皆さんはどのような新年を迎えているのだろうか?
私は、中学3年の娘が高校受験を控えていることもあり、珍しく、今年は大阪で新年を迎えた。
雪の降ることが滅多にない大阪だが、大晦日には、雪が舞っていた。
しかし、この正月3が日は、穏やかな天気が続いている。
ただ、近畿では、大晦日から元日にかけての雪で、京都では平地で10cm、山間部では50cmの積雪、滋賀県では南部で10cm程度、北部では30cm、兵庫では日本海側で40cm弱の積雪がり、帰省客の足に随分影響があった様である。
また、私の田舎の長崎の五島列島でも10cmを超える積雪があったようだ。
更に、大雪のため、山陰地方では3,900世帯、東北地方では9万4000世帯が、停電になり、暖房も使えない新年を迎えている。
このような天候になると、地球温暖化をやたらと叫んでいたメディアは、温暖化の“お”の字さえ口にしなくなる。
昨年も新潟で26年ぶりの大雪が降った。
その他、関東や東北でも例年にない積雪が観測された。
ここ数年、夏になると、「いつもの年より暑い」、冬になると、「いつもの年より寒い」と思う人が多いのでないだろうか?
当たり前のことである。
当ブログで何度も書いてきていることだが、自然界では、エネルギーをゼロにしようとする。
つまり、夏暑ければ暑い程、冬は寒くなる。
暑さへの振れ幅が大きければ大きい程、寒さへの振れ幅も大きくなるのである。
これも、全て人類の無計画な都市化に対するツケである。
河川を潰し、海岸線を埋め立てる。
本来、海風は河川に沿って流れる。
そして、気温の低い空気のかたまりは、河川周辺に流れ込み、周囲を冷やしていた。
しかし、海岸線を埋め立てることにより、潮流を変えてしまい、地球全体の温度を変えてしまったのである。
また、海岸線には高層の建物が建ち並び、本来、陸地を冷やすべく吹く、海風の進路さえも遮っているのである。
地球は自分自身でバランスをとるのであるから、“酷暑”、“酷寒”はうなずける話しである。
しかし、既に、都市化が進んだところでは、その都市化を破壊して自然に戻すしか方法はないのか?
いや、残念ながら、一旦、都市化したものを自然に戻すことは、100%無理である。
何度も繰り返すが、“創造は破壊でしかない”からである。
では、どうすればいいか?
答は簡単である。
アスファルトの道路を全て抗酸化使用にすれば、周りの酸化環境を変えてくれる。
アスファルトを抗酸化使用にするだけで、周囲に空気の流れを巻き起こし、バランスを整えてくれる。
ついでに、CO2も削減してあげようではないか・・・
これ以上、人類が無意味な開発を続けないことを切に願う・・・