おうっ!333回目で、シリーズ③・・・。
なんか良いことがありそうだ・・・。
では、前回からの続き・・・。
乳酸菌を取り上げるにあたり、ネットで調べていたら、最近では、もっと面白い物があるようだ。
まあ、私が面白いというのだから、このブログの読者なら、ご理解いただけると思う・・・(笑)。
それは・・・
『機能活性型乳酸(通称Lac・ラック)』である。
『機能活性型乳酸(通称Lac・ラック)』とは、天然の糖類を乳酸菌で醗酵させ抽出されたL型発酵乳酸を濃縮粉末化したものらしい・・・。
通常の乳酸は、分子構造が極めて小さく、体内に取り込んでも直ぐに排泄されるが機能活性型乳酸(Lac)は、特殊加工されているため、体内に長く留まり、体内エネルギーとして利用され、血液や細胞レベルに活力を与えて、自然治癒力を向上してくれるということである。
その仕組みは、機能活性型乳酸(Lac)は、腸内乳酸菌を約20倍に増し、腸内環境を改善し、腸内浄化を行なってくれるからというのである。
しかも、一部のサイトでは、『乳酸菌は、とりすぎても増えすぎても全く副作用などの害を引き出す心配はない。何故なら、母乳で育っている健康な乳幼児は100%近くビフィズス菌で占められ、抵抗力の弱い赤ちゃんの健康を守っている。』と宣っているのである。
おいおい・・・。
善玉菌・悪玉菌というのは、人間が勝手に仕分けしているだけで、悪玉菌の存在意義もあるのである。
それを、腸内バランスを無視して、善玉菌ばかりにすれば、素晴らしい未来が待っているというような迷い事を、どのホームページをみても書き連ねている。
さてさて・・・。
自然界を見れば一目瞭然である。
以前、東日本大震災・・・抗酸化からの提案ⅷで触れているので、興味がある人は読んで欲しい。
宇宙も地球も人間も動物も植物も、あるいはバクテリアの世界も、皆、同じである。
ある種が増えすぎれば、そのある種はワルモノになる。
自然界であれば、それはいずれ、食物連鎖の流れの中で、駆逐され、正常な状況に戻っていく。
だが、これを人間が自分の意志で、腸の中に欠かさず、乳酸菌を送り続けるという行為は、全く自然ではない。
やがて、善玉菌も悪玉菌へと変貌を遂げ、それにも気づかず、自分は身体に良いことをしているのだからと勘違いしたまま、身体のバランスを崩し、やがて死に至る・・・。
そんなに乳酸菌が良いのであれば、もっと、良い方法がある。
元々、乳酸菌とは、炭水化物を分解して乳酸を合成(乳酸発酵)する微生物の総称である。
ヨーグルト、チーズ、バター等の乳製品だけに乳酸菌がいるわけではない。
昔から、日本の食生活になじんでいる漬けものもそうである。
それだけではない。
醤油や味噌の中にも乳酸菌は存在する。
そうであれば、話が早い。
食べることが身体に悪い?⑥で、作り方を紹介している自家製味噌を使って、毎日、味噌汁を飲めばいいのである。
そして、ペールで作る自家製味噌の下部に溜まる液体こそが、溜まり醤油なのである。
これらこそが、自分が呼吸する空気と同じ乳酸菌で作られた最高の乳酸菌群なのである。
これさえあれば、馬鹿高い機能活性型乳酸(Lac)を購入することもない!
“Lac”で死を選ぶか?
抗酸化で“楽”に乳酸菌と仲良くするか?
選ぶのはあなた自身である。
余談だが、Lacの製造法は瞬間凍結である。
これについては、 乾燥したら・・・色んな事が見えてきた!③で触れているので、興味があったら読んで欲しい。