「真実の口」70 山口~愛媛

先週の木曜、山口県周南市で葡萄を作っている広実農園へ行ってきた。

http://www3.plala.or.jp/Sugane-FruitLand/noen/noen-top.htm
広実農園1

前日には20cmを超える降雪だったらしい。

しかし、新潟、岐阜、長野と行く先々で雪を降らせてしまう。

九州男児の私は雪が苦手にも関わらず雪を呼び込んでいるようだ。

広実農園へは、4度目の訪問となる。

一番最初は、美味しい葡萄を作りたいので、智慧を貸して欲しいとの依頼で訪問した。

その際は、えみなの使い方や病気の木への対処法を置きみやげにしてきた。

二、三度目は、収穫の時期に併せて訪問した。

この葡萄が最高に甘くて美味しい。

広実農園2

今回は、更に、美味しい葡萄を作りたいという要望での訪問である。

まず、撒水する水を変えることを奨めた。

これが、撒水器である。

広実農園3

雪の葡萄畑を歩かされた。

この中に抗酸化セラミックを入れることで格段と美味しくなるはずである。

広実農園4

更に、いきいきコートを塗った煉瓦を根の大きさに合わせて埋めていくことを提案した。

葡萄の根は、葡萄の枝の広がりと同じ位に浅く広く張るらしい。

そこで、葡萄の木と木の間に、埋めていけば作業にも邪魔にならないのではと再提案する。

更に、寒いときには、温水を通すらしく、大型の灯油タンクが置いてあったので、それを抗酸化処理すれば、熱効率もよくなり、温水にも効果が出てくるので一石二鳥ではないかと提案。

また、どうしても、屋外で葡萄を吊るための、ワイヤーや金属が錆びてしまうとのことなので、これも塗料を使うように提案してみた。

きっと、今年の夏には、美味しい葡萄を提供してくれるだろうと思う。

通販もしているので、皆も是非食していただきたい。

翌日、愛媛県松山市で青果卸業を営んでいる本多商店へと移動した。 http://www.k-honda.jp/index.html

社長業を奥様へ譲り、本格的に農業に取り組みたいという本多氏から、一度話を聞きたいという要望があったからである。

標高1,000mのところに既に農地を準備しているらしい。

本来であれば、現地へ見に行きたかったのだが、松山でも前々日に雪が降ったらしく、坂が凍って上れないだろうということで断念。

取りあえず、米を環境回復農法で本格的に作りたいと言うことなので、米の基本的な作り方を伝授。

更に、ここの取水口にもセラミックを使用することを提案。

また、家の庭先で面白い実験をしていたので紹介する。

庭の雑草を刈って、片方は何もせずに積み上げるだけ、もう片方はえみな水をかける。

案の定、えみな水をかけた雑草は発酵が進んで、ペチャンコになったようである。

枯草  枯草(えみな)

二日間、農業についての出張だったが、農業だけではなく、様々な業種で抗酸化を取り入れたいという要望があれば、現地を直に見れば、様々なアイデアが浮かんでくるので、是非、声をかけて欲しい。