燃えるゴミからバイオ燃料(固形チップ)が作られる。
その中にペットボトルなどのプラスチックも入れ、カロリーを高めたものを燃料にしようとしている。
アレ???
ちょっとおかしくないかい???
ペットボトルなどのプラスチックを燃やすと環境破壊を起こすので、燃やすのを止めてリサイクルをしょうと始めたことではないのか?
年間予算1兆円をかけて、プラスチックのリサイクルをしてきたのではないか?
好景気だった中国・・・。
ペットボトルを回収して中国に売れば、高値で買い取ってくれた。
地方自治体はこれで金儲けしていた。
人件費をかけても採算が取れた。
今はどうだろう。
100年に一度の大不況・・・。
お金を出しても引き取ってくれない。
ペットボトルがどんどん余ってきている。
包装容器リサイクル法により、民間の処理工場が出来たのに、国や、地方自治体が邪魔をして、倒産に追い込んでいった。
今度は、ペットボトルと燃やすゴミを混ぜて燃料を作る?
この燃料を作るために、どれだけのエネルギーを費やし無駄なお金を使うのか。
そして燃料として(燃えるゴミ)利用する。
資源利用としては、大変聞こえがいいが二酸化炭素が増大する現実に私たちは気が付くべきである。
この環境破壊を国や地方自治体が率先して行っている。
そしてさらに環境が悪化したら、炭素税や環境税なるものを徴収され、お金を吸い取られる仕組みを作る。
国や地方自治体がやってきたつけを、国民の責任と義務としてなすりつけられる。
全くおかしな話である。
ごみ焼却炉を高性能化・高規格型にしてさらに分別収集をして完璧な環境浄化を目指したはずなのに、今度は焼却炉の燃料を横取りしょうとしている。
この新しい焼却炉は、一定な火力で燃やし続けなければいけない。
燃料が少なくなったからといって火を止めることが出来ない。
苦肉の策として石油を使ってでも維持しなければならないのか?
おかしな矛盾が沸いてきた。
このまま行くと焼却炉が維持できなくなる。
石油が安くなって、採算割れにでもなったら、バイオ燃料を製造する意味がなくなってしまう。
バイオの燃料製造工場が仮に失敗して閉鎖にでもなったら、日本のゴミ問題はどうするのだろうか?
いささか将来が不安である。