地球温暖化について一段落したので単発ネタを書いていきます。
今日は、ダイオキシンについて書いてみたいともいます。
ダイオキシンと言えば、日本人で知らない人がいないと言うくらい、超メジャーな化合物です。
それも「人類史上、最も危険な化合物」として知られています。
1995年~2003年にかけては、新聞・テレビでセンセーショナルに報道されていました。
最近、いかがでしょうか?
新聞・テレビで耳にしなくなったと思いませんか?
それでも、セミナーや講演会で「ダイオキシンは危険だと思いますか?」と質問すると、ほとんどの方が危険だと思っているようです。
果たしてそうなのでしょうか?
ダイオキシンを作るには三つの要素が必要らしいです。
一つ目は、有機物。
二つ目は、塩素(cl)等のハロゲン。
三つ目は、300度~500度の熱。
多くの方は、一度くらいは焼鳥屋に入ったことがあると思います。
焼鳥屋には、大量のダイオキシンが発生しています。
鳥(有機物)+塩(Nacl)+炭火→ダイオキシンの発生・・・?
本当にダイオキシンが危険であると思われるのであれば、行くのをやめた方が良いと思いますよ(^^)v
焼き鳥屋の大将が、ダイオキシンが原因で死亡したということを聞いたことはないですよね?
何十年も、毎日、何百本という焼き鳥を焼いている大将が、ダイオキシンを起因とした病気にならないのに、普通の人は、どこで大量にダイオキシンを摂取できるのでしょう?
確かに、大量に摂取すると危険であるということは証明されています。
しかし、醤油でも一升瓶を1本飲めば、人命に関わります。
どのくらい摂取すると危険であるということでさえ、環境庁(現在の環境省)、厚生省(現在の厚生労働省)の意見が二転三転しているのです。
一番問題なのは、ダイオキシンは普通に生活しているのであれば、人体にそれほど影響がないとわかった途端、今までセンセーショナルに報道していたマス・メデイアが、一切、報道しなくなると言う姿勢です。
何故、2003年から沈静化したかというと、ニュースステーションの所沢ダイオキシン報道(1999年2月放送)で、農家はテレビ朝日らを訴えましたが、その裁判が、2003年10月に結審したからです。
結果は、農家側の勝訴。
この時期から、ダイオキシンを煽っていたマス・メディアは余り関わらない方が良いと判断したのでしょうか?
国や地方自治体も同じです。
ダイオキシンの恐怖を煽り、ゴミ焼却炉を回収するのに多額の費用をかけて、そのツケは国民に押しつける。
誰が責任を取るわけでもない。
しかし、テレビ・新聞・週刊誌で取り上げられて、脳に刷り込まれた一般の人は、何も知らされることもなく、ずっと危険だと感違いさせられてしまうのです。
今の地球温暖化もそうならなければいいのですが・・・
新聞・テレビ・学者・国のいうことが本当に正しいのか、きちんと咀嚼した方が良いと思います。
知らなければ本当は怖い・・・ではないですが(-。-)y-゜゜゜