前回、東北4県の水産業及びその加工業等具体的な被害をあげてみた。
数字でみると、その甚大な被害が浮き彫りにされ、唖然としてしまう。
それでも、東北の水産業関係者は復興へ向けて、一歩一歩、歩み始めている。
農水省が、9月22日、東日本大震災で被災した漁業の再開状況を発表した。
http://www.maff.go.jp/j/tokei/census/fc/2008/pdf/g_zentai_110922.pdf
7月11日時点で、養殖業を含む漁業は6道県で35.5%しか再開できていない。
北海道で9割以上、茨城、千葉は7割前後が再開したものの、養殖業への被害が甚大だった岩手、宮城は再開が進まず、それぞれ16.4%、17.7%と低い水準のようだ。
再開できない理由については「漁船や漁具の確保ができない」との回答がもっとも多かったということである。
漁船や漁具を抗酸化処理できたらなあ・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
以前、渓流釣りが趣味の抗酸化の仲間が面白い実験を行った。
ルアーに抗酸化溶液入りラッカーを塗ったそうである。
キャスティング(投げ釣り)して、ゆっくりと巻き上げてみると、魚が反応して寄ってきたらしい。
自分の勘違いかと思い、何も処理していないルアーでやってみると、魚が寄ってこなかったらしい。
抗酸化の振動をより伝えやすい水の中であるから、私としては想定内のことなのだが、遊びの中に抗酸化を取り入れてくれていることが嬉しかった。
船底には、塗料を必ず塗る。
これは、防腐、防汚、そして生物の付着防止の意味がある。
船底に藻やフジツボなどの貝類が付着すると、エンジンの負担が増大し、スピードの低下や燃費が悪くなるなど、さまざまな問題を起こす原因になるからである。
以前は、有機錫が使われ、海洋生態系に多大な害を及ぼし、国際的な問題になったのだが、2001年10月の国際海事機構外交会議で、船舶の有害防汚方法の規則に関する国際条約が採択され、現在は使用されていない。
有機錫が使えなくなったため、メンテナンス回数が増え船主は、コストの面でも頭を痛めている。
もし、この塗料に抗酸化溶液を入れたらどうなるのだろう???
陸上では、塗装のメンテンナンス期間は2~3倍に伸びている・・・
燃費効率のUP も考えられる・・・
集魚効果も考えられる・・・
もちろん、環境浄化は言うまでもない・・・
ただ、一番問題なのは、生物の付着である。
こればかりは、実際に海の中で実験しなければいけないので、何とも言えない・・・
話は変わるが、湾内の瓦礫の撤去は、現在でも問題になっている。
ここに、8月26日に開かれた、第6回東日本大震災復興対策本部から発表された復興のための事業計画と工程表のとりまとめがある。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/kihonkeikaku/pdf/34kikaku_shiryo2_1_4.pdf
解りやすいように、水産関係だけを抜粋したものを見つけたので興味が有れば読んで欲しい。
工程表では・・・
漁港・・・23年末までに漁港内の瓦礫撤去等の応急復旧
漁場・・・23年秋から冬にかけて再開が可能な漁場等を優先して、瓦礫撤去を実施
養殖施設・・・23年度末までに養殖業再開希望者の概ね5割の養殖施設の整備を目標
大型定置網・・・23年9月末までに操業再開希望の概ね3割の整備を目標
これが、現状と比較すると、目標と現実の乖離に疑問符がいっぱいつく。
また、瓦礫に関して、環境省は5月16日に、「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理指針」を出している。
http://www.env.go.jp/jishin/attach/haiki_masterplan.pdf
復興にはスピードが大事だというのに、細かく分別して、リサイクルをしていこうという悠長なことを・・・
全てが机上、パソコンの中でしか考えないから、この程度なのは仕方がないのか???
まあ、廃棄物処理とリサイクルには、利権が絡んでいるが、環境省とタッグを組んで、震災が金儲けの道具にならないことを祈るばかりである