「真実の口」1,448 〇〇〇という病【後編】

前回の続き・・・。

医師との会話はかなり端折ったのだが、松葉杖を借りるとなると、松葉杖の訓練がいるらしく、リハビリ室に行くことになった。

リハビリ室で、通常の歩行、階段の歩行の訓練を行う。

松葉杖での歩行法

階段の上り下りでは、痛む足を先に出すのか後に出すのかが変わって来て、かなり難しい・・・。

松葉杖での階段の上り方 松葉杖での階段の下り方

取り敢えず、一通りの訓練を行い、支払いに行く。

最近は、病院でもクレジットカード決済が出来て、非常に便利である。

因みに、松葉杖は、預り金 5,000 円を支払い、一日 30 円の使用料で、返却時に預り金から差し引いて返してくれるシステムだった。

家に帰り、動くこともできないので、そのまま寝室に行き、スマートフォンで偽痛風を調べてみた・・・。

偽痛風とは・・・。

メディカルノートより

【概要】

偽痛風とは、「ピロリン酸カルシウム結晶」と呼ばれる物質が関節に析出(分離して出てくること)することによって起こる炎症性疾患のひとつです。

発作の出現様式が痛風と類似していることから「偽痛風」という名称になります。

偽痛風で生じる痛みの発作は突然であり、関節の痛みや腫れ、赤みなどが数日持続します。

痛風が男性に多く生活習慣との関連も指摘されることがある一方、偽痛風では女性の発症がやや多く、必ずしも生活習慣病との関連はありません

60 歳代以降で発症することが多いことから、変形性関節症との関連が指摘されることもあります。

【症状】

偽痛風の症状は、突然発症する関節の痛みです。

痛み以外には、関節の腫れや赤みなどが現れます。

比較されることの多い痛風では、前兆症状として患部の違和感やむずむずした感じを訴える患者さんが多いですが、偽痛風ではこうした前兆症状はなく突然発症することが多いです。

強い痛みは2~3日続き、1~2週間で症状はおさまります。

偽痛風の痛みの発作は、膝関節を中心に身体の中でも大きい関節に生じることがあります。

首の関節にも生じることがあり、首が回らなくなることもあります。

発作の頻度はそれほど多くなく、数年に一回といったこともまれではありません。

ピロリン酸カルシウム結晶の沈着と関連して、変形性の関節症を発症することもあります。

以上、引用。

声:「 60 歳代以降で発症・・・il||li _| ̄|○ il||li」

そして、医師と看護師が写真に収めたいというほど見事な腫れがこれである!

2019/11/26① 2019/11/26②

翌日、 11 月 27 日、朝・・・。

昨日、昼、夜と 2 回、炎症止めを飲んだおかげか、少し腫れが引いたようである。

2019/11/27

11 月 28 日、朝・・・。

2019/11/28

11 月 29 日、朝・・・。

2019/11/29

11 月 30 日、朝・・・。

2019/11/30

再診察のため、病院へ・・・。

松葉杖

この日は、女医先生の外来の持ち駒の時間でないらしく、上の病棟にいる先生を待つことになっていた。

待つこと暫し・・・。

B :「佐々田さ~ん。こちらに入っていただけますか?」

診察室と違う別室に案内される。

私:「失礼します。」

B :「こちらの診察台に登れますか?」

私:「はい。大丈夫です。」

医:「ああ。良かった。良かった。かなり腫れは引きましたね?」

B :「ホント、ホント、良かったですね~。」

私:「はい。」

医:「痛みはどうですか?」

私:「う~ん。凄く痛むのは、足首の周りくらいですかね?」

医:「少し触りますね?」

私:「はい。」

医:「(足首の内側を押しながら)ここは痛みますか?」

私:「ウグッ・・・。はい・・・。」

医:「(足首の正面部分を押しながら)ここは痛みますか?」

私:「ウッ・・・。若干・・・。」

医:「(親指付近を触りながら) ここは痛みますか?」

私:「いいえ。」

医:「少し動かしますよ~。」

私:「はい。」

医:「(足首を少し捻りながら)これはどうですか?」

私:「ウグッ・・・。」

医:「でも、前回より可動域が良くなっていますね?」

私:「はい。」

医:「とりあえず、もう少しお薬を出しますんで、痛みと炎症がなくなるまで飲んでみてください。」

私:「ところで、先生、帰ってから調べたんですけど、 60 歳以降に多いってなっていたんですけど・・・。」

医:「ああ・・・。いや、そんなことないですよ。関節への外傷とかで発症しやすくなるんで・・・。」

私:「じゃあ、私も慢性捻挫が引き金になったんですかね?」

医:「多分、その影響は大きいと思います。これからも注意したほうが良いと思いますよ。」

私:「じゃあ、これって完治するって形じゃなくて、また、発症する可能性もあるってことですか?」

医:「はい、十分あります。」

私:「え~っ・・・。」

医:「お大事にしてください。」

私:「はい。」

12 月 1 日、朝・・・。

2019/12/01

ようやく、血管が・・・。

12 月 2 日、朝・・・。

2019/12/02

この日から、通常の仕事に戻った。

しかし、足を上げた状態でなければ、ズキズキと痛むので、長時間座ることもままならない・・・。

12 月 3 日、朝・・・。

2019/12/03

薬を飲み始めて、一週間・・・。

ようやく、腫れが引いて来たと思い、一日、無理して働いて動かすと、左足に炎症が再び・・・。

12 月 4 日・・・。

ようやく、松葉杖無し、トレッキングポールのみで移動が可能になってきた・・・。

12 月 5 日・・・。

家内に夏場杖の返却をお願いする。

診察明細書

使用料、 10 日間で 300 円、消費税が着いて 330 円也。

現在も出張等で足を使いすぎると、念の為に、応急処置を施す日々を送っている。

応急処置

今回、検査を受けて、驚いたことがあった。

私をご存知の方であれば、納得していただけると思うのだが、あれだけ飲酒している(他称:酒呑童子)にも拘らず、血液検査で殆どの項目が正常値内(※注)で異常がなかったのである・・・p(〇´∀`〇)q

血液検査

(※注) 基準値を上回っている T-bill (総ビリルビン)は空腹時には高くなるらしい・・・。

それも、痛風の原因と言われる尿酸値でさえ、 5.7mg/dL (正常値 3.7 ~ 7.0 mg/dL)だったのだ・・・

実は、これは前回の末娘のアタックで足が腫れた際、てっきり、痛風だと思い込んでいた私は、何とか自然に治せないものかと色々調べて、ある食べ物を採り入れたのである。

この日が 11 月 2 日・・・ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ

この 20 数年、血液検査をするたびに、 8.0 mg/dL 以上、酷いときに 10.0 mg/dL 手前のこともあったのだから、実に 24 日で正常値内になっているのだから驚きだ・・・。

ただ、私がたまたま合っただけかもしれないので、ここで紹介するのは辞めておく。

皆さんも、くれぐれも健康には留意しましょう・・・(笑)。

2019 年最後のテーマが私の偽痛風になるとは思わなかったが・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

年の瀬にオッサンの拗ね毛付きの足を見せてしまい申し訳ない・・・m(_ _)m

元号も平成から令和に代わり、東京オリンピック・パラリンピックが開催される 2020 年が、この星の生きとし生けるものにとって、より良き年になることを祈念して、今年のブログを終える。

今年もおつきあいいただき感謝の意に耐えない・・・。