今回の寄稿で300回目を数える♪d(⌒〇⌒)b♪
お陰様で、出張先や、セミナー・展示会等で「ブログ読んでいますよ~」と声をかけていただくことが多い。
ともすれば、荒唐無稽な私の話を、飽きもせずに読んでいただき感謝の念が絶えない。
時折、「博学ですねぇ・・・」とか、「色んなことをご存知ですねぇ・・・」とかお声をかけていただくのだが・・・はてさて?
私は、バブル全盛期の証券会社に入社し、その後、縁あって外資系の生命保険会社へ誘われて、その後に会田氏と出会い、かれこれ10数年、抗酸化の仕事をしている。
今でこそ、“偉そうに”、建築から健康、医療、環境、農業、水産業、林業、科学、宇宙、物理、その他諸々について話しているが、抗酸化の仕事を始めたときは、何も解らなかったというのが正直なところである。
ただ、ひたすら会田氏と会って色々話しを聞たり、あるいは、会田氏がセミナーで話すことを録音して、繰り返し聞いたりしていた。
会田氏が「こんなこと起きるんだよねぇ」と言うことは、元来、天の邪鬼の私は、繰り返し実験・検証を行った。
書物もありとあらゆる分野の物を読みあさった。
しかし、残念ながら、抗酸化の引き起こす現象について答えを導いてくれるものには出会えなかった。
ただ、何年も抗酸化の仕事をしていくうちに、私なりの結論を導き出せた。
えっ・・・何かって?
そんな簡単に言って、簡単に理解できるようなものではない。
色んな人に、「抗酸化の原理を教えて欲しい」と言われる。
ただ、それを知って、どうなるのだろう(?)と常に思ってしまう。
原理を知ろうが、知らまいが目の前で起こる現象は、誰が行っても同じ結果を導き出すのである。
では、無邪気に使えば良いんじゃなかろうか?
使うだけで健康になり、使うだけで環境に貢献できるのだから・・・
一つだけヒントを言えば、あらゆる事象、あらゆる物は全てバランスの上に成り立っていると言うことである。
これで解ればよし、解らなくても楽しめばよし!
私は物事を考えるときに、このことをベースに出来るだけシンプルシンキングを心がけている。
そうすれば、色んな現象に如何に抗酸化が結びつき、結果としてどうなるかと言うことが見えてくる。
話は変わるが、先日、恐ろしいニュースを見た。
当ブログでも取り上げたが、タイが洪水により国土の3分の1が水没してしまって、大変なことになっている。
元々、下水設備が発達していない国のため、洪水と汚水が混ざり合い、町の至る所で悪臭を放っているというのである。
その対策として、EMをテニスボール大の団子にして、1㎡あたりに1個投入しているのである。
今までは、文字を伏せて寄稿していたのだが、今回はそれどころでないと感じ、あえて名前を出す。
EM菌は、1982年に琉球大学農学部比嘉照夫教授が、農業分野での土壌改良用として開発した乳酸菌、酵母、光合成細菌を主体とする微生物群で、農業、畜産、水産、環境浄化、土木建築など様々な分野に利用されて・・・いる(?)
20数年前、農業や自治体の生ゴミ処理等に各地で導入されたが、その当時から今に至るまで、そのまま使用を続けているということを、全くもって聞いたことがない。
答えは簡単である。
成果が出ないからである。
一時は、EMの強い影響力により、良い成果を得られることもあるのだが、残念ながら、時が経過するに従い、EMの強さにより、土・水・空気のバランスを崩してしまうのである。
EMは国内で成果を得られないため、海外へ向けて、盛んに活動しているようである。
韓国の農協にも入り込んでいる 。
事実を何も知らない外国の人は、日本の素晴らしい技術と思いこんで導入してしまうのだろう?
その結果は、土・水・空気のバランスを崩し、農作物や家畜ばかりでなく、人々の健康にさえ害を与えてしまう。
タイ全土にこれらを撒いてしまえば、数年後には、それこそ“死の町”になりかねない。
何とか食い止める方法は無いだろうか?
誰か知恵を貸して欲しい・・・