前回の続き・・・。
番組内の医師は、『寒冷アレルギーは、治療法が確立していない』と言っていた。
そこで、寒冷アレルギーに関して、ネットで色々と調べてみた。
しかし、残念ながら、これと言って、何らかに起因して発症したり、何らかの治療法で改善したという例が見あたらない・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
中には、以下のような驚きの診察及び治療法も見つけたりはした・・・。
『寒い冬の風にあたったところに蕁麻疹がでて、医者に行くと寒冷蕁麻疹だといわれました。そして、その医者は、普通は薬を飲むのだが、きっと治らないだろうから、鍼灸の先生に相談しろと言われ、鍼灸院を紹介されました。そこの鍼の先生に自律神経の調子が良くないから起きるといわれ自律神経を調整する治療を数ヶ月行い、その期間家では風呂上りに水浴びをしろと言われ、温まった体を急激に冷やすことを風呂に入るたび行っていました。はじめのうちは、水を浴びるたびに蕁麻疹が出ていたのですがいつの間にか出なくなり現在に至っています。』
随分、乱暴な治療法である・・・。
エイダンの場合は、間違いなく、死に至るであろう・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
前項でも書いたのだが、ジンマシンは、『何らかの刺激により、血管周辺からヒスタミンという”痒み”の原因となる物質が放出され発生』する。
現在の治療法は、このヒスタミンの作用を抑制する抗ヒスタミン剤の投与が有効な手段とされている。
抗ヒスタミン剤は、アトピーや花粉症等の治療にも広く使用されている。
しかし、ヒスタミンは、痒みの原因となる一方で、脳の神経伝達物質の一種でもあるようである。
集中力や作業効率、判断力が伴うときに、ヒスタミン神経が活発に働くのだそうだ。
その為、抗ヒスタミン薬は、脳にも作用してしまうため、服用後に眠気やだるさ、集中力の低下などを引き起こすという。
抗ヒスタミン薬によっては、2mgを服用しただけで、ウイスキーシングル3杯分(約90ml)と同程度の状態になるという実験結果も出ているらしい・・・。
つまり、抗ヒスタミン剤を投与して、更に、アルコールを飲んでしまうと、少量でも泥酔状態になりかねないということである。
専門家は、アルコールと同様の作用を持つ鎮静剤も、抗ヒスタミン薬とダブルで飲むのは危険であり、抗ヒスタミン薬が成分となっている睡眠改善薬も避けるべきと言っている。
ある大学教授の実験で、何も飲まない人、アルコール(80ml)を飲んだ人、抗ヒスタミン薬(30mg)を飲んだ人で比較するため、それぞれに時速112kmで自動車を走行し、ブレーキを踏むテストを行った。
何も飲んでいない人のブレーキを踏むまでの空走距離は1m以内だったのに対し、アルコールを飲んだ人は約6m、抗ヒスタミン薬を服用した人は約9mだった。
(´-ω-`)う~む
出来れば、抗ヒスタミン剤も避けたい物である。
温度差があると無理なのだから、環境回復サロンでも無理なのだろうか???
どうなのだろう???
通常、汗をかくのは、熱くなった身体を冷やすという体温調節のための、ごく自然な反応である。
しかし、環境回復サロンの場合は、その熱を身体の中に留めておこうとするかのごとく、入浴後はあまり汗をかかない。
もちろん、頭部は、脳を冷やさなければいけないので、汗をかくのだが・・・。
これが、酸化熱と還元熱の違いなのだろうが・・・。
この違いが、寒冷アレルギーにどう作用されるのかは、答えが出ないので、宿題ということになるのだろうか?
ただ、寒冷アレルギーに当てはまるのかどうかは分からないのだが、ジンマシンと自律神経の関わりに関しては、ネットでも散見される。
もし、自律神経のバランスを整えることで、ジンマシンに効果があるのであれば、抗酸化工法の家に住むことによって、解決の糸口はあるのかもしれない。
日本では、エイダンのような深刻な寒冷アレルギー患者はいない。
もし、エイダンのような状況の人に相談されるようなことがある前に、自分なりに効果的な対処法を見つけておきたいものである・・・。