前回の続き・・・。
35歳にも関わらず、NO分泌年齢80歳代だった板倉さん・・・。
番組では、板倉さんの部屋で、実際に入浴してもらい、普段の入浴法をチェックすることになった。
入浴前に、口の中で深部体温を測る・・・36.6℃。
チェックポイント①・・・入浴温度は41℃。
チェックポイント②・・・肩までしっかり浸かる。
チェックポイント③・・・入浴時間は3分30秒。
(本人は10分位浸かっていたと思っていたらしいが、実際は3分30秒だった。)
頭と体を洗って、再度、湯船へ・・・。
その時、医師が湯船の温度を測ると、38.9℃だった。
チェックポイント④・・・入浴時間は1分50秒。
通常、男性の入浴はこの程度のものでなかろうか???
入浴後、深部体温を測る・・・37.2℃。
深部体温が何度上がれば、NO分泌量が増えるのだろうか???
果たして、板倉さんの入浴法は間違っているのだろうか?
医師が言うには、「40℃~41℃の温度に、10分間、肩までしっかり浸かる」と、深部体温が0.8℃~1.2℃位、上がるらしい・・・。
この入浴法が、医師が開発した、60℃の低温サウナに15分間入るのと、同等の効果があるという・・・(・0・。) ホホ-ッ
実際に、板倉さんに、この入浴法で検証をしてみた。
音楽をかけて、リラックスするというのもNO分泌効果を上げるという・・・。
音楽を聴きながら、風呂の温度が下がらないように、追い炊きをしつつ、肩までしっかり浸かり、約10分の入浴をしてみた。
検証結果は・・・。
深部体温が、入浴前は36.6℃だったのに対し、入浴後は37.5℃と0.9℃上昇していた。
検証3日目・・・。
入浴時に、名湯の香りがする入浴剤と露天風呂の雰囲気を味わえるCDで小鳥のさえずりを聴きながら、リラックス効果を更にあげてみた。
森林浴を思わせるような入浴は、リラックス効果を上げ、NOの分泌量を促すという・・・。
しかし、板倉さんの準備したCDは、鳥の奇声や動物の咆哮まであり、やりすぎると、逆にリラックスできないという代物だった・・・(笑)
医師の指示通り、1週間、入浴した板倉さん、果たして、NO分泌量は増えたのだろうか???
検証前のNO分泌量は“1.93”だったが、今回は、“2.20”と基準値の“2.15”をクリアできていた。
それだけではなく、10分測って入浴すると、いつまでもポカポカして、元来の冷え症が治ったというのである。
ここまで読んできて、あれ(?)と思った人は、実に鋭い・・・!
そう・・・(^-^)/
えみなで入浴するだけで、血管若返りが出来ていたのである・・・。
あれ?
「一酸化窒素だと、抗酸化効果で、酸素を引きはがして、効果が無くなるのでは・・・?」と思う人もいるかも知れない。
心配御無用・・・!
そもそも、“抗酸化溶液”のネーミングも他に適当な名前が無いので、“抗酸化溶液”と言い、“特殊酵素”という表現をしているだけである。
一般的には、酸化とは、対象とする物質が電子を失う化学反応のことで、具体的には、物質に酸素が化合する反応、あるいは、物質が水素を奪われる反応のことを言い、その逆のことを還元あるいは抗酸化と言う。
しかし、“抗酸化溶液”のもたらす現象は、その程度で解説できる現象ではない。
いきいきペールに入れるだけで、本来、酸化物である水(H2O)が、我々の身体に良い還元水に変わる。
見た目は何も変わっていないのに・・・。
では、NOはどうかと言うと・・・。
皆まで言わなくても、答えは想像つくと思う。
さあ、血管年齢に自信のない方も、自信のある方も、今日からえみなで入浴をして、様々な病気から、自身の身を守ろうではないか・・・(笑)