会田氏からの電話で急いで戻ってみると・・・
我々のテントの4つ位先に人だかりができている。
会田氏は、何かを慌てて書いていた。
覗き込むと・・・
“二酸化炭素 30%以上の削減 実現できています”
えみなのアピールシートの上に貼っているのが、その紙である。
ふむふむ・・・どうやらこのことを環境大臣にアピールするらしい。
係員とSPに伴われて、松本環境大臣がやってきた。
私は会田氏と大臣が談笑するシーンを撮影しようとポジショニングした。
@ ̄Д ̄@;)あら・・・?
カメラを構えた途端、大臣が去って行くではないか?
何故に・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
また、いつもの調子で、変なことを言ったのではと思いつつ・・・
私は慌てて、会田氏に「何を話したのさ?」と聞いてみる。
以下が、その時の会話を脚色なく再現する。
松:「ここは何をしているんですか?」
会:「二酸化炭素、30%以上の削減が実現できている会社です」
松:「ああ・・・そうですか」
大臣去る・・・。
会:「・・・」
まあ、これがその時の写真である!
実に、数秒で第一次接近遭遇は完結した。
まあ、大臣職はご多忙だから、仕方ない。
・・・て、そんなことあるかいヽ(*`Д´)ノ
その後の大臣が訪れるテントを見てみると、数分近く話しているではないか・・・|д゚)ノ⌒●~*
我々も、環境省主催だから、環境大臣が顔を出すということが単なるパフォーマンスと言うくらいは理解できている。
我々の考えとは全く違うが、二酸化炭素削減は地球レベルの問題になっているのではないか???
ましてや、民主党の初代総理大臣が、国連で二酸化炭素25%削減という大風呂敷を掲げ、世界中から賞賛(爆笑)を受けたのではなかっただろうか???
いくら環境大臣というポストが、小沢グループから与えられた腰掛けのポストであったとしても・・・。
菅首相が退陣するまでの残りわずかな在任期間としても・・・。
国会議員という肩書きがなくても、もう少し想像力を働かしてくれよ・・・。
いやいや・・・違ウヽ(´д`=´д`)ノ違ウ
我々が知らないだけで、きっと、この大臣は、知識レベルが高く、既に、二酸化炭素削減ができるノウハウをもっている上、これまでにも、誰もが認める素晴らしい功績をさぞや残しているに違いない。
私は、この一件から、我がテントに訪れる人全てに聞いてみた。
その数、300人超・・・
「現在の環境大臣は誰か知っていますか?」
皆はどのくらいの人が知っていたと思うだろう?
5割・・・?
3割・・・??
1割・・・???
いやいや・・・!
ただの一人も答えられなかった・・・。
名前を出してもおおかたの反応は・・・。
「誰それ?」
確かに、代々木公園では、福岡1区選出の票にもならない・・・。
いや、それとも、本当に二酸化炭素削減が実現できたら、環境税の導入ができない???
彼の信条は、“受けて忘れず、施して語らず”という仏教の教えらしい・・・
想像力のない政治家に民意を実現することはできやしない・・・
当ブログは、政治色を出すつもりはないのだが、現環境大臣を知ってほしくて、今回はありおのままを寄稿した。