月: 2024年7月
「真実の口」2,200 マイクロプラスチック・SeasonⅡ⑦

「真実の口」2,200 マイクロプラスチック・SeasonⅡ⑦

前回の続き・・・。 【 プラスチックモデル 】 ヒトの生涯にわたるマイクロプラスチックへの曝露は、摂取量(食事および吸入)とヒトの体内での消失プロセス(消化管経由)の質量バランスとしてモデル化されます。 1 人当たりの消

「真実の口」2,199 マイクロプラスチック・SeasonⅡ⑥

「真実の口」2,199 マイクロプラスチック・SeasonⅡ⑥

前回の続き・・・。 2019 年 6 月にオーストラリア・ニューカッスル大学から研究発表された「(我々は)毎週平均 5g のプラスチックを摂取しており、これはクレジットカード 1 枚分に相当する。」という衝撃の報告を前回

「真実の口」2,198 マイクロプラスチック・SeasonⅡ⑤

「真実の口」2,198 マイクロプラスチック・SeasonⅡ⑤

前回の続き・・・。 マイクロプラスチックが血液を介して全身に行き渡っていることを想定して考えられる人体の影響とは如何なものだろう? 脳 ☞ マイクロプラスチックを含むプラークが脳卒中を引き起こす恐れがあるほか、血流に乗っ

「真実の口」2,197 マイクロプラスチック・SeasonⅡ④

「真実の口」2,197 マイクロプラスチック・SeasonⅡ④

前回の続き・・・。 前回、前々回で紹介した論文の影響で、世界中で「ペットボトル飲料」を飲まない医師が続出しているという。 本当かどうか真偽のほどはわからないが・・・ァハハ・・(´゚Д゚`;) それぞれの著者の言葉をもう一

「真実の口」2,196 マイクロプラスチック・SeasonⅡ③

「真実の口」2,196 マイクロプラスチック・SeasonⅡ③

前回の続き・・・。 前回の論文で報告されたボトル入り飲料水に含まれるナノ粒子を識別する新しい方法は、分子が光に反応してどのように振動するかを測定することで細胞の化学組成を分析できるレーザーベースの技術であるラマン分光法の

「真実の口」2,195 マイクロプラスチック・SeasonⅡ②

「真実の口」2,195 マイクロプラスチック・SeasonⅡ②

前回の続き・・・。 マイクロプラスチックに関しての衝撃的な研究論文が、今年の 1 月 ~ 3 月にかけて、アメリカで 2 発表されたそうだ。 Rapid single-particle chemical imaging

「真実の口」2,194 マイクロプラスチック・SeasonⅡ①

「真実の口」2,194 マイクロプラスチック・SeasonⅡ①

マイクロプラスチックというワードを聞いて久しい。 私が前回取り上げたのが 2019 年である。 少し復讐しよう。 マイクロプラスチックとは、 5mm 以下の微細なプラスチックのことである。 マイクロプラスチックは、 もと

「真実の口」2,193 人食いバクテリア⑥

「真実の口」2,193 人食いバクテリア⑥

前回の続き・・・。 前回取り上げたテレ朝ニュースだが、偶然にも、私はその番組を見ていた。 興味深い話だったので、番組で紹介された内容をもう少し取り上げてみる。 番組にリモート出演されていた東京女子医科大学感染症科・菊池賢

「真実の口」2,192 人食いバクテリア⑤

「真実の口」2,192 人食いバクテリア⑤

前回の続き・・・。 今回も感染症例を取り上げてみる。 以下、 HBC  北海道放送より。 北海道札幌市の U・M さんは 3 年前に“劇症型溶血性レンサ球菌感染症”に感染した。 U・M さん: 「ただ事ではないことになっ

「真実の口」2,191 人食いバクテリア④

「真実の口」2,191 人食いバクテリア④

前回の続き・・・。 今回は、実際に“人食いバクテリア”に感染された方の症例を取り上げてみる。 “劇症型溶血性レンサ球菌感染症”は、強毒化したレンサ球菌が皮膚や粘膜のキズから侵入し、筋肉や血液、脂肪組織など菌が存在しない部