前回の続き・・・。
前回、食には関係ないが、“光る動物”達を紹介した・・・。
今回は、更に、「こんなん良いの?」という話題を取り上げてみよう!
“蠍+キャベツ”
http://foodfreedomgroup.com/2013/06/30/gm-cabbage-with-scorpion-poison-coming-soon/
2013年6月29日
猛毒を合成する蠍の遺伝子を組み込んだキャベツが開発された。
農薬の消費を抑制するのが目的らしいのだが・・・。
ナントモ、凄い世の中になってきたもんだ・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
“兎(ウサギ)+ポプラ”
http://www.theguardian.com/environment/2007/oct/16/gmcrops
2007年10月16日
兎の遺伝子が組み込まれたポプラが開発された。
ナント、土壌改良が出来るという・・・!
工業用脱脂剤として使われ、地下水の中で最も一般的な汚染物質の一つである発ガン性物質のトリクロロエチレンを91%除去できたというのだから凄いものである・・・Σ(・ω・ノ)ノ
更に、プラスチックを製造するために使用されるクロロホルム、飲料水、溶媒、四塩化炭素、塩化ビニルの消毒副産物のような他の一般的な環境汚染物質でさえ除去してしまったらしい・・・(・∀・)スゴイネ!
“ワクチン+バナナ”
2000年~2012年7月20日
http://www.mhhe.com/biosci/pae/botany/botany_map/articles/article_12.html
http://guardianlv.com/2013/06/bananas-as-hepatitis-b-oral-vaccine/
B型肝炎やコレラのワクチンを含ませたバナナを開発・・・?
どうやら、バナナにワクチンを添加することにより、ワクチンを製造することが出来ない発展途上国等において、バナナを食べるだけで感染予防ができるということが目的らしい・・・(゜Д゜))マヂ!!!
バナナだけではなく、じゃがいも、レタス、にんじん、タバコでも成功しているらしい・・・。
日本国内では、米へのワクチン転嫁が開発中らしい・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
如何だろうか?
「こんなん良いの?」って感じが、心のどこかに残らないだろうか?
種を超えて遺伝子操作をしてしまったら、行きつくところまで行ってしまえみたいな気がするのは私だけだろうか・・・?
確かに、遺伝子組み変え技術は、医学的に必用なのかも(?)、環境学的に必要なのかも(?)、食糧危機のために必要かも(?)と思える半面を感じないこともない・・・。
科学者や企業は、そこに利益が付きまとうから、躍起になって研究を進めるのは当然の話である・・・。
しかし、人類は一歩進むと、残念ながら後戻りはできない・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
今更、人間が発見・発明したものを列挙するつもりはないが、不要だったもの、いや、寧ろ、無かった方が良かったものが多々ある・・・(`・ω・´)ノオゥ!!
大局的には危機感を覚えるものの、遺伝子組み換え技術の産業への転用は、即刻、我々の身体に直結して影響のあるものではない・・・。
しかし、遺伝子組み換え食物に関しては、我々の身体、その後世へと引き継がれていく可能性がある。
元来、人間には、直感的に危険を感じる能力がある。
遺伝子組み換え食品についてもそうなのではないだろうか?
ヨーロッパでは、1998年以降、遺伝子組み換え食物の流通が認められていない・・・。
あの能天気なアメリカでも、主食になる小麦に関しては、2005年以降、モンサント社がRR小麦の開発プログラムを中止して以来、開発は行われていない・・・。
莫大な人口を抱え、食糧確保に躍起になる中国でさえ、2014年になり、遺伝子組み換え食物に対してNOという方向転換の姿勢を示した・・・。
ロシアも、9月25日、メドヴェージェフ首相がロシアへのすべての遺伝子組み換え食品を 含む製品の輸入禁止の検討を指示した・・・。
我が国は、アメリカに右へ倣えの姿勢を続けていて良いのだろうか・・・?
次回へ・・・。