前回の続き・・・。
前回告知した知らないと怖い話は、最後のお楽しみと言うことで、私の体験談を先に書かせていただく。
鯖で薬の怖さを知った私は、今回はできるだけ早いこと薬を断とうと思い、痛みが薄れだしてからは、薬の量を少し減らして様子を見ることにした。
そして、2週間後には、ようやく、薬に頼らなくても良いようになった・・・。
一般的に、鯖は、一度あたると、反応し易くなると言われているようだが・・・。
5月末に出張で、鹿児島を訪れた際、”首折れ鯖”を食べたのだが、何とも無かった・・・(^-^)/
“首折れ鯖”とは、鹿児島県屋久島で水揚げされるゴマサバの現地名のことで、血液を抜くためと鮮度を保つために、漁獲後すぐに首を折ることからその名が付いたものである。
もちろん、それを刺身で食べるのだから、シメサバの比ではない!
そう考えると、前回、鯖にあたったのは、薬の影響としか考えられない・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
現在、色んな薬に頼っている方も多いことと思う・・・。
私は、自身で体験して、薬の怖さを身をもって知る事が出来た。
今の日本の医療は、患者を薬漬けにしても、何の危機感も持っていないというのが現状である。
薬と無縁の生活が出来るのであれば、それに超したことはない・・・。
私は、腰椎と頸椎というヘルニアで、改めて、健康のありがたみを知った。
日々の健康は、日々の食事と意識に支えられている・・・。
皆も十分注意して欲しい・・・!
さて、では知らないと怖い話をさせていただく・・・。
“せん妄”という言葉を聞いたことがあるだろうか?
私もある書を読んで、初めて知り得た言葉なのだが、『意識混濁に加えて、幻覚や錯覚が見られるような状態。』のことを言のである。
せん妄の具体的な症状は・・・。
ふだん間違わないものを間違って認識する(誤認・失認)。
どこにいるのか、自分が誰か判らない(失見当識)。
現実には無いものが明瞭に見えたり・聞こえたりする(幻覚・妄想)。
ものが異常に小さく見えたり、異常に大きく見えたりする。
興奮を伴う激しい言動、興奮して暴れる。
認知の障害。
コントロール不能な異常な恐怖や激しい喜怒哀楽で情緒不安定になる。
以上のような症状が見られるらしいのだが、字面だけ見ると、認知症と何ら変わらない・・・。
事実、病院では、高齢者が入院すると、「入院した途端、急にボケてしまって、自分がどこにいるのか、あるいは今日が何月何日かさえもわからなくなってしまった。」というエピソードは事欠かないらしい・・・。
もし、これらの症状が薬の服用によるものだったとしたら、どうだろう???
前回、何らかの薬を処方する際には、胃の保護のために、胃薬も処方されるという話をした。
“H2ブロッカー”という言葉を聞いたことがないだろうか?
“H”はヒスタミンの頭文字で、“2”はヒスタミンの受容体のうち2番目に発見された受容体のことで、“ブロッカー”とはその受容体を遮へいするものという意味である。
市販薬としては、ガスター●●がそれにあたる。
このH2ブロッカーの服用で、せん妄が引き起こることが多々あるらしい・・・。
薬の正しい知識を持って、せん妄の症状がでたときに、H2ブロッカーが原因かも(?)と疑うことが出来たらいいのだろうが・・・。
我々、素人では、その判断はしづらい・・・。
そして、薬の服用を止めれば、元に戻るにも関わらず、認知症と勘違いされて、永年の服用により、本当の認知症へと進んでしまったとしたら・・・(((( ;゚д゚)))アワワワワ
因みに、私が処方されていたファモスタジンもガスターのジェネリック薬品である・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
あなたの周囲で、最近、呆けてきた(?)と思われる人がいたら、飲んでいる薬を疑ってみよう・・・。
医者によって、認知症にされないためにも・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
もちろん、ガスターばかりが、せん妄を引き起こすのではない。
その他にも、種々の薬で、そのような副作用が報告されている。
しかし、一般的によく処方され、市販薬としても簡単に購入できるガスターは、取扱いを良く注意した方が良いと思う。