今日は、社長blogで冷蔵庫の話が出てきていたので、冷蔵庫について書かせていただきます。
皆さん、冷蔵庫は何の為にあると思いますか。
食べ物は腐敗しないように温度を低くして、出来るだけ長持ちさせようとこの世の中に登場したわけですが、所詮どれだけ頑張ったって腐敗して行くのです。
何故、腐敗して行くのでしょうか?それは水があるからです。
それに、腐敗菌(悪玉菌といわれている)が食べ物に住み着くから、それを餌としてどんどん増えていく。
人間がこの腐った食べ物を食べたら死に至りかねないほど危険な状態になります。
水は水素が酸化(燃焼)した結果の産物なのです。
だから腐敗菌が大好きな環境がそこに作り出される。そしてさらに彼らの餌がたっぷりあるわけです。
いやな臭いが冷蔵庫の中に漂いだすと、活性炭で匂いを吸着させ、その場しのぎを行う。
冷蔵庫の中は腐敗(酸化燃焼)環境状態。さらに腐敗菌の増殖を抑える為に冷凍室に入れる。
温度が低ければ低いほど腐敗菌の増殖は抑えられる。
食べ物を腐らせない方法はいくつかあります。
一つはたっぷりと効かした塩漬け食材。これは腐敗菌が嫌いな環境を作り出しているからです。
塩が腐敗菌の体に付くと腐敗菌の体から水分が奪われ生きていけないから、そのような所は近寄りたくない環境として認識しているのか(?)、ナメクジのように体が溶けていくので嫌いなのか(?)は腐敗菌に聞いても教えてくれないのでわから解りませんが・・・。(笑)
その次の方法として、徹底的にその食べ物から水を除去する事。
水があるから食べ物は腐っていくのです。
だから全ての食べ物を乾物にし、食べる時に水に戻してから調理するという方法です。
次に、除菌・殺菌効果のある器を使うことで、また冷蔵庫内に抗菌剤を充満させる事で、悪玉菌の繁殖を防ぐ。
この様な方法で出来るだけ食べ物を長持ちさせようとして努力をしている。
本来は、善玉菌と悪玉菌のバランスが整っていると腐る事がなく、むしろ発酵の方向に進んでいく。
冷蔵庫の話と環境の話がどう結びつくかといいますと、二酸化炭素削減が叫ばれている昨今、冷蔵庫内を地球と例えて、食べ物が酸化(腐敗)していく過程は腐敗菌が大好きな環境なのです。
それと酸化(腐敗)すると言う事は燃えるという事です。
つまり、冷蔵庫内は常に温度が上昇する環境を作り出している状況なのです。
その為余計なエネルギーを使わなければいけなくなります。
地球上も同じで、この(酸化)燃焼環境が止まれば余計なエネルギーを使わずに温暖化を防止できるのではないかと考えています。
抗酸化工法を施し、いきいき環境回復空間を整える事で悪玉菌にとって嫌いな環境を作り出す。
お腹の中も私たちが吸っている空気にも菌が住んでいます。
その菌(善玉菌と悪玉菌とのバランスを整える事)で温暖化は防止できると考えています。
冷蔵庫の中にいきいき環境回復を施すと、食べ物が腐りにくくなるのと同時に悪臭防止につながります。
それから今まで温度上昇のために使っていたエネルギーが要らなくなります。
つまり、同じ冷却能力で使用していると冷えすぎて冷蔵庫内の水物が凍る事があります。
冷却能力を下げる事が可能になり、その分余計なエネルギーを使わないため、電気代がかからなくなります。
冷蔵庫の中も地球も酸化させない環境を作り出すことで私たちの明日が見えてくる様な気がします。
酸化(燃焼)する環境だから、水がどんどん作り出されて増えていると思っています。
温暖化で氷が解けるのか、酸化(燃焼)で水が作り出されるのか、どちらが正しいとかを論議し合うのではなく、一刻も早く今の環境から抜け出すこと。
冷蔵庫の中に私たちの明日のヒントが見えていると思います。