2021年 新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。

旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有り難く厚く御礼申し上げます。

新型コロナウィルスに明けて、新型コロナウィルスに暮れた昨年から、不要不急な外出を控えるようにと言われた新年を皆さまはどのように迎えていらっしゃいますか?

今年の干支は“丑”です。

牛は昔から食料としてだけでなく、農作業や物を運ぶときの労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。

勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起の良い動物として十二支に加えられたそうです。

『漢書』律暦志によると、丑は「紐(ちゅう:「ひも」「からむ」の意味)」、芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を表しているとされ、指をかぎ型に曲げて糸を撚ったり編んだりする象形とされたそうです。

後に、覚え易くするために動物の牛が割り当てられたそです。

恒例のようになってきましたが、元証券マンがお伝えする相場格言。

「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」

「丑年」の相場格言は、「つまづき」・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

丑年の相場は俗に一段落すると言われています。

SMBC 日興証券によると、 1950 年以降で丑年の日経平均株価の年間騰落率は平均でマイナス 0.05% 。

十二支の中では午(うま)年のマイナス 5.04% に次いで二番目に悪いそうです。

延期となった東京オリンピックが開催されるのか?

芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を想像すると、今年は芽を出すための準備に充てると良い時期なのでしょうか?

新型コロナウィルスが収束し、普通の日常を取り戻し、今年一年が、この星の生きとし生けるものにとって、幸多い年になることを願いながら、年頭のごあいさつとさせていただきます。

ASK株式会社
代表取締役社長 佐々田 共一