前回の続き・・・。
初めての救急車ということもあり、不謹慎ながらも、やや、興奮気味の私・・・♪((O(*・ω・*)O))♪ワクワク
救急隊員の指示で、ベッド(キャスター付き担架?)に横になった。
腰より上の部分は、リクライニングされて斜めに固定されていた。
以下、救急隊員と私のやりとりである。
救急隊員A(以下:救A):「名前と年齢は言えますか?」
私:「佐々田共一、48歳です。」
救B:「血圧と脈をとりますね~」
私:「はい」
救A:「症状は?」
私:「腰痛がひどくて、歩けない状況です。」
救A:「重いものを持ったり、ぶつけたりしましたか?」
私:「いいえ・・・。元々、腰痛持ちなんですが、先週、韓国に仕事で行っていて、車で毎日何時間も移動をして、腰を固定していたのが原因じゃないかと思います・・・?」
救A:「血圧が高いですが、普段から高いですか?」
言われて、計器を見ていると、そのときの血圧が、202-120を指していた。
私:「いいえ、多分、緊張しているからだと思います。」
私の心の声(以下:声):「何せ、小心者ですから・・・( ̄□ ̄;)アセアセ…..。」
救:「▽△病院へ電話しましたよね?」
声:「そんなことまで判るんだ・・・・。」
私:「はい。HPで、茨木市の救急病院の案内を見たら、電話して確認して下さいって、書いていましたから・・・。」
救:「掛かりつけですか?」
私:「いいえ。ただ、受け入れ出来ないと言われました。」
救:「判りました。では、受け入れ先を探します。」
ここからは、相手の声は聞こえないので、救急隊員の話した内容だけである。
救:「■■病院ですか?」
その病院名は、お医者さんガイド病院検索というHPで、曜日と時間を入れてヒットした唯一の病院だった。
病院(以下、病)「・・・。」
救:「腰痛で歩けない48歳・男性を緊急搬送したいのですが、受け入れ出来ますか?」
病:「・・・。」
救:「はい~っ!救急受け入れできるとなっているから連絡しているんですが?」
病:「・・・。」
救:「担当医不在で、受け入れ出来ないということですね?」
病:「・・・。」
救:「判りました。」
はは~、これが、噂の“たらい回し”という奴かと、得心していると、救急隊員が話しかけてきた。
救:「茨木市では、受け入れ出来ないようなので、高槻市で探してみます。」
私:「はい・・・。」
声:「テレビドラマであるように、サイレンを鳴らしながら、次から次へと、電話をかけつつ、病院を探すんじゃないんだ・・・。そりゃ、そうか・・・、下手したら、移動することにより、逆に遠くなる可能性があるもんなぁ・・・。」
携帯電話を車に忘れていた家内が、「車まで携帯電話を探しに行く時間ありますか?」と聞くと、「どうぞ。今から、受け入れ先を決めますので・・・。」と答えていた。
声:「そんなに、決まらないものなんだ???」
救A:「〇〇病院ですか?」
病:「・・・。」
救A:「腰痛で歩けない48歳・男性を緊急搬送したいのですが、受け入れ出来ますか?」
病:「・・・。」
救A:「担当医は現在いないが、もう少しで出勤するんですね。受け入れ出来ますか?」
病:「・・・。」
救A:「ご本人は、先週、韓国に仕事で行っていて、車で毎日何時間も移動をして、腰を固定していたのが原因じゃないかと言っています。」
病:「・・・。」
救A:「受け入れをお願いします。」
救A:「佐々田さん、〇〇病院へ行ったことありますか?」
私:「いいえ。」
救A:「では、佐々田さん、今から〇〇病院へ向かいます。ただ、担当医が、今はいないということなので、しばらく待ってもらうことになると思いますが、良いですか?」
私:「はい。お願いします。」
家内(以下:内):「私は乗ってた方が良いんでしょうか?それとも、車で付いて行った方が良いんでしょうか?」
救A:「この程度であれば、痛み止めの注射を打って、帰ってもらうことになると思いますが・・・。」
声:「おいおい、へらへら笑っちゃいるが、言うほど、楽じゃないんだぞ・・・(;¬∀¬)ハハハ…。」
内:「今みたいな状況では、帰ってきても、不自由なだけだと思うんですが・・・?」
救A:「入院されたいんですか?」
内:「いや・・・それは・・・。」
救A:「それは、病院で判断されると思いますので・・・。」
声:「それなら、勝手に、痛み止めの注射で帰ってもらうとか言うなよヽ(*`Д´)ノ」
私:「とりあえず、乗って行って、帰りはタクシーで良いやろう?」
内:「うん。」
救A:「では、良いですか?〇〇病院ヘ向かいます。」
救急車は、再び、サイレンを鳴らして発進した。
ご近所のみなさん、五月蠅くして、ごめんなさい・・・m(_ _)m。