余談・・・PartⅡ。
入院ネタも長くなってきたので、他の話題を挟みながら進めていこうと思う。
以下に、書く話は全て実話である。
普段であれば、会社名等は伏せ文字を使うのだが、今回は、敢えて実名で寄稿する。
私の家の隣家が、外装工事をすることになった。
最初は、工事のお知らせという案内がポストに投函されていた。
家内には、塗料を使われたら適わないから、もし、挨拶に来たら、「私が、建設関係で塗装工事をするのなら、化学物質を消去する方法があるから、声をかけて欲しい」と伝えといてくれと、言っていた。
そのうち、挨拶に来るだろうと思い、放って置いた。私の留守中だが、工事の始まる1日前に、ようやく、施工業者が挨拶に来たらしい。
家内は、私の伝言を、業者に伝えたようである。
しかし、家内の話では、業者は、ピンときてなかったようである。
工事内容が気になったので、翌朝(工事初日)、現場に来ている人間に、声をかけてみた。
私:「すいません。外装は塗料とか使うんですか?」
業者:「私は、波板を外すだけなので、分からないです。」
私:「そうですか~。もし、塗料を使うのであれば、私も家族も化学物質に敏感なので、相談して欲しいのですが・・・。」
業:「そういうことであれば、本体の方に上げときます。」
私:「ありがとうございます。手を止めさせてすいませんでしたね~。」
その日、仕事を終えて帰ると、家内が、「隣の業者の人が来たよ」と声をかけてきた。
名刺を見ると、積和建設阪和株式会社とある。
言わずと知れた、あの“セキスイハウス”の施工部隊である。
家内がもらった名刺は1枚だけだが、女性と男性で来たらしい。
そして、主に話していたのは、名刺を渡さなかった女性の方らしい。
以下、家内とその女性のやりとりである。
女性:「明日から工事に入りますので、よろしくお願いします。」
家内:「塗料とか使われるんですか?」
女:「外壁を塗り替えますので、塗料も使います。」
家:「塗料の臭いや化学物質が気になるんですが・・・。」
女:「セキスイハウスなので大丈夫ですよ。」
家:「・・・(絶句)。」
女:「養生シートも張りますし、大丈夫ですよ。」
家:「揮発するんで、関係ないんじゃないですか?」
女:「セキスイハウスだから大丈夫です。」
家:「・・・(絶句第2弾)。」
女性だと思って、丸め込めるとでも思ったのだろうか(?)、呆れた話である。
家内も、抗酸化の仕事を手伝っており、一般の人よりは、遙かに知識を持っている。
家内は、何を言っても無駄だと思い、最後に、こう付け加えるだけにしたらしい。
家:「主人が建設関係の仕事をしているので、塗装工事をするのなら、化学物質を消去する資材があるから、それを使って欲しいと言ってました。」
女:「はあ~(沈黙)。取りあえず、明日から工事に入りますので、よろしくお願いします。」
このやりとりが、私との間で行われずに、この女性も命拾いをしたもんだ・・・。
家内に聞くと、その女性は、手と顔にアトピーの症状が出ていたらしい・・・。
多分、建築資材の影響なのだろうが、本人は原因すら分かっていないのだろう・・・?
私の家内は、エコットの抗酸化溶液活用製品の受注処理をしている。
その中に、感想を書いていただく欄を設けており、「アトピーが改善した・・・。」という多くのユーザーの声を目にしている。
その為か、余計に、その女性の言っていることが嘘っぽく聞こえたらしい。
次回へ・・・。