東北地方太平洋沖地震から3週間が経過した。
地震が起きてすぐには、これほど日本全体が変わってしまうほどの惨状は想像もしなかった。
以下のリンクに、警察庁から発表された本日付の被害状況が掲載されている。
http://www.npa.go.jp.cache.yimg.jp/archive/keibi/biki/higaijokyo.pdf
死者:11,620人、行方不明者:16.464人、負傷者:2,877人・・・
全壊:45,921戸、半壊:8,632戸・・・
その他、道路損壊、橋梁被害、山崖崩れ・・・
この3週間、CGではないリアルな凄惨な映像を見せつけられてきた。
前回のブログの最後をこのように締めた。
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今、自分に何が出来るのか?
今、自分は何をすべきなのか?
考えるだけでなく、即、行動に移さなければいけない。
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如何だろう?
何か行動できただろうか?
募金・・・
救援物資の提供・・・
節電・・・・
現地に入ってのボランティア・・・
私自身は今やれることを全力で行っている。
しかし、この3週間で余りにも情けないものも見せつけられてきた。
地震の翌日に声高々と政党名を叫んで募金をしている政党。
どこの党とは言わないが、生活に密着していることを売り物にしながら、こんな災害でさえ、自身の党のアピールをする浅ましさ・・・
国会中継を見ていても同じである。
政権批判を繰り返し、被災地へ目は向いていない。
被災地のことを口にはしているが、この地震を利用して、政権奪取することにばかり気を取られている。
マスメディアも同じである。
政府の対応への批判を繰り返すだけで、何ら自分らが作り出そうとはしない。
プロ野球機構セ・リーグもしかりである。
自身の利益を最優先して、対応する大臣の時間を奪って、平気の平左である。
また、数千万円、数億の年俸をもらっている選手が、街頭で一般の方に、募金をお願いしている姿も如何かなと思う。
チェーンメールを利用して、利益を生み出そうとする出会い系サイトの業者・・・
チェーンメールを送って、人々が混乱するのを楽しむ愉快犯・・・
そんな中、募金箱の盗難も相次いでいる。
いったいこの国はどこへ向かっていくのだろう?
今、世界各国から宗教・民族・職業の枠を超えて、日本の復興に力を併せている。
私は、これが、本来、人間の有るべき姿だと考えている。
もしかしたら、人類全てが変化できる切欠になるかもしれまない。
えみなのパッケージには、次のような名前の由来を書いている。
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世界的には戦争、テロ、民族・宗教の対立があふれ、家庭では家庭内暴力、度を超えた夫婦げんか、学校や会社ではいじめ・・・と争いごとの耐えない現代社会ですが、“えみな”を使用する人には、憎しみの連鎖とは無縁の笑顔が満ちあふれた生活を送って欲しい。
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誰もが望む平和な世界を、実現できうる力を人類は持っているのである。
話は変わるが、福島原発の被災により、抗酸化溶液は放射能に効果はないのかという問い合わせが、数多く届いている。
これは、あくまで私見として捉えて欲しい。
私は、放射線が粒子である以上、抗酸化溶液は、放射線に対しても効果があるのではと考えている。
現に、放射線治療をする施設で、抗酸化工法によって、放射線量が3分の1以下になってしまったという報告が届いている。
しかし、公的なデータが無い現状で、「放射線に対して効果有り」という無責任なことを私が公言するわけにはいかない。
何故なら、私の出身は長崎県で、放射能による健康被害は一般の人よりも身に染みて理解しているからである。
福島近県では、農産物が風評被害で売れないという農家の嘆きを耳にする。
首都東京では、飲料水に対してパニックが起きている。
一民間レベルの会社が、これらの国・地方自治体に実験してみませんかと声をかけても、鼻で笑われるだけである。
もし、良ければ当ブログの読者の多くが、国や自身の自治体へ働きかけることにより何かが動くのであれば、行動に移してみては如何だろう?
私自身は、来週、被災地の県庁へ話に行ってくる。
そう言うわけで、まだ、しばらくお休みにさせてもらう。
自分の出来ることを行動に移そう!!