世間では、歌舞伎役者の市川海老蔵氏暴行事件で持ちきりである。
事の詳細はどうでも良いのだが、ある番組で、「人を不愉快にさせ、怒らせるのは天下一品」と彼を評した人がいた。
何でも、「今まで、怒ったり、人の悪口を言うところを誰も見たことがない温厚な人を一時間もかからないうちに大激怒させた」らしい。
一昨日、私も非常に不愉快な思いをさせられた。
世の中には、自分の思っている回答や対応が得られないと、全て相手が悪いと判断して、言いがかりをつける人がいる。
まさにそんな人間からの電話を受けたのである。
相手にするのも時間がもったいないので、早々に電話は切り上げたのだが・・・。
年に数人は、「私はお客(=神様)」的な態度のメールや電話があるが、そのたびに残念な気持ちだけが残ってしまう。
抗酸化溶液の凄さ・必要性を多くの人に知って欲しいが、全ての人に使ってもらいたいとは思っていない。
ましてや、自分本位な人間には尚更である。
私は、抗酸化工法に取り組んでいる施工会社、あるいは抗酸化溶液活用製品を使っているユーザーを“お客”という認識では見ていない。
抗酸化溶液を通じて、同じ喜びを分かち合える仲間だと思っている。
できれば、その仲間が喜び合い、その輪がどんどん大きくなることを願っている。
・・・と、前置きが長くなってしまったが、人工甘味料について書いていこう。
人工甘味料とは、食品に存在しない甘み成分を人工的に合成したものである。
人工甘味料が世界で初めて発見されたのは1878年で、砂糖の約300~400倍の甘みを持つ「サッカリン」である。
その後、1937年には、砂糖の約30倍の甘さを持つ人工甘味料「チクロ」が発見され、1945年には人工甘味料「ズルチン」が開発された。
日本で人工甘味料が広まったのは、戦後の食糧難の頃である。
当時、砂糖は大変貴重な品であり、製菓業界にとって、砂糖価格の変動は死活問題であった。
そこで、わずかな量でも十分な甘さが確保できる人工甘味料が使用されるようになってきた。
しかし、高度成長期に入ると、消費者は健康に関心を持ち始め、食品添加物への危険性を意識し始めた。
特に、「発ガン性がある」と言われるものには過剰に反応し、食品衛生法により「ズルチン」は1969年1月、「チクロ」は1970年、「サッカリン」は1973年11月に全面使用禁止となった。
その後、サッカリンだけは、使用制限が設けられるが再認可された。
では、現在はどのような人工甘味料があるのだろうか?
1966年に発見された「アスパルテーム」は砂糖の200倍の甘味。
1967年に発見された「アセスルファムカリウム」は砂糖の200倍の甘味。
1976年に発見された「スクラロース」は砂糖の600倍の甘味。
2002年に開発された「ネオテーム」は、なんと砂糖の7000倍から13000倍の甘味。
これらが現在日本でも使われている人工甘味料である。
もちろん、食品衛生法によって、食品添加物として認められている。
国が認めているから大丈夫?
果たして???
世の中にどのように受け取られているのか、「人工甘味料」でWeb検索してみた。
あれ?
思ったより手厳しいサイトが目に付く。
人工甘味料の甘い罠・・・
カロリーゼロの甘味料で肥満になる?・・・
人工甘味料の功罪・・・
疑惑の甘味料“アスパルテー”・・・
etc・・・
気になる方は検索して読んでみると面白いかも知れない。
次回、私はこれらのサイトとは少し違う観点で寄稿してみたいと思う。