前回の続き・・・。
個室に移った私だが、メールを作るのに無理な姿勢を取っていたためか、少し動くと、激しい痛みに襲われ、身動きが取れない状況になってしまった。
医師や看護師の話では、痛み止めがすぐに効いてくるような感じだったのに・・・。
私は、疑心暗鬼に陥って来た・・・。
声:「もしかしたら、骨や神経の問題ではなく、内臓から来る痛みではないだろうか???」
声:「内臓からだと、どんな病気になるんだろうか???」
不安になった私は、横になりつつ、タブレットで調べてみる。
泌尿器系疾患・・・尿腎・尿管:腎・尿管結石、腎盂腎炎、腫瘍。
消化器疾患・・・潰瘍、膵・肝・胆嚢炎症および腫瘍。
後腹膜疾患・・・後腹膜腫瘍、腸腰筋膿腫。
膵炎、膵臓癌・・・。
腫瘍の腰椎や骨盤への転移・・・。
声:「普段、皆には、健康のことを偉そうに講釈たれていて、自身が病気じゃ洒落にならないなあ・・・。」
声:「そう言えば、入院してから、尿の色が濃いような???」
声:「もしかしたら・・・、腎臓系・・・?」
声:「腎盂腎炎・・・(lll-ω-)ズーン。最悪・・・、腎臓癌・・・ガ—(((((∑(°Д° )))))—ン 」
不安が増す中、日勤と夜勤の交代の看護師がやって来た。
そして、いつも通りのやりとり・・・。
看:「痛みはどうですか?」
私:「余り変わらないです・・・。」
看:「一番痛かった時を10にしたら、今はいくつくらいの痛みですか?」
私:「7~8位ですかね???」
看:「血圧と体温を測りますね~。」
私:「はい・・・。」
看:「血圧が、157-92。体温は、36.8℃です。」
私:「・・・。」
すっかり、不安になっていた私は、看護師に尋ねてみた。
私:「先生の診察とかは、どうなるんでしょうか・・・?」
看:「連休なので、担当医が決まるのは、休み明けの火曜日になります。診察等は、担当医が決まってからですね~。」
私:「そうなんですかぁ・・・。」
声:「ん?・・・と言うことは、この微妙な状態が、後、2日は続くのか・・・?」
私は、普段、病気は脳で作られるということを言っている。
声:「いかん、いかん、これでは、自身で病気を作ってしまうではないか!」
声:「余り、気にかけず、ノンビリすることにしよう・・・!」
気分転換に、身体を拭くことにした。
暫くは、風呂にはいることが出来そうもないので、家内にアルモノを持ってきてもらっていた。
そう・・・、娘のお尻拭きである。
ウェットタイプのお尻拭きで、自分の身体を拭いていると、段々、情けなくなってきた・・・。
声:「俺はオードリーの春日か・・・ヽ(*`Д´)ノ」
暫くすると、夕食が運ばれてきた・・・。
侘びしい食事を終えると、また、することがない・・・。
仕方がないので、家内に持ってきてもらったDVDを見ることにした。
こんな事で、購入したが、なかなか見る機会が無くて、溜まりに溜まったDVDを見ることが出来るとは・・・。
次回へ・・・。