその後も東海道沖を西進し続け、 29 日午前 1 時頃に中心気圧 970hPa 、最大風速 35m/s の「強い勢力」のまま三重県伊勢市付近に上陸した。上陸後も台風は西進し、近畿、中国地方を通過した後瀬戸内海に抜け、同日 17 時半頃に福岡県豊前市付近に再上陸した。東から西、西から南へと進む異例のコースから、“逆走台風”とも呼ばれた。負傷者 3 人(軽傷 3 人)、住家の半壊 2 棟、一部破損 47 棟、その他の非住家被害全壊 2 棟、一部損壊 26 棟、公共施設 115 棟、その他 19 棟の被害をもたらした。

★平成 30 年台風第 20 号

8 月 18 日に発生し、 20 日 9 時には、暴風域を伴い始め、 21 日 15 時には「強い勢力」に発達。そして、 22 日 12 時には「非常に強い勢力」に発達した。その後、四国地方を暴風域に巻き込みながら北上し、強い勢力を保ったまま、 23 日 21 時頃徳島県南部に上陸した。 24 日 0 時前には兵庫県姫路市付近に再上陸した。台風は日本海に抜け、24日15時に秋田沖の北緯41度、東経138度で温帯低気圧に変わった。死者4 人、行方不明者 0 人、負傷者 30 人(重傷 2 人、軽傷 27 人、程度不明 1 人)、住家の一部破損 47 棟、床上浸水 6 棟、床下浸水 22 棟、その他の非住家被害 2 棟の被害をもたらした。

★平成 30 年台風第 21 号

8 月 28 日に発生し、速いペースで発達し 29 日には暴風域を伴い、同日 15 時には「強い勢力」、 30 日 15 時には「非常に強い勢力」に発達した。 31 日 9 時には「猛烈な勢力」に発達した。台風は西進した後、高知県の一部を暴風域に巻き込みながら北上し、「非常に強い勢力」を保ったまま 4 日 12 時頃徳島県南部に上陸した。14 時頃には、兵庫県神戸市付近に再上陸し、さらに速度を速め、 5 日午前 9 時に間宮海峡で温帯低気圧に変わった。死者9 人、負傷者 467 人(重傷 27 人、軽傷 422 人、程度不明 18 人)、住家の全壊 1 棟、半壊 3 棟、一部破損 1,068 棟、床上浸水 3 棟、床下浸水 20 棟、公共建物 1 棟、その他の非住家被害 42 棟の被害をもたらした。

★北海道胆振東部地震

9 月 6 日 3 時 7 分 59.3 秒に、北海道胆振地方中東部を震源とした地震が発生。地震の規模は、マグニチュード 6.7 、震源の深さは 37km 。最大震度は、震度階級で最も高い震度 7 で、北海道では初めて観測された。死者41 人、負傷者 681 人(重傷 9 人、軽傷 646 人、程度不明 26 人)、住家の全壊 32 棟、半壊 18 棟、一部破損 12 棟の被害をもたらした。

思い出すだけでの、凄まじい 一年である。

これに、直接、間接に被害を受ける農作物のことを考えると、海外生産も頷けるのではないだろうか?

次回へ・・・。