前回の続き・・・。
U:「どうしたら良いんですか?」
私:「ウチで作っている“いきいきパック”という鮮度保持袋は知っていますよね?」
U:「はい。」
私:「“いきいきパック”のLLサイズがありますから、その中に、この米糠とこの農地に生えている雑草あるいは商品にならなかった作物を入れて、“例の酵素水”に水を少し加えて、暫く置いてみて下さい。」
U:「はい。」
私:「それで出来上がったものと農園の土を同量程度で良いので、混ぜて、木の回りに撒いていって下さい。」
U:「枝がある範囲ですか?」
私:「理想はそうですけど、それは、結構な手間になるんで、幹の周囲だけで良いですよ。」
U:「わかりました。早速、やってみます。」
私:「それと、このマメガラは何ですか?」
U:「近くで味噌を作っている工場があるんですが、大豆を取った後の殻です。」
私:「これも、えみなでやってないですよね?」
U:「はい・・・。」
私:「じゃあ、これには、えみな水をかけた後に、“例の酵素水”をかけておいて下さい。」
U:「判りました。」
私:「それと、最後の大仕事に、積雪が始まる前日にえみなを粉のまま、農園全体に撒いておいて下さい。」
U:「量は・・・?」
私:「適当です・・・(笑)」
U:「少量で良いんですよね?」
私:「はい。全体ですから、手で適当に撒く程度で良いですよ。」
U:「判りました。」
私:「後は、雪の布団をかぶった土の下のバクテリアに任せて、来年を待ちましょう。」
U:「そうですね。ところで、この収量って維持できるものなんですか?」
私:「維持でなく、土のバランスが整っていけば、今年よりも、収量アップも夢じゃないと思いますよ。」
U:「そうなると良いですねぇ・・・。」
私:「実はねぇ・・・。私が、全国各地で環境回復農法を指導していますが、何年も続けている所は、最初の間は、出来た物を送ってきていただけるんですが、段々、送られなくなってくるんですよ・・。」
U:「どうしてですか?」
私:「人気が出て、予約段階で、収量オーバーになって、私らの処まで回らないみたいなんですよ・・・(笑)」
U:「そうなんですか?私も今年送ろうかどうか迷っている間に、捌けてしまったんですよねぇ・・・。」
私:「来年、期待していますから・・・(笑)」
私は、10時から予定があるというU氏の元を辞去して、再び、福島へ向かった・・・。
それから、数日後、以下のようなメールがU氏から届いた。
『先日はお越し下さりありがとうございました。
変化、効果を自分で実感しないと長続きしないというのはそうだなあと思いました。
携帯のアドレスをお知らせします。
××××@○○○.ne.jp
お越しになる時など、こちらにご連絡いただけるとより間違いないかと思います。』
是非、来年を期待したいと思う・・・!
次回へ・・・。