確かに、最近、電磁波過敏症は増えているようですね。
ただ、頭痛・めまい・吐き気・体が熱く感じる等の風邪に間違われるようなものから、口や手が震える・動悸が激しくなる・不整脈・しびれ・呼吸困難・発汗・冷や汗・胸痛等の内蔵由来の病気に間違われるようなもの、視力障害(白内障・緑内障・網膜剥離)・顔面湿疹・疲労感・イライラ・平衡感覚障害等神経系の病気に間違われるようなものと、症状が多種多様で、医師にかかっても電磁波過敏症を理解していないため、なかなか認知してもらえないというのが現状のようです。
我々のところにも、化学物質過敏症と同様に駆け込み寺のように相談がやってきますが、抗酸化工法がお役に立てることが出来得ればと切に願います。
では、今回は、地球温暖化を考える上でも、この電磁波は切っても切り離せ無いことですので、当初、書こうと思っていたテーマとは若干ずれますが、電磁波について書いてみます。
皆さんは、地球の地表付近の温度はどのようにして決められるかご存知ですか?
一般的に、物体はそれぞれ熱を持っており、その温度に応じた電磁波を放射しています。
物体の温度が、高ければ高いほど、放射される電磁波の量が増し、より多くのエネルギーを“赤外線”として放出します。
では、宇宙から見た地球は、単純に考えると、太陽からエネルギーを受け取り、それと同程度のエネルギーの赤外線を宇宙に反射(放出)していると考えてください。
ただし、これではプラスマイナス0になるので地表は温まりません(実際はもう少し複雑ですが省略します)。
ここで、現在、問題となっている温室効果の出番です。
大気圏には、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより温室効果をもたらす気体があります。
これらを総称して温室効果ガスと言い、水蒸気、対流圏オゾン、CO2、メタン等がこれにあたります。
つまり、地表から放出された赤外線の一部が大気によって吸収されるとともに、大気から地表にむけて赤外線が放出されます。
つまり、地表は太陽からのエネルギーと大気からのエネルギーの両方を受け取ることにより、地表の温度が決められると言うことです。
現在問題となっている地球温暖化は、「化石燃料(石油、石炭等)を燃やすことにより、CO2が増加し、温室効果が高まり温暖化になっている」とCO2が諸悪の根源のような説を異口同音に唱えています。
確かに、CO2は波長15μm付近の赤外線を吸収する特性を持っており、温室効果に寄与していますが・・・。
果たして、それだけが原因なのでしょうか?
もし、このままCO2諸悪根源説がまかり通れば、そのうち大変なことになるかも知れません。
今は、化石燃料の使用を減らそうとか努力していますが、我々は酸素を吸って、二酸化炭素(CO2を出します。
CO2削減がうまくいかなければ(実際うまくいってませんが・・・)、口と肺にリミッターをつけられて、一日、何回しか呼吸してはいけませんというルールが作られて、「今日は呼吸しすぎたから夜9時までしか呼吸が出来ない(T_T)」「今日は朝ジョギングしたから昼から呼吸できないヽ(TT)ノ」と笑い話のような世界が待っているかも知れません。
でも、ご安心下さい(笑)。
抗酸化の世界では解決済みです。
ちょっと実験してみましょう!
手元にいきいきパックをご準備下さい(その他の抗酸化溶液活用製品でも可)。その上にコップを置いて、“気の抜けていない”ビール、コーラ等の炭酸飲料を注いで、20~30秒待ってみて下さい。
20~30秒待ったら、コップの中の炭酸飲料を飲んでみて下さい。
あ~ら、不思議!
炭酸の気(CO2)が抜けて飲みやすくなっているではありませんか!!
目の前でCO2削減が実証できました。
抗酸化工法の家、環境回復農法の農地が増えるだけで、CO2削減は実現できます。
それだけではありません。
会長や私の講演を聞かれた人なら解るのですが・・・、会長が遊びで作った、セラミックの禁煙パイプがあります。
これにタバコをつけて吸ってみると・・・
あーら、不思議!Part2(笑)。
タバコのニコチン、タールが軽くなっているではありませんか・・・?
これが小さいからタバコのパイプですが、工場の上に立つ円筒形の物・・・、そう!煙突に変われば、工場から出る煙が無害化(?)され、抗酸化煙突が増えれば増えるほど、空気がきれいになる可能性もありますよね?
では、化石燃料燃やすと何が発生するのでしょう?
二酸化炭素 (CO2) 、窒素酸化物 (NO, NO2, N2O4) 、硫黄酸化物 (SO2)などが発生すると言われ、これがCO2諸悪の根源説に影響します。
ただ、多くの方は経験したことがあると思いますが、冬場に石油ストーブを焚いて、部屋を閉め切っていると、窓が結露するだけでなく、部屋中に水滴がついてきます。
これは何故かというと、化石燃料の主成分が炭化水素であるため、炭化水素を構成する水素が酸化燃焼により水を発生させるからです。
化石燃料を燃やすと、その90数%は水となり、水は気体として放出されます。
つまり、化石燃料を使えば使うほど、地球は水浸しになっていくということです。
ここに海面上昇等の原因を持ってくるのであれば、問題は無いと思うのですが・・・。
CO2の増加により、温室効果で海水が膨張して海面が上昇するというのは無理があると思います。
例えば、鍋に入った水を熱するときにバーナーで上から熱を加えて熱くしようと思う人はいないと思います。
地球は水の惑星と言われるくらい陸地より海面の方が遙かに多い惑星です。
その質量のある海で、どれだけ上から熱を加えても膨張はしないと思うのですが・・・(?)
さて、話を元に戻しますが、ここで考えなければいけないのは、大気の構成比は、窒素(N2)約79%・酸素(O2)21%、アルゴン(Ar)約0.9%、二酸化炭素(CO2)約0.04%です。
ただ、地球上でも非常に珍しい個体としても液体としても気体としても存在することのできる水(H2O)はこの中に含まれていません。
ただ、水はCO2と同じ波長15μm付近の赤外線を吸収する特性を持っており、事実、温室効果への寄与度係数は、水(水蒸気・雲)が90%以上、CO2が数%とする見方が大勢を占めています。(中には、水が66~85%、CO2が9~26%、そのほかオゾンなどが7~8%とするというデータもあります)。
つまり、地球温暖化を抑えるにはこの水をどうにかしなければいけないというのが、本当ではないでしょうか?
水蒸気はどうしようないからCO2を悪者に仕立て上げているだけではないでしょうか?
政府やマスメディアに乗せられて、CO2削減を声高々に叫んでも何も解決しません。
チームマイナス6%に参加しながら、過去最高益を出し続けている企業に矛盾を感じませんか?
CO2削減を真剣に考えているのであれば、我が社は前年度比マイナス○○%の予算を組みましたから○○%CO2削減に貢献していますというのが本当ではないでしょうか?
このように人間が経済活動し生活していくことと環境問題は相反する矛盾の中にあるのです。
それにも関わらず、目先を逸らすことにより、正当化しているのが現実です。そろそろ我々も政府やマスメディアあるいは企業に騙されるの止めませんか?
とりあえず、地球温暖化と電磁波の関わりついて私なりの見解を書いてみました。
しかし、本当は、現在、この地球をとりまく水が、酸化燃焼の副産物である故に非常にやっかいな存在なのです・・・。
少々疲れたので、次回、乞うご期待。