今日あたりから、仕事始めの方も多いのではないだろうか?
例年であれば、私も4日から動き出すのだが、昨年末、多忙を極めていたため、今年は5日からということにしている。
多忙を言い訳にするわけだが、昨年末、お歳暮を頂戴しながら、お返しも出来ず、また、早々の賀状を頂きながら、未だ、手つかずの状態でいることを、この場を借りてお詫びさせていただきたい。
さて、前回の続きだが・・・
ホームセンターで種とプランターを買ってきて、さあ、準備しようとして農協から持って帰った栄養剤を見て、「あっ!」と気づいた。
説明が全てハングル文字である・・・。
当然と言えば、当然なのだが・・・(苦笑)
まあ、1,000倍に薄めて使うということは聞いていたので、とりあえず、小分けして2種類の物を作った。
一つは栄養剤をそのまま入れた物。
もう一つは、栄養剤に××%の抗酸化溶液を添加した物。
そして、3種類のプランターに小松菜の種を植えて、いよいよ、実験開始である。
序でに、少し以前に、会田氏が作って送ってきていた、抗酸化溶液入りの土壌改良材も併せて、実験することにした。
向かって、左から水だけで育てるプランター(A)、栄養剤のみで育てるプランター(B)、抗酸化溶液入り栄養剤で育てるプランター(C)。
続いて、左が抗酸化溶液入りの土壌改良材なしのプランター(D)、右が抗酸化溶液入りの土壌改良材入りのプランター(E)。
A、B、Cはそれぞれの水、栄養剤及び抗酸化溶液入り栄養剤を一週間に1度与えた。
DとEは、“えみな”等を使わず、一週間に1度水だけで与えた。
実験開始が11月28日と時期が遅く、大阪も急な寒波に襲われ、寒い日が続いたためか、10日程度は何の変化もなかった。
2週間経って、ようやく、全てのプランターに芽が出だした。
写真で見ても解るとおり、大差はない。
そして、韓国へ行く直前の、12月20日、それぞれの違いを見るため、それぞれ抜いて比較してみた。
如何だろう?
一目瞭然ではないだろうか?
当然、1番左からA、B、Cの順番である。
Aは高くなっているが、茎も細く根も十分に張り切れていない。
BはAに比較すれば、茎が太く根も伸びている。
しかし、Cを見れば明らかのように、茎も十分に太く根も十分に伸びきっている。
私が、農家の方に、「上を見ずに土の中を見ろ」と言っていることが実証できているのではないだろうか?
最初は、根を張り、十分な栄養を摂れるようになると太い茎をとおり、全体へ栄養を運ぶのである。
続けて、DとEも比較してみよう。
これも明らかではないだろうか?
Dに比べて、Eは茎が伸びてはいないが、しっかりと根を張り、栄養を摂りいれる準備をしているのが解る。
そして、これが今日(1月4日)の写真である。
A・B・C、D・Eともに特に解説はいらないであろう。
そして、これらの実験結果を、昨年末の12月22日に●●農協でプレゼンしてきた。
その時の様子がこれなのだが・・・
今春から、早速、栄養剤の製造に入り、1年間かけて●●農協の組合員で実験し、その成果で韓国全土に広めることが決定した。
更に、その住宅で大丈夫?29で触れたのだが、このセラミックに抗酸化溶液を入れて、土壌改良材として利用するために、すでに、韓国で製造中である。
栄養剤と土壌改良材との2本立てで抗酸化農法を普及していこうと考えている。
これにあたり、●●農協では、製造工場も抗酸化工法で建て、環境回復サロンも十数床の予算を計上し、既に、決定事項となっているそうである。
日本と大きな違いだが・・・
日本生まれの抗酸化溶液や我々の考え方が、逆輸入されないようにしたいものである。