「真実の口」1,695 新型コロナウィルス・・・198

前回の続き・・・。

先週金曜日の寄稿に続き、新型コロナワクチンの副反応について寄稿する

9 日(水)に、第 61 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和 3 年度第 9 回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)が開催された(以下、合同部会)。

今回は、モデルナ社製も大規模接種会場で接種が開始されたので、アナフィラキシーに関しても取り上げてみよう。

新型コロナワクチン接種後の アナフィラキシーとして報告された事例の概要

【ファイザー社製】

1. 報告状況

令和 3 年 2 月 17 日から令和 3 年 6 月 4 日までに報告されたアナフィラキシー事例は計 3,219 件となった。

2. 専門家の評価

令和3 年 6 月 4 日までに報告された 3,219 事例のうち、 5 月 30 日までに報告された 1,157 事例を対象に、専門家の評価を実施し、評価結果の概要は、以下のとおり。

ブライトン分類レベル 報告件数
1回目接種時 2回目接種時
1 34 31 3
2 129 110 19
3 6 6 0
4 965 817 148
5 23 19 4
合計 1,157 983 174

前回も記述したが、アナフィラキシーの症例定義として国際的な指標になっている「ブライトン分類」での評価は、 1,157 事例中、何らかの循環器症状か呼吸器症状を発症し、重篤とされている“ 3 ”以上に該当するのは 169 例となっている。

169 件/ 13,059,159 回接種(推定)

推定接種回数は、医療従事者等の接種回数( 7,359,768 回、5/28 時点)及び高齢者等の接種回数( 5,699,391 回、5/30 時点)を合算

100 万回あたりの報告件数/ 13 件

男女比は、男性: 12 件/女性: 127 件

既往症・アレルギーの有無比は、有: 36 件/無: 133 件

これを読み解くと、アナフィラキシーに関しては、女性の方が起きやすく、アレルギーの有無は関係ないというところだろうか?

これは、米英と比しても、同程度と判断できる。

【モデルナ社製】

1. 報告状況

令和 3 年 5 月 22 日から令和 3 年 5 月 30 日までに報告されたアナフィラキシー事例は計 0 件だった。

0 件/ 90,241 回接種( 1 回目: 90,241 (※注)接種、2回目:0 接種)
(※注) 医療従事者等 1,114 接種、高齢者等: 89,127 接種

では、問題の死亡報告事例を見てみよう!

前回の合同部会以降の 5/26 ~ 6/4 の 9 日間で、ワクチン接種後の死亡報告例が、新たに、111 件報告され、合計で 196 件になったことが報告された。

ただし、厚生労働省からは以下のような一文が添えられている。

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【ご注意ください】

・国内外で、注意深く調査が行われていますが、ワクチン接種が原因で、何らかの病気による死亡者が増えるという知見は得られていません。

・海外の調査によれば、接種を受けた方に、流産は増えていません。

接種後の死亡と、接種を原因とする死亡は全く意味が異なります。接種後の死亡にはワクチンとは無関係に発生するものを含むにもかかわらず、誤って、接種を原因とする死亡として、 SNS やビラなどに記載されている例があります。

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当 Blog でも、いたずらにワクチン接種後の死と接種を原因とする死を結びつけるつもりはない。

事実を事実として、認識した上で、自身のワクチン接種の判断材料にして欲しいと思うだけである。

前回までの死亡報告は、以下を参考にして欲しい。

「真実の口」1,695 新型コロナウィルス・・・198

No. 年齢 性別 接種日 発生日 基礎疾患 死因
86 86 5月17日 5月18日 上腸間膜動脈閉塞による小腸壊死
87 80 5月20日 5月21日 脳出血
88 91 5月19日 5月21日 下痢による脱水
89 94 5月12日 5月14日 肺塞栓、
心筋梗塞
90 84 5月11日 5月16日 致死性不整脈
91 85 5月21日 5月23日 急性心停止
92 77 5月21日 5月22日 不明 熱発後のゼリー誤嚥による窒息
93 93 5月21日 5月24日 肺炎
94 70 5月20日 5月21日 心肺停止
95 84 5月23日 5月24日 くも膜下出血
96 85 5月24日 5月25日 急性心不全
97 78 5月14日 5月23日 小腸出血、腹腔内出血、急性硬膜下血腫、くも膜下出血、眼球結膜出血
98 69 5月17日 5月22日 多臓器不全
99 94 5月23日 5月24日 急性心筋梗塞の疑い
100 71 5月21日 5月24日 虚血性心疾患、心筋梗塞による心不全
101 97 5月23日 5月25日 心肺停止
102 88 5月15日 5月17日 誤嚥性肺炎
103 92 5月21日 5月22日 誤嚥による窒息
104 85 5月11日 5月22日 脳出血
105 91 5月25日 5月26日 心肺停止
106 75 5月24日 5月25日 左大脳出血
107 90 5月22日 5月25日 無痛性心筋梗塞による心タンポナーデ
108 85 5月25日 5月26日 急性心不全
109 54 4月24日 5月10日 不明 くも膜下出血
110 34 4月21日 5月5日 下肢深部静脈血栓症による肺動脈血栓塞栓症
111 91 4月26日 4月28日 脳梗塞、脳塞栓症
112 85 5月13日 5月17日 心筋梗塞
113 80 4月23日 4月28日 急性心不全
114 86 5月21日 5月22日 不明
115 84 5月21日 5月23日 くも膜下出血、急性硬膜下血腫、肺炎
116 89 5月24日 5月25日 心肺停止
117 89 5月21日 5月21日 心肺停止
118 87 4月27日 4月30日 心タンポナーデ
119 85 5月11日 5月24日 不明
120 100 5月21日 5月26日 低酸素血症、呼吸困難、血圧低下、徐脈
121 89 5月24日 5月26日 心不全
122 48 5月19日 5月27日 くも膜下出血
123 87 5月14日 5月18日 脱水、アシドーシス
124 90 5月23日 5月27日 くも膜下出血
125 89 5月18日 5月21日 不明 小脳出血
126 84 5月19日 5月22日 現病による死亡(心肺停止)
127 88 5月16日 5月16日 急性心筋梗塞
128 92 5月15日 5月25日 尿路感染症、誤嚥性肺炎
129 95 5月14日 5月27日 急性肺炎、心不全
130 77 5月9日 5月22日 脳出血
131 72 5月26日 5月27日 肺炎、敗血症性ショック 、多臓器不全
132 100 5月10日 5月16日 誤嚥性肺炎
133 85 5月27日 5月28日 不明
134 76 5月17日 5月22日 心肺停止
135 85 5月21日 5月23日 心肺停止
136 73 5月25日 5月27日 心肺停止
137 91 5月10日 5月12日 心筋梗塞の疑い
138 87 4月28日 5月24日 脳出血
139 94 5月11日 5月11日 不明
140 89 5月23日 5月24日 不明
141 80 5月20日 5月27日 血小板減少症、くも膜下出血
142 92 5月28日 5月1日 不明
143 102 5月20日 5月24日 心不全の疑い
144 91 5月28日 5月28日 急性大動脈解離 、心嚢液貯留
145 89 5月13日 5月17日 慢性腎不全の急性増悪
146 73 5月25日 5月29日 不明
147 86 5月28日 5月29日 心肺停止
148 98 5月24日 5月27日 不明
149 90 5月10日 5月12日 糖尿病や高血圧による循環不全
150 80 5月20日 5月27日 肺炎、心不全に伴う敗血症、多臓器不全、心不全
151 87 5月28日 5月28日 急性心機能不全の疑い
152 88 5月26日 5月27日 不明
153 91 5月22日 5月24日 心肺停止
154 82 5月18日 5月21日 不明
155 88 5月19日 5月24日 血栓性血小板減少性紫斑病の激症化疑い、意識消失、重症溶血性貧血
156 88 5月27日 5月30日 不明 脳出血
157 76 5月29日 5月29日 心筋梗塞
158 56 5月12日 5月31日 急性心筋梗塞
159 88 5月17日 5月24日 心臓突然死
160 88 5月18日 5月25日 不明
161 87 5月27日 5月28日 消化器疾患の疑い
162 86 5月17日 5月19日 急性心筋梗塞
163 83 5月25日 5月28日 不明 不明
164 94 5月27日 5月30日 不明 腹部大動脈瘤
165 71 5月31日 6月2日 消化管出血
166 87 5月28日 5月28日 急性心不全
167 79 5月18日 5月22日 心不全の疑い
168 91 5月21日 5月21日 急性心不全の疑い
169 89 5月19日 5月19日 嘔吐、窒息
170 73 5月28日 5月28日 アナフィラキシーの可能性
171 99 5月12日 5月24日 肺胞出血
172 68 5月25日 6月2日 心不全
173 72 5月30日 6月1日 低酸素性脳症
174 93 5月27日 6月2日 胸部大動脈瘤破
175 91 6月2日 6月3日 老衰
176 82 6月2日 6月2日 不明 不明
177 67 5月28日 6月1日 不明
178 79 4月26日 5月8日 総胆管がん
179 90 5月25日 5月29日 不明
180 86 5月25日 5月31日 脳出血
181 88 6月1日 6月2日 心筋梗塞の疑い
182 95 5月28日 6月3日 不明 心肺停止
183 93 不明 5月12日 心筋障害
184 78 5月15日 5月29日 脳梗塞
185 80 6月1日 6月3日 不明
186 88 6月2日 6月3日 心肺停止
187 81 5月31日 6月3日 急性心臓死
188 72 5月31日 6月2日 心筋炎の疑い
189 102 5月22日 6月2日 不明
190 86 5月24日 5月28日 不明
191 64 5月21日 5月28日 急性心筋梗塞
192 90 5月10日 5月26日 肺炎
193 88 5月12日 5月15日 心筋梗塞
194 87 5月12日 5月17日 肺炎
195 94 5月11日 5月16日 誤嚥性肺炎
196 91 4月30日 5月25日 不明 肺炎

男女比は・・・。

男性: 38 人➡ 92 人
女性: 47 人➡ 104 人

前回同様、女性の方が多いようだ。

年齢構成は・・・。

20 代・・・ 3 人➡ 3 人
30 代・・・ 1 人➡ 2 人
40 代・・・ 6 人➡ 7 人
50 代・・・ 4 人➡ 6 人
60 代・・・ 12 人➡ 16 人
70 代・・・ 14 人➡ 32 人
80 代・・・ 19 人➡ 70 人
90 代・・・ 24 人➡ 54 人
100 代・・・ 2 人➡ 6 人

高齢者への接種が始まり、高齢者に偏っていくのは致し方ない。

次に、基礎疾患の有無を見てみると・・・。

基礎疾患あり: 58 人➡ 147 人
基礎疾患なし: 19 人➡ 32 人
不明: 8 人➡ 17 人

前回同様、基礎疾患がある方の方が圧倒的に多かった。

合同部会のまとめ(~ 5/30 )+私のまとめ(~ 6/4 )・・・。

【年齢別】
・ 65 歳以上・・・ 173 例
・ 65 歳未満 ・・・ 23 例

【症状の概要に記載された死因等(括弧内は65歳未満)】
・出血性脳卒中 ・・・ 34 件( 11 件)
・心不全・・・ 27 件( 3 件)
・心肺停止 ・・・ 22 件( 3 件)
・不明 ・・・ 22 件( 1 件)
・肺炎(誤嚥性含む)・・・ 17件( 0 件)
・虚血性心疾患 ・・・ 16 件( 1 件)
・虚血性脳卒中・・・ 11 件( 1 件)
・老衰・・・ 6 件( 0件)
・肺塞栓症・・・  5 件( 2 件)
・心タンポナーデ・・・ 5 件( 1 件)
・敗血症 ・・・ 4 件( 0 件)
・大動脈解離 ・・・ 4 件( 1 件)
・自殺・・・ 2 件( 2 件)
・アナフィラキシー・・・ 1 件( 0 件)
その他 脱水、誤嚥による窒息、多臓器不全、心突然死、がん等々

【最新の死亡例の報告状況の整理・合同部会】
○ 副反応疑い報告制度において、ファイザー社ワクチン接種後の死亡例として報告されたものは、接種開始から 5 月 30 日までに 139 件であった。( 6 月 4 日までで 196 件)

○ 報告された症状等は出血性脳卒中、心肺停止、心不全、虚血性心疾患、肺炎(誤嚥性含む)等であった。
○ 死亡例については、報告内容について透明性をもって公表するため、個人情報に繋がる情報を除き、報告情報を可能な限り公表するとともに、併せて専門家による評価も公表している。
○ 専門家による評価は、 139 件いずれもワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの、とされた。

【私の見解】
○前回までは、死因は、男性は心臓系、女性は血液、脳疾患系が多かったのだが、今回は、男女ともに心臓系の死因が増えていることが気がかりである。

最後に、昨夕(木)、毎日放送( MBS ・ TBS 系大阪キー局)のニュースで、奥様がワクチン接種後に亡くなられたご主人の話が放送されていたので UP する。

上記症例 No.170 (死因・アナフィラキシーの可能性)のご主人である

動画が削除されても言いように、報道内容を以下に記す。

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新型コロナウィルスの感染拡大を抑えるために、全国各地で加速するワクチンの接種ですが、その陰で 190 人以上の人が接種後に死亡しています。

“亡くなったのはワクチンが原因ではないのか?”

5 月末にワクチン接種から数時間後に急死した兵庫県神戸市の女性の遺族や病院側が MBS の取材に応じて胸の内を語りました。

(死亡した女性の夫・ 74 歳)
「今回は覚悟もなにもないですから。いきなりでしたから。それがつらいですね、ほんとに。」

5 月 28 日、神戸市に住む 73 歳の女性は、かかりつけの病院で夫と一緒にファイザー製のワクチンを接種しました。

女性は 15 年前から糖尿病の持病がありましたが、当日の体調に特に問題は無く、午後 4 時半ごろに接種を受けた後、 30 分ほど病院で待機して、帰宅したといいます。

しかし、その後・・

(死亡した女性の夫)
「テレビを見て、午後 7 時すぎくらいですかね。胸が痛いから先に休むねと。それが最期の言葉でしたね。」

呼吸が一気に荒くなるなど女性の容体は急変して、救急搬送されましたが、病院に着いた時にはすでに心肺停止状態で、午後 8 時すぎに亡くなりました。

ワクチンを受けてわずか 3 時間半あまり、突然の別れでした。

(死亡した女性の夫)
「どこかが調子悪くてという話であればわかりますが、何もない状態でほんとにすぐでしたので。時間が経つにつれて、考えたらもうそれ(ワクチン)しかないじゃないですか、消去法で言ったらそれしかないですよね。」

女性にワクチンを接種したかかりつけ病院の主治医は・・・。

(女性のかかりつけ医)
「お元気な状態で帰られたので問題なかったなと。びっくりしました本当に。えっという感じでした。」

( Q .ワクチン接種が関係していると思われましたか?)

「思ったか、思わなかったかでいえば、それは思いましたね。だって日常生活の中で、それまでとその日と唯一違っていたところでいうと、“ワクチンを打ったか打っていなかったか”だけなので。」

実は国内でワクチン接種後に少なくとも 196 人が死亡しています。

副反応を検討する厚生労働省の専門部会は、分析を行った 139 人について、『ワクチンとの因果関係が評価できない』としていて、これまでに死亡との関連性を認めた例はありません。

多くの遺族が解剖を希望せず、詳細な検査ができないことや、たとえ解剖しても因果関係の特定は難しいからです。

厚生労働省の資料にも亡くなった女性とみられる記載があり、死亡原因については“評価中”となっています。

遺族は大学病院に詳細な検査を依頼していて、ワクチンが原因で亡くなったのかどうかをはっきりさせるべきだと考えています。

(死亡した女性の夫)
「政府が一生懸命やっているのはよくわかるんですけど。(因果関係を)つまびらかにする必要がある、誰でも打ちなさいということではないというふうに私は思います。」

政府が加速させるワクチン接種。接種との関連が不明のまま亡くなる人がいることも事実です。

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合同部会の報告、 MBS の報道をどのように解釈するかはあなた次第である。

次回へ・・・。