今日から師走である。
本当に1年はあっという間に過ぎていく。
今月はエコプロダクツに出展するために、慌ただしく時間が過ぎていきそうだ。
前回まで、健康食品に使われている個別の成分が本当に身体に良いのか?という話しを書いてきた。
ただ、健康食品はその成分のみで作られている訳ではない。
このテーマの④で、“健康食品”は3つに分類されているという事を書いた。
「特定保健用食品(いわゆるトクホ)」、「栄養機能食品」、「いわゆる健康食品」の三つである。
簡単に言えば・・・
「特定保健用食品(トクホ)」は、特定の成分に関して科学的根拠を提出し、効果や安全性の試験で科学的に証明され、消費者庁の認可を得て、保健の効果を表示することのできるもの。
「栄養機能食品」は、個別に消費者庁長官の許可を受けていないが、国が定めた栄養成分の規格基準を一つでもクリアし、その栄養成分の機能を表示したもの。
「いわゆる健康食品」は、上記以外の一般の食品。
つまり、「トクホ」にしても、「栄養機能食品」にしても、“ある成分”が入っているかどうかと言うことだけで、その他にどんな成分が使われていようが関係ないということである。
「いわゆる健康食品」に関しては、言わずもがなである。
例えば、着色料、漂白剤、保存料、防かび剤、酸化防止剤、増粘剤、甘味料、酸味料、etc・・・
いわゆる食品添加物である。
食品添加物の中には、危険なモノもあるということは周知の事実なので、ここで一つ一つ取り上げて、この食品添加物は危険だと言うことを言うつもりはない。
一時期、「買ってはいけない●●」というのが流行った。
しかし、私が見る限りでは、この情報も鵜呑みにしない方が良さそうである。
GoogleでもYahoo!でも検索すれば、この食品添加物は危険であると言うWebサイトが数限りなくでてくる。
私が言いたいのは、健康に役立つ商品であるにも関わらず、その成分の中に?なモノも使われているという点である。
木を見て森を見ず・・・
健康になるかもしれないという成分を摂りながら、それと同時に身体に?のある成分も摂らされているということである。
私が、最近、「危ないなあ・・・」と思っているのは、人工甘味料である。
当ブログでも、何回も書いているが、基本的に、酸っぱい・辛い・苦いは動物にとって毒である。
これからすれば、人工甘味料も甘いのだから良いでのはないかということになるのだが、そうはいかない。
巷では、「カロリー・ゼロ」、「カロリー・オフ」、「ノン・カロリー」、「ロー・カロリー」などと謳った商品が溢れている。
ダイエットを考えている女性にとっては魅力的な響きである。
お菓子、ケーキ、ビール、アルコール飲料、清涼飲料水、ガム、etc・・・
色んな食品・飲料水に使われている。
果たして、人工甘味料は糖として、役に立っているのか?
次回へ・・・