「真実の口」250 農薬取締法⑧

国にとって、有機農法や無農薬農法が主流になり、国民が食に対して、安心感を持つと困ることがあるのか?

ちなみに・・・日本の農薬使用量はどの程度なのだろうか?

ずいぶん前に日本は世界一の農薬大国であるということだけは記憶しているのだが・・・。

ネット検索してみた。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0540.html

1991年以来、トップ爆走中( ̄□ ̄;)!!

狭い土地に大量の農薬を投与して、あるデータでは、年間65万トン、国民一人あたり約6kg/年の農薬を使用しているという・・・。

アメリカ産の作物は農薬まみれと煽っていたのはどうなったのだろう?

アメリカは日本の10分の1程度しか農薬を使用していないではないか???

お隣の韓国は2位だが、国を挙げて、減農薬に取り組んでいるため、年々減ってきている。

環境回復農法の広まるスピードが速いのもうなずける・・・(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

ただ、このデータにもからくりはある。

アメリカの農業の約半分を占める麦類は、もともと病害虫の発生が少なく農薬の必要性が高くない。

そのため、全栽培面積のなかで、農薬の使用量の少ない作物の占める割合が大くなり、全使用量を全栽培面積で割れば、当然、単位面積当たりの農薬使用量は少なる。

・・・とは言え、日本が多いのは間違いないのである。

そりゃ、これだけ農薬を使っているのだから、農家が創意工夫して、勝手に“有機農法”や“無農薬農法”をされると御上としては黙っておれないだろう・・・。

では、この農薬という“打ち出の小槌”で潤っているのはどこなのだろう???

農薬製造メーカー ←→ 農協 ←→ 族議員 ←→ 農水省

日本の食の安全は、“打ち出の小槌”の上に成り立っているようである。

えみなシリーズは、農薬どころか肥料も不要になってくる。

出る杭は打たれる( ̄ー ̄)ニヤリ

今回は農薬取締を取り上げて、農業の問題点を考えてみた。

実は、肥料に関しても、凄いからくりがある。

これは次の機会にでも寄稿する。