前回に引き続き、害虫忌避効果・・・。
一般家庭で困っている害虫にはどのようなものがあるだろう???
ゴキブリ、ダニ、ノミ、ハエ、蚊、シロアリ、蜘蛛、etc・・・
その他に虫ではないが、ネズミとかもお困りの方が多いのではないだろうか?
各々生態を見てみよう。
害虫と言えばア○ス製薬。
HPを参考にさせていただいた。
ゴキブリ・・・暗くて暖かく、狭い場所を好み、湿気の多いところに住む。
ダニ・・・高温高湿を好み種類により生息場所は違う。
ノミ・・・人やイヌ、ネコに寄生。
ハエ・・・ここではイエバエについて書くが、人が生活している環境にだけ生息し、自然環境ではほとんど存在せず、家屋内に好んで侵入し、台所や居間、トイレで多く見られる。
蚊・・・一生のうちで、卵 – 幼虫 – 蛹 – 成虫という完全変態をおこなうが、卵を産み付けるのは水の中なので、基本、水があるとこならばどこにでも存在する。
シロアリ・・・暗くて湿気の多いところを好む。
蜘蛛・・・類や生態は多様で、クモの中には自ら出す糸で巣を作って餌となる害虫を捕捉するタイプから、巣を作らずに徘徊して害虫を捕捉するタイプまで存在。
ネズミ・・・床下や屋根裏等に巣を作り、そこを中心にエサを確保する。
こんな感じである。
これを見ると、ゴキブリとダニ、シロアリにとって、前回のテーマでも書いた調湿効果のある抗酸化工法ならば、生きづらい環境ということになるので、今回はあえて解説はしない。
蚊については、二酸化炭素の密度が高いところへ、周りより温度が高いところへと向かう習性があり、抗酸化工法の家では、蚊自身がCO2を検知しにくくなるので、例え家の中に入ってきたとしても、餌の存在が見つけられずに弱々しくなる。
以前、抗酸化工法を全く理解せずに、”抗酸化工法の家では網戸がいらない”などと吹聴していた御仁がいたが、勘違いも甚だしい。
ノミについては、二酸化炭素を感知して寄主を探すので蚊と同様である。
ハエについては、エネルギー源として花の蜜や果物、アブラムシの排泄物(甘露)などから糖分を摂取するが、卵巣や精巣の成熟のための蛋白源として種によってさまざまな食物を摂取する。
蛋白源となる食物は、ヒトや家畜の涙・唾液・傷口からの浸出液といった体液、死肉・動物の糞・腐敗植物質といった動植物の死骸、花粉などである。
つまり、腐敗環境にある臭気に寄ってくるのである。
抗酸化工法の家であれば、腐敗環境になるのではなく、生活悪臭を分解するのだから、何ら問題ない。
この2枚の画像を見て欲しい。
抗酸化工法処理前と処理後の豚舎である。
処理前の豚舎では、豚は立ったままで、身体には無数のハエがたかっている。
これは、自分たちの糞や尿で、床部にアンモニアが溜まり、寝ると呼吸が出来なくなるため立ったままなのである。
抗酸化工法処理後の豚舎では、豚は床に寝そべり、ハエも身体にまとっていない。
動物は理屈をこねないから良い・・・。
蜘蛛については、自身が餌とするものが家にいないので、餌が無い以上、他にうつるしかない。
ネズミにしても同様である。
以前、ネズミ忌避の実験をしたので、ついでにUPする。
http://www.aida-soken.co.jp/pdf/mouse.pdf
まとめ・・・。
人間であれ、害虫であれ、食べてそれを栄養に変えるためには消化酵素が必要である。
抗酸化工法の家であれば、バクテリアのバランスを整えるため、その環境の消化酵素を持ち合わせていない害虫たちは、生きていくことができないということである。
人間と害虫を住み分けるのだから、殺虫剤等で無駄な殺生をしなくても良い。
如何だろう?
害虫たちと無縁の生活を送っては・・・。