前回の続き・・・。
前回、血管を若返らせる原因物質は、一酸化窒素(NO)であるということを明らかにした。
では、何故、NOは血管を柔らかくすることが出来るのだろう?
また、誰でもが血管内に存在するというNOは、どこで作られているのだろうか?
まず、NOは、動脈の一番内側の壁細胞で作られるらしい・・・。
そして、壁細胞からNOが分泌されると、その外側になる筋肉細胞に働きかかけ、筋肉細胞が大きく広がるという現象が生ずるらしい・・・。
更に、筋肉細胞は、大きくなるだけではなく、どんどんと薄くなっていく・・・。
つまり、筋肉細胞が大きくかつ薄くなるという現象が引き起こされるため、血管が柔らかくなるということらしい・・・(゚О゚)ホー
では、NOの分泌はどうすればよくなるのだろうか?
答えは、日頃の生活習慣で、NOをうまく分泌させることが出来るらしい・・・ヽ(゚∀゚ )ノ
キーワードは、“NOは日頃の運動量で分泌量が変わる”・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
運動かぁ・・・とため息を漏らした方も多いのではないだろうか?
何故、運動することにより、NOが分泌されるのだろう???
我々は、運動などで体を動かすと、より多くの酸素を必要とするようにできている。
激しい運動をして、呼吸が荒くなるという経験は、誰でもがしていると思う。
それと同時に、血管内の血流も増えていく。
それが、血管の内側の細胞が刺激され、NOが発生するということらしい・・・(゚О゚)ホー
では、いったいどのくらいの運動量が必要になるのか、気になるところだと思う。
そこで、前述の検査を受け、血管年齢が20歳も若かった主婦にインタビューしてみた。
Q.日頃、何か運動をしていますか?
A. 普段は、特に運動はしていない。
えっ・・・Σ(゚Д゚;エーッ!
何もしていない・・・(@・Д・@)??
中には、ホッとした人もいるのではないだろうか?
答えが、「毎日10kmジョギングしてます」とか、「毎日1km泳いでます」とかいうものであったなら、端から諦めてしまう人が多いのではないだろうか・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
では、彼女の場合は、特別な運動以外に、NOをより多く分泌することを、何かしているのだろうか?
あるいは、日常生活の中に、身体を動かすヒントがあるのだろうか???
そこで、番組では、彼女に一日密着して、どれだけ身体を動かしているのかを計測してみることにした。
比較対象として、NOの分泌量が少なかった主婦にも、協力してもらっていた。
解かりづらくなるので、NOの分泌量が多かった主婦をAさん、NOの分泌量が少なかった主婦をBさんと区別することにする。
因みに、Bさんも特別な運動はしていないという。
計測には、“加速度センサー”なるものが使われた。
声:「ドラえもんだったら、ファンファーレの後に、♪加速度センサー♪とか言いながら、紹介されそうなノリの装置だ・・・。」
この加速度センサーは、止まっている状態には反応せず、身体の動きを感知し、グラフが変化していくというものらしい・・・
これで、どれだけ動いたかが判るというのだ。
声:「雨上がり決死隊の宮迫さんの嫁に着けてみたいなぁ・・・」
この計測によって、驚きの結果が得られることとなった・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~