今日はクリスマスである。
アメリカでは、クリスマスにクリスマに交わす言葉は、「Merry Christmas(メリークリスマス)」か、それとも「Happy Holidays(ハッピーホリデー)」かという話題が議論を呼んでいる。
もちろん、仕掛け人は、お騒がせ大統領“ドナルド・トランプ”氏である。
選挙戦の時に、当選したら「Merry Christmas!」を使うと支持者に約束していたからだ。
大統領として初めて迎えるクリスマスに、公約通り、至るところで「Merry Christmas!」を発しているらしい。
その一方、敢えて「Merry Christmas」ではなく、「Happy Holidays」を使う米国人も増加している。
その背景には、2001年の同時多発テロ以降、文化や宗教の多様性を認め合おうという流れが、アメリカにも根付いてきているかららしい。
民間調査機関ピュー・リサーチ・センターが、クリスマス期間中に店で買い物をする際に、店員などから掛けてもらうあいさつは、「Merry Christmas」と「Happy Holidays」のどちらがいいかという調査を行った結果。
「Merry Christmasを好む」と答えた人は32%で、2012年の42%から大きくダウン。
逆に、「Happy Holidaysを好む」と答えた人は、12%から15%に増えた。
「どちらでも構わない」との答えも6ポイントアップの52%で、米国民の「Merry Christmas」離れが鮮明になっているそうだ。
トランプ大統領の支持政党である共和党支持者では「Merry Christmasを好む」が54%に達し、「Happy Holidaysを好む」はわずか7%だった。
対照的に、民主党支持者は「Merry Christmasを好む」が19%、「Happy Holidaysを好む」が20%で拮抗し、ただ、一番多かったのは「どちらでも構わない」という無関心派で、61%だったらしい。
日本では、仏教徒が多い中、相変わらず、「Merry Christmas!」である(笑)。
ところで、クリスマスと言えば、子供たちにとって最大の関心事はクリスマス・プレゼントである。
我が家の末娘にとってもそうなのだが・・・。
一ケ月位前のことである。
私:「サンタさんに手紙は書いたんか?」
娘:「まだ書いてない。」
私:「早くしないとプレゼントもらえないぞ。」
娘:「大丈夫だよ。最近、サンタさんはネットで買うらしいから・・・。」
私:「え~っ!誰がそんなこと言ってるん?」
娘:「学校でお友達が言ってたよ。」
私:「違う。違う、本で読んだやろう。サンタのおもちゃ工場で作ってたやん。」
娘:「うん・・・。」
私:「だから早くしないと製造に間に合わんようになるよ。」
娘:「うん。分かった。」
・・・手紙を書きだす娘。
娘:「書いたよ。」
私:「うん。分かった。サンタさんに伝えとくわ。」
それから2週間くらいして、タブレットで動画を見るために私のカバンからタブレットを出している最中、例の手紙を発見されてしまった。
娘:「おとうさん。手紙出してないの?」
私:「いや。もう連絡したよ・・・( ̄□ ̄;)アセアセ…..」
娘:「サンタ電話?」
実は、もっと小さいころ、お父さんは色んな人とお付き合いがあるから色んな電話を持っているということを話していた。
天気の神様電話。
天使電話。
鬼電話。
閻魔電話。
猫電話。
スズメ電話。
Etc・・・。
その時々に使い分けて、娘を楽しませたり、おびえさせたりしていた・・・(笑)
私:「いや。最近はサンタさんもメールを使うようになったからメールだよ。」
娘:「ふ~ん。やっぱり、そのうちサンタさんもネットで買うようになるんじゃない?」
私:「さあ?どうだろうね・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…」
因みに、我が家ではその国その国で担当しているサンタクロースがいることになっている。
サンタクロースが“いる”・“いない”の話題になった時に、こんなことを教えてやった。
サンタクロースは子供が寝ているクリスマスイブの22時~翌クリスマス当日の6時までに配っている。→だから早く寝なければいけないし早く起きてもダメ!
サンタクロースは一人でプレゼントを配っている。→だから高すぎるものや重すぎるものや大きすぎるものはダメ!
そして、日本の子供の数は1571万人。
●サンタクロースが1時間に配るプレゼントの数は『約1,571,000個』
●サンタクロースが1分間に配るプレゼントの数は『約26,184個』
●サンタクロースが1秒間に配るプレゼントの数は『約436個』
サンタクロース1秒間に436人の子供にプレゼントを渡している→だから誰も見ることは出来ないけどちゃんと“いる”。
いつまでも純粋でいて欲しいと願う私である。