年: 2024年
「真実の口」2,231 レプリコンワクチン ②

「真実の口」2,231 レプリコンワクチン ②

前回の続き・・・。 騒動の第二幕である。 2024 年 8 月 8 日、一般社団法人日本看護倫理学会が、「新型コロナウィルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念 自分と周りの人々のために」と題する緊急声明

「真実の口」2,230 レプリコンワクチン ①

「真実の口」2,230 レプリコンワクチン ①

65 歳以上の高齢者などを対象にした新型コロナワクチンの定期接種が 10 月 1 日始まった。 ワクチンは、今年 3 月までは無料接種が行われてきが、今回始まる定期接種では、原則、費用の一部が自己負担となる。 定期接種の

「真実の口」2,229 未病④

「真実の口」2,229 未病④

前回の続き・・・。 未病の段階で異常を見つけ健康寿命を延ばすことに取り組んでいる医師の話がテレビ静岡で取り上げられていたので紹介する。 その医師とは、静岡県沼津市・西島病院に勤める森谷圭佑医師である。 専門は脳神経外科で

「真実の口」2,228 未病③

「真実の口」2,228 未病③

前回の続き・・・。 “未病”で検索すると、神奈川県の取り組みが上位にランキングされる。 以下が、神奈川県の取り組みの一端だ。 未病対策の事業について 子ども、女性、働く世代、高齢者等のライフステージに応じた未病対策や、誰

「真実の口」2,227 未病②

「真実の口」2,227 未病②

前回の続き・・・。 1995 (平成 7 年)年に制定された高齢社会対策基本法では、「我が国の人口構造の高齢化は極めて急速に進んでおり、遠からず世界に例を見ない水準の高齢社会が到来するものと見込まれている」(全文)とあっ

「真実の口」2,226 未病①

「真実の口」2,226 未病①

未病 聞いたことがあるだろうか? 未病とは、「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」を指す。 「自覚症状はなくても検査で異常がみられる場合」と、「自覚症状があっても検査では異常がない場合」に大別されるそう

「真実の口」2,225 高病原性肺炎桿菌⑤

「真実の口」2,225 高病原性肺炎桿菌⑤

前回の続き・・・。 前回、市立四日市病院内科に救急外来で受診し、高病原性肺炎桿菌で亡くなられた 59 歳・男性の症例を報告した。 今回は、この症例に関わった医師らの考察である。 【 考察 】 高病原性肺炎桿菌は従来の細菌

「真実の口」2,224 高病原性肺炎桿菌④

「真実の口」2,224 高病原性肺炎桿菌④

前回の続き・・・。 健常者と免疫不全者の両方に感染する能力を持ち、致死率 3 ~ 42% と報告されている高病原性肺炎桿菌だが、日本での死亡例は 1 例しかないようだ。 【 症例 】 年齢: 59 歳 性別:男性 国籍:

「真実の口」2,223 高病原性肺炎桿菌③

「真実の口」2,223 高病原性肺炎桿菌③

前回の続き・・・。 以下は 7 月 31 日に WHO からの報告である。 Antimicrobial Resistance, Hypervirulent Klebsiella pneumoniae – Gl

「真実の口」2,222 高病原性肺炎桿菌②

「真実の口」2,222 高病原性肺炎桿菌②

前回の続き・・・。 1980 年頃から東アジアを中心に高病原性肺炎桿菌の報告されていることは、前回寄稿したが、その経過は重篤で、致死率は 3 ~ 42% と報告されているそうだ。 近年、健常者と免疫不全者の両方に感染する